これからプログラマーを目指している方の中には、どうやってプログラミングを学習すればいいのかわからないと悩んでいる方も多いと思います。

そこで今回は、「反転授業」という、実践を中心とした学習方法をご紹介します。この学習方法は学習時間の増加や実践による学習の定着度の向上、学習進度の加速を実現できます。

特にプログラミングのように覚えることが多いスキルを習得する際にはとても効果的ですので是非ご参考にしてください。

どんなことを学ぶにあたっても「実践」が重要

どんなことを学ぶにあたっても、予習や復習は大切ですが最も重要なのは「実践」です。

なぜなら、どんなに書籍を読んだり講義を聞いたりして学習をしても、それはインプットにしかならず、「実践」をしてアウトプットを出さなければ本当にインプットしたことが体に身についているかどうか確認できないからです。

もし、学習したことを「実践」しなければ、いずれ学習したことを忘れてしまうリスクが大きく、学習の定着度は下がりますし、学習の新たな成果や結果、自身の成長につなげることができません。

そこで、インプットしたことをどんどん「実践」してアウトプットを出していくという学習スタイルが求められます。

予習/実践/復習のサイクルを繰り返す

理想的な学習は、「予習・実践・復習」の3つのプロセスを1:8:1の割合で行い、これをサイクルのように繰り返し行う方法です。

この学習は一般的に「反転授業」といわれており、アメリカ発祥の学習方法で、日本でも2012年ごろからいくつかの学校や大学の授業で導入されています。

具体的には次のようなステップを行います。(今回は、スクールで学習することを前提にご説明します。)

予習 1割

自宅で講義ビデオや書籍を使って予習し、授業に先立って知識の習得を済ませてしまう。

実践 8割

スクールでは講義の代わりに習得した知識を用いて「実践」を行う。たとえば、プログラミングを学習しているのなら、コーディングをする。

わからないところがあれば、その都度質問をする。

復習 1割

「実践」をしてみて、わからなかった部分をもう一度学習する。

そして、この学習サイクルを1日、1週間、1ヶ月で繰り返し行います。

「反転授業」の効果としては、アウトプットを中心として学習をすることで学習の定着度が上がることです。実際にアメリカの学校では、生徒の定着度が向上し、試験においても5%結果が伸びたという実績があります。

また、自分でできることは家で予習として済ませることで、スクールでは先生やメンターのサポートのもと「実践」に集中することができ、学習効率も上がるという効果もあります。

できるようになって初めて「理解できた」ことになる

先ほど述べましたが、インプットしただけでは「理解できた」とはいえず、得た知識や技術を自分の頭の中でかみ砕き、アウトプットすることで初めて「理解できた」といえます。

英語学習が代表例ですが、英語を学習する際、文法の参考書を読むだけでなく、実際に声に出したりノートに書いてみたりしないと学習が習得できません。

プログラミングも同様で、学習したことを実際にコードを書いてみることで初めて「理解できた」ことになり、書けば書くほど理解度が向上します。

そこで、アウトプットを出すことを中心とした「反転授業」を繰り返し行うことで、「理解度」を高めることができます。

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