当社の『GEEK JOB プログラミングキャンプ』では、参加している学生に対してフィードバックとインタビューを行っています。

今回は、1月末に参加し、これから就職活動を行うキャンプ生自信の強みをインタビューしました。

プログラミングは未経験だけれども、これからプログラマーとして就職することを考えている方は、ぜひご覧ください。

名前 W・S
年齢 23歳
前職 派遣アルバイト
プログラミング経験 ほとんどなし
参加時期 1月末
参加したきっかけ もともとWebサービスやゲームに関心があり、モノづくりの分野に興味を持ち、プログラマーへと転職したいと考えたため

プログラミングの引き出しが増えてくのが楽しい

campstudent

ー プログラミングをしていて楽しいときはどんなときですか?

解決するのが無理に思えるエラーとかハードルができて、それを解決するために、これとこれが必要だって考えて、技術とか勉強して、「こっちはこれがいいけど、こういう欠点もあるよな」みたいに比較して、吟味しているときですかね。毎回判断しているのが楽しいですね。

 

ー 選択肢というか、引き出しが広がっていくのが楽しいですか?

そうですね。ここにきて、もちろん広がっています。1つ単元が進むたびに応用ができるようになってきました。

例えば、昨日はAでしか解決できなくて、今日はBでもできるようになって、AでもBでもどちらも使えるようになっていくのが楽しいです。

 

想定外を想定し、起こりうる不具合を潰しておく

campstudent

ー キャンプ生と比べて「自分ここは結構できているな」と思えるものはありますか?

問題点がでてきたときに、理解できていない要素がいくつあるかを把握することができます。

あとは、そのときに「これが足りていないからです」と説明されたら、「じゃあ残りはこことここだな」みたいに、段取りをできることがひとよりできてると思います。

 

ー Wさんは、提出課題を見ていても、セキュリティ意識が非常に高いですね。パスワードを設定したり、不正なアクセスを防ごうとしたり、セキュリティ的なところを自分で考えて、自分で導入できています。
仕様になかった部分で、課題ではここまで堅固にする指定はしてないんですが、地味に見えても大切なところを実装できています。
セキュリティについて自分でも調べてるんですか?

いいえ。えーと、揚げ足を取るのが上手いんですよね(笑)

「こういうことされたら嫌だな」っていうのが誰にでもあると思うんですけど、それの積み重ねですね。「こうしたらこうなるな」っていうのをいくつも思いつけるんですよね。

例えば、ゲームでも「バグ」を使っていかに効率的にクリアするかとかやってしまうんですよね。で、ゲームが世に出されてから誰よりも早く発見して、お客様フォームとかで一番に報告したいって思ってるんです。

習慣として「想定されていないことを想定しようとする」という動作が、たぶんこの仕事には暗黙の仕様としてあるんだと解釈して、僕はこれから仕事したいです。

エンジニアとして、何らかのものを作るとするじゃないですか。そしたら、そういうことは言われなくてもやらなきゃいけないと思います。

 

ー それでいいと思います。やっても穴は開きますからね。

ですよね。僕もそう思います。

 

ー 後から穴に気付いたりもしますしね。完璧はなかなか難しいですけど、目指さなきゃいけないですよね。例えば、想定外の処理をされた場合でも、こちらが意図したエラーページにしたりするのも同じです。「404」を表示させないようにするみたいな。

たしかにそうですよね。想定されたものでも、想定外のものでもユーザーからしたら「エラーページ」であることに変わりはないですもんね。

しかも、「知ってる」ってだけじゃなくて、「じゃあ直そう」ってならなくちゃいけなですね。お客さんが気づくってことは、自分もわかるはずなので。

 

ー そういうことがお客さんからの「安心感」に繋がりますよね。「このひとに任せとけばなんとかなる」って思って貰えるのが大事で、その方がざっくり任せてもらえて楽ですよ。仕事も降ってきますしね。

そうですね。そう思われるのがいいですね。

 

ー「これをやりたいんです」っていったら、できるかできないかじゃなくて、どうしたらできるのかを考える人がいいですよね。一緒になってどうやったらいいかを考えられる人と仕事したら楽しいですよ。

僕は「相手が全部知っている気にならない」というのを大事にしています。「これは言われたことの2割しかできないだろう」と思っても、2割はできるということと、何故2割しかできないかということは伝えるようにしています。

 

「これは合っている」という前提も疑う

campstudent

ー ちなみに、ひとつの課題で躓いて進めない人もいると思うんですが、そういった人とWさんの違いは何だと思いますか?

「合っている」という前提を疑うか疑わないかの違いだと思います。僕はどんなときでも、合っていると思ったことも疑うようにしています。

「合っている根拠はどこにあるか教えてください」って訊くんですけど、大体間違っているんですよね(笑)

自分で確かめるときも、「自分はこう考えたからこう書いて、そもそも問題はこうで、教科書にはこう書いてあって・・・」みたいにやっていっています。1つひとつ段取りを踏んでやっていますね。

結構、感覚とか考え方とかを話すの好きなんですよね。あまり話す機会がないので。

 

ー 自分が正しいと思っていても、だいたい自分が間違ってるんですよね(笑)

プログラムは正しいところがいいですよね。プログラムじゃなくて、必ず自分が間違っているみたいな(笑)

 

ー 逆にいま自分が足りていないと思うところはどこですか?

どこまで考えるかっていう線引きが難しいですね、体力的な面でも時間的な面でも。具体的に決めたほうが良いと思うんですよね。

自分で解決したい問題は、やっぱり「自分で解決したさ」があるんですよ(笑)そいういう問題に限ってドツボにはまったりするんですよね。絶対どこかで諦めのサインを出さなきゃいけないと思うんですけど、まだできていないですね。

 

ー わかります(笑)それは、一気にやろうとしています?休憩を挟むと意外といけたりしますよ。

なるほど。いままで物理的な休憩は念頭に置いていなかったので、やりたいですね。

同じものしか見ていないと、アイデアは出てこないですよね。できるだけ違う物や環境に触れないと。

プログラマーとしてというより、人間としてですけど、長期的なペース配分が小学校の頃から全く身についていないんですよ。リソース配分みたいなところをもっとうまくなりたいです。

 

自分の目標に向かいながら、周りにいい影響を与えたい

campstudent

ー プログラミングキャンプに来て何か変わったことはありました?

ここにきてのいい影響の一つですけど、あまり人に気を遣いすぎることがなくなりました。

前はフリーターだったので、いいところの内定とったとか、就職浪人したとかだと、話しているうちに気まずい雰囲気になってしまうんですよね。

前は顔色をうかがってばっかりだったんですけど、ここではそういうのがないですね。他のひとのことを必要以上に気にしなくてよくて、周りとの優劣を気にしすぎると良くないと思うんですよね。

「自分が満足できるところまでやる。純粋にプログラミングができるようになりたい。」っていう気持ちでできるようになりました。

 

ー それでいうと、キャンプというよりWさん自身が、自分のやりたいことにちゃんと向き合えるようになっているってことですよね。競争があっても、諦めずに自分のなりたいことを目指して頑張れている人の方が成長できると思いますよ。

ここでは、距離感とか居心地がよくて。自分の目標に向かう中で、周りにいい影響を与えられるようになりたいですね。

 

ー 会社に入ったあとも、「本質を見失わない」ような姿勢が見えるような気がします。上司にどう褒められるかというより、どうお客さんに貢献するかっていうところをちゃんと抑えられるんじゃないですかね。

ありがとうございます。本質は見失わないようにがんばります。

 

ー Wさんは誰と一番仲いいですか?というか、まんべんなく仲いいですよね。

そうですね。ここ半月でかなりキャンプ生が増えたからですね。

実は入った当初は「自分のスキルを高めるだけだから他人は関係ない」って思っていたんですけど、最近はその考えを改めました。やっぱり、他人に教えた方が自分の勉強にもなるし、周りの人の理解も深まるし、いい循環がうまれるのかなって思います。

 

ー きっかけは人が増えてからですか?

そうですね。

でも、その前から気づいてて、かなり前に仲良くなって「こうだよねああだよね」って話すようになって、そのうち「ここがわからない」って話題になった時に、自分がわかるところは教えるようになったんですよね。そしたら組織としていい感じになったんです。

 

ー たぶんここで仲良くなった人は、何年後も繋がっていると思いますよ。

そうですよね。何年後かして、皆で「あのときは大変だったなあ」なんて飲みの席で話してみたいです (笑)。

プログラミングやってて良かったと思います。やっていて本当に楽しいです。

これからも引き続きよろしくお願いします。

 

 

ー こちらこそよろしくお願いします。そろそろ就職活動が始まりますのでさらに引き締めていきましょう。

はい、よろしくお願いします!

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