ホテルウーマンが未経験からプログラマーへ転職できた理由は「納期意識と誠実さ」
GEEK JOB編集部
GEEK JOBを卒業し、実際にエンジニアになった方のその後に迫る卒業生インタビュー。
今回は、GEEK JOBを卒業して塾講師から自社開発企業のエンジニアへ転職された菅野さんに登場していただきました!
卒業から約2年が経過し、すばらしい活躍をされている様子が伝わってきました!
GEEK JOBに入る前は塾の講師をしていました。
小中校全部教えている、普通の学習塾ですね。
実は、プログラミングにはもともと興味があって、Perl(パール)やRuby(ルビー)を勉強してはいました。
入学するきっかけになったのは塾の生徒の影響です。
当時教えていた小学生の中にプログラミングにハマっている子がいて、Javaについて熱弁されたんですよ(笑)
小学4年生ですね。
僕も少しプログラミングをやっていたので、その子も熱くなって色々話してくれるんですけど、正直わからないことが多かったんです。
むしろ教えてもらうみたいな感じになっていて(笑)
小学校でプログラミングが必修になると知っていたこともあり、これから世の中流れが変わっていくんだろうと感じました。
このままだと、子どもが当たり前に理解していることを自分がわからないという未来が来るんじゃないかと思い、自分もITをしっかり理解しないと駄目だなと。
それならまずはIT業界に技術者として入ってみようと思ったのが、GEEK JOBに参加したきっかけでした。
僕、ほとんど比較とかしてなくて(笑)
Javaを教えてくれて、自分のことをエンジニアにしてくれそうなところないかなって探したらGEEK JOBが出てきたので、そのまま応募しました。
無いわけではなかったです。年齢的にはギリギリだろうなとは思っていました。
ただ、そこで年齢が…と悩んでいればもっと遅くなってしまうので、始めるなら今だろうという気持ちでした。
なので、すぐ応募してすぐ説明会に行って、説明会の翌週にはもう参加してました(笑)
今はゼクウという会社に勤めていて、開発メインで関わっています。
ちょっと複雑なのですが、当社のパッケージを使ってくださっているお客様の会社の基幹システムを作り直すというプロジェクトに入っています。
基本的には社内で開発しているのですが、お客様との要件のすり合わせや調整をするところまで全部やっています。
そうですね。僕と同じ時期にもう1人入社していますし、その後もどんどん入ってきてます。
今社内にエンジニアが12名ほどいるんですが、そのうち5名はGEEK JOBの卒業生。派閥としては一番大きいですね(笑)
みなさん活躍されてますよ。
この記事ですね(笑)
記事内ではゆるい感じに書かれていますが、ほんとに活躍してますよ。
今後Rubyに切り替えていく予定なのですが、今は「ColdFusion(コールドフュージョン)」という言語を使っています。
日本ではほとんど使っている会社が無いんですけど…(笑)
メインはそれを使っています。
ただ僕はサーバーサイドからフロントエンドまで全部やっているので、JavaScriptも使いますし、HTML/CSSを書くこともあり、業務としてはフルスタックに近い形です。
あとは、僕ももう先輩になったので、4月に入ってきた新卒のメンバーや、後輩の教育にも関わっています。
実は、御社のグループ会社のサン・アスタリスクさんとも仕事をしていて、つい先日ハノイのオフィスまで行って一緒に働いていました。
最初は研修から入りました。社内で使っている言語を勉強するところから始まります。
研修の最後では、社内で使えるツールを自分たちで作ります。
僕はGEEK JOBから同期で入社した方と二人で社内のスケジュールと開発タスクを管理する作ったのですが、なかなか便利に作れたので今でもそれを使っています。
だいたいそこまでが1ヶ月前後で、そのあとに実際の業務に入りながら2、3ヶ月くらいかけて慣れていくという感じです。
そうですね。
1対1でつきっきり、というわけではないですが、基本的に社内なので周りの先輩はみんな気軽に質問できます。
今は僕も先輩の立場ですが、なんでも答えるので気軽に聞いてもらえればと思います。
みんなすごく優秀ですよ。
問題にぶつかっても、自分なりにどうしたら良いのかというのをちゃんと考えてから質問してくれますし、みんな勉強熱心。
質問されたら全部教えてあげたくなっちゃうんですけど、みなさん自分で解決する力があるので、ある程度教えてあとは自分で考えてもらうようにしています。
色々ありますよ。
社内はすごく仲が良くて、開発チーム以外も、営業メンバー含め社内の連携が非常に取りやすいです。
ゼクウ飯といってオフィスでご飯を炊いて食べたり、メンバーとご飯に行ったら補助が出たりと、コミュニケーションを促進する制度も揃っています。
オフィスも移転してすごく綺麗になりました。
書籍購入の補助や資格取得の報奨金など、自分のスキルアップを支援してくれる制度も充実してます。
あとは、代表の当摩との距離が近いのも魅力かなと思います。
僕らからの意見をすごく求めてくれる人です。
最近はプログラミングやインフラの勉強もしていて、僕らエンジニアの目線にもしっかり合わせてくれます。
そういうことをガンガンやる人なんですよ。
それに、すごく話しかけやすいです。
それも色々あります。
面接練習にすごく力を入れてやってくれたことは印象に残ってます。
厳しいことを言われて落ち込んだ時もあったんですけど、僕はそういうの言ってもらったほうが良いと思うタイプですし、言ってもらったことを改善していった結果内定を貰うこともできたので。
役に立った…とは少し違うかもしれませんが、GEEK JOBは毎日講義を受けるのではなくて、自分で学習を進めていくタイプだったので、自由度が高いところが好きでした。
納得行くまでカリキュラムを進めてもいいし、早く進んだら自分の好きなことを勉強しててもよかった。
そこが結果的に自分で学ぶ姿勢を伸ばしてくれたのかなと思います。
あとは、気の合う仲間が見つかったこともすごく大きかったですね。
たまたま4人意気投合して、今も集まってゲームを作ったりしているんですけど。
実はインフラに結構興味があります。特にネットワークが好きですね。
システムが動いたり、開発をする上でのベースになる部分ってすごく興味があります。
ちょうど先日までGEEK JOBが運営してるインフラの研修も受けてました(笑)
そういった、興味があることの研修を受けさせてくれるのもゼクウの魅力ですね。
プログラミングの勉強は、ただコードを書くだけなら覚えればできるようになります。
エンジニアになる上で大事なのは、いかに楽するか。
10行のコードで実現していた機能を、どうしたら1行で書けるのかを突き詰めることだと思っています。
これを実現するためには、アルゴリズムという考え方が必要になります。
GEEK JOBのカリキュラムでも最初の方にちょっと出てくるんですが、ここはすぐ読み飛ばしてしまわずにしっかり理解しておくと良いです。
気持ちの方でいうと、多分、未経験からエンジニアを目指すときってすごく不安だと思うんですよ。
プログラミング出来るかどうかもわからないし、エンジニアになった後やっていけるのかも不安だと思います。
でも、これができたら素敵だなとか、こんなふうになれたらいいなっていう期待もあるはずなんですね。
その期待と不安のバランスがすごく大事で、不安が無いと危機感がなくなるし、期待が無いと頑張れない。
このバランスを期待が7、不安が3くらいにしておくとすごくがんばりやすいんです。
どちらかだけに偏ってしまわずに、このバランスを保つようにすると学習も就職活動もうまくいくと思います。
こちらこそ、ありがとうございました!