SE(システムエンジニア)って具体的に何をするの?

なんとなくパソコンを触る仕事みたいだけどよく分からない。

そんなあなたのために、SE(システムエンジニア)の仕事内容や魅力、将来のキャリアプランをご紹介します。

SE(システムエンジニア)はシステムを考える仕事

SEの仕事はざっくり言うと、「どのようなシステムにするのか考える仕事」です。

家を建てるときで例えてみると、お客様の要望を聞いてどのような作りにするかを考えて、設計図を書くところまでが仕事になります。

システム開発の仕事の流れとSEの担当部分は次のようになっています。

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家づくりに例えながら、一つづつ細かく見ていきましょう。

ヒアリング

まずは、お客様から「どのようなシステムを作りたいのか」を聞き出すことから始まります。

「システムを使って何がしたいのか」「誰が使うのか」「予算はどれぐらい」など細かく聞いていきます。

聞き出した要望を元に後の工程が進んでいくので、ここでお客様の要望をいかにもれなく聞き出せるかは非常に重要です。

家づくりで例えると…
「ご家族4人で住む家をご希望のお客様だ。デザインのイメージやほしい設備、土地やご予算について詳しくお伺いしよう。」

要件定義

お客様の要望をどうやって実現するかを決めます。

ヒアリングで聞き出した情報を元に「どのような機能が必要なのか」「どれぐらいの性能にすればいいのか」を具体的にまとめます。

ここでシステム開発に必要な期間や費用も計算します。

家づくりで例えると…
「収納多め、広いキッチン、子供部屋2つか…ご予算内でどれぐらい設備を入れられるか考えてみよう。」

基本設計

要望を実現するシステムの基本的な作りを決めます。

「どんな機器を使うのか」、「どのような画面にするのか」、「作成されるデータの扱いはどうするのか」などを決めていきます。

家づくりで例えると…
「外観はシンプルモダンの2階建てだな。ウォークインクローゼットとオープンキッチンが設計の鍵だ。」

詳細設計

基本設計で決めた作りを、どのような技術や仕組みで実現するのかを決めます。

システムの構成やそれぞれの部分の機能やつながりを決め、プログラマーがプログラミングできるように細かく落とし込みます。

家づくりで例えると…
「よし、設計図を書くぞ。どの材料や設備を発注するかも決めないと。」

テスト

出来上がったシステムが設計した通りの動きをするのか確認する工程です。

あらゆるパターンを想定して膨大な数のテストを行い、不具合(バグ)が出たらプログラマーが修正します。

この工程はプログラマーが実施することもあります。

家づくりで例えると…
「ようやく完成したな。不具合がないかチェックだ。不具合はすぐに直し工事の依頼だ。」

SE(システムエンジニア)の3つの魅力

手に職を付けられる

システムの専門的な技術を身につけることでどの会社でもやっていける力をつけることが出来ます。

IT業界は慢性的な人手不足で、システムエンジニアの需要は今後ますます高まると予想されています。

たくさんの会社が欲しがる専門的なスキルを身につけられることはシステムエンジニアの大きな魅力の一つですね。

スケールの大きい仕事にも関われる

今の世の中はシステムなしでは成り立ちません。

銀行のATM、ICカード、電気のような生活に欠かせないものもシステムで動かしています。

こういった重要なシステムに関わることができるチャンスもあります。

自分が関わったシステムが身近に利用されているのを見るのはうれしいことですよね。

高収入も目指せる

厚生労働省の調査によると、SEの平均年収は547.1万円です。

全体の平均年収が454.3万円なので、SEの年収は比較的高い水準と言えますね。

(参照元:厚生労働省 賃金構造基本統計調査)

SE(システムエンジニア)に向いているのはこんな人

新しいものが好きな人

IT業界は次から次に新しい技術や手法が出てきます。

トレンドに敏感な人はこういった情報を積極的に調べて取り入れられるのでSEにぴったりです。

気配りができる人

システム開発ではお客様のニーズをいかに引き出せるかが大切です。

システムに詳しくないお客様も多いので、相手の目線に立って「何が必要なのか」を先回りして考えられることはとても大事です。

チームで動くのが好きな人

システム開発はお客様、会社の上司や先輩、協力会社など多くの関係者と協力して行います。

ですからSEは個人プレーが得意な人よりも集団プレーが得意な人に向いている仕事なのです。

将来のキャリアプラン

経験を積んで、PL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)と呼ばれるプロジェクトの管理者になる道が一般的です。

専門技術を高めて特定の領域のスペシャリストになる道もあります。

最近ではフリーランスとして独立し、自由な働き方を選ぶ人も増えています。

SE(システムエンジニア)になるには

SEになるために特別必要な資格はありません。

ですから未経験でも十分にSEを目指すことはできます。

そうはいっても未経験だとなかなか選考に通らないのも事実です。

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