ネットワークエンジニアとしての実務に携わって気づいたこと|未経験からインフラエンジニアへの転職
GEEK JOB編集部
初心者のプログラミング学習者に向けて、用語をわかりやすくご紹介します。今回は「配列とは」です。参考書などを片手に読むと、より理解が進むと思いますのでぜひご覧ください。
ー 今日はプログラミング始めてちょっと経つと出てくる配列っていう。これ一体何なんだろうなと思ったので、そこの点だけお伺いできればなと思います。
これまでって僕達は値を一つ一つ個別に扱ってたじゃないですか。それに対して配列っていうのはデータをまとめようっていう発想なんですね。
だから配列は何って聞かれたら、データのまとまりですっていう風に答えます。じゃあなんでデータをまとめるのかって事なんですけど、まとめるといい事があるんですね。
コンピュータってとにかく大量のデータを扱うんですよ。だからこれを順番に同じ処理をさせたいって時に、同じ処理をするデータ。これをまとめてしまう。
まとめたものが配列って事になります。
ー 例えば、イメージとしては出身地があった時に東京大阪名古屋京都があって、それを全部出身地っていうくくり一つでまとめるみたいなでいいんですかね。
そうですね。今まで変数って変数名っていう名前を付けられたと思うんですけど、同じように配列にも名前を付けることが出来て、今言ったように出身地という配列の中に北海道青森秋田岩手といった、47都道府県が全部入ってる。
例えばこれをホームページの画面に出したいっていったときに、0番目の北海道を出して1番目の青森県を出してっていう風に繰り返し全部を出させるっていう事が出来ます。
ー どうやってプログラミングでまとめるんですか?
データをまとめるって言った時に2つほど方法があるんですよ。1つは名前をつけて管理する。これは配列っていうよりは連想配列って言葉になるんですけど、名札を付けてる印象ですね。
それこそ変数を使って値を管理するっていう物に近いかもしれません。今回解説しようとしている配列っていうのは、要素を縦に縦に縦に順番にバーッと並べる。
あなたは0番目。次の人は1番目。次の次の人は2番目っていう風に並べていきます。これが配列っていう並べ方ですね。
ー その並べたデータをどうやって使うんですか?
使うときは要素番号って言って何番目のデータかっていうのを指定します。
例えばさっきの出身地の例で言ったら出身地の0番目のデータを表示してください。こうすると中に入っている北海道っていう値が出てきます。例えば繰り返しfor文はやったと思うんですけど、繰り返しを使って順番に1,2,3数字が増えてく。
こういう場合であれば配列の中身の0番目1番目2番目っていう物を順番に表示していくっていう事ができます。
ー 1個目は0なんですね。
そうなんですよ。for文とかを使った時に出てきたと思うんですけど、プログラムではよく0から物を考えるっていう事をやります。
ここは最初の人はなんとなく1から書き始めたくなるかと思うんですけど、深い事情があるといえばあるんですが、0から始めると思ってくれればと思います。
だから配列も僕達が呼ぶ時は0番目の要素、1番目の要素っていう風に0始まりで呼ぶ事が多いですね。
ー なるほど、分かりました。ということでデータをまとめるっていう意味でこの配列が使われると。
そうですね。
ー ありがとうございました。
ありがとうございました。