幼いころからインターネットの仕組みに興味を持ち、憧れのインフラエンジニアを目指していたKさん。

GEEK JOBでは、個人でなかなか触れることができない実機に触れトライ&エラーの経験を効果的に積めたそう。

技術面以外にもGEEK JOBで就職活動に役立った経験などをインタビューしました!

先の明るいインフラエンジニアへの興味

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 エンジニアやインフラエンジニアになりたいと思ったきっかけって何かありました?

私が元々パソコン系にすごく興味があったっていうのが大きいですね。

特にインフラエンジニアになりたいって思ったのは、明確な資格取得によってスキルアップが図れるっていう利点があったからですかね。

― 実際にインフラの事を学んでみてどうでした?

自分が幼いころから使っていたインターネットの仕組みや、身の回りに溢れてるネットワークやサーバーの仕組みっていうのに直接触れることによって、こういうふうに動いてるんだっていう知識欲が満たされましたね。

それと同時に、これからの可能性っていうのをすごく大きく感じました。特にクラウドサービスなんかは、今自分でも触ってみてますけど、これからどんどん広がっていくんじゃないかなと思ってます。

― インフラエンジニアの仕事について、興味が出たきっかけは何かありますか?

インフラエンジニアに限った話じゃないんですが、大学の授業でLinuxを使う機会がありまして。そこでツールに触れたことで興味を持ったっていうのはあります。エンジニアだったらこういう物を使うんだなって。

― 先ほどクラウドの話もあったんですけど、やっぱり一番興味持った技術っていうとクラウドですか?

そこもすごく興味があるんですけど、インフラの中で一番っていうとやっぱりインターネットなんですよね。どういうふうに個人まで情報を送受信できる仕組みを届けるかっていう技術にすごく工夫が感じられて。

日本だと結構対応に遅れがあったりだとかなんだとかってありますけど、なんでそういうふうになったのかなっていうのを知るのも結構楽しかったりします。

サーバー構築の実体験を通した自身の変化

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― GEEK JOBで学んだことで学習効果が高く感じられたことはありましたか?

やっぱり自分で疑問に思ったことをメンターさんに聞きに行くっていうのが一番効果的だったかなって思います。

それって当たり前じゃんとか大したことないよっていう人もいると思いますが、塾とか学校とかで教えられるような詰めこみ式の方式だと、そもそも自分で疑問に思わないんですよね。そうするとやっぱり自分の中に残る印象も薄くて。

自分で疑問に思ってから聞きに行くっていう形だと、なんでだろうって思う自分の感情面での動きがありますから、それに対する答えとしてメンターさんの回答が強く自分の中に残るんだと思います。

― 自分の中で効果的だった独自の学習方法はありましたか?

サーバー構築をしてトライ&エラーを繰り返したっていうところが大きいですね。

本での学習っていうのもそれなりに身に付くんですけど、どうしても実際に手を動かしてやる作業っていうのと、紙でしか入ってこない情報っていうのだと、今後使っていけるかどうかっていうのに違いがあると思います。

前者のほうが圧倒的に今後使っていけるテクニックになると思うので、一番はやっぱりトライ&エラー。やってみて上手くいかなかったらそれに対する解決策をインターネットで探してみる。

それでも見つからない場合は聞いてみるっていうのが一番効果的だったかなって思ってます。

― 触ってみないとわからないですよね。特にインフラとかネットワークとかだと正直機器も高くてなかなか買えないですから、実機を触ってみてこういう仕組みだったんだってわかる機会っていうのは重要ですよね。そのインフラ技術に触れたことで、ご自身が変化した部分はありますか?

興味を持つ幅が広がったのと、積極的に興味を持つようになったことですかね。

例えば、日経のITプロっていうニュース記事を登録して見るようになったり。これまではメールマガジンに登録しても全然読まないなんてことが多かったんです。

でも自分がインフラ技術に触れたことによって、この技術知ってるとか、この技術ってそういうふうに使われるんだって思うようになって。自分の中で関心が広がっていったので、自分から新しい情報を取りに行こうっていう姿勢になったのは大きな変化だと思います。

― そこは何がきっかけでそういうふうになったんですか?

やっぱり自分で実際にサーバーを構築してみたことが大きいですね。

あとは就職活動を通してだとか、自分がこの世界で働いていくんだっていう自覚がより強く意識できるようになってきたからっていう面があるのかもしれないですね。

就職活動に効果的だった経験

― 初心者の方や、何も知識がない方におすすめする書籍はありますか?

ネットワークエンジニアだったら『1週間でCCNAの基礎が学べる本』っていう書籍がおすすめです。私自身もネットワークの知識があまりなかったので、そういう方にも優しい本かなと。

パソコンについての知識は、自分でパソコンを組み立ててたり、大学の授業で色々やってたりしてたんで、それなりにあったんですよね。

なので初心者向けってわけじゃないかもしれないんですけど、LPICのレベル1の試験対策の本は、部品の役割から紹介されているので、改めて読んでみてわかりやすいなって思いましたよ。

― もしインフラエンジニアに興味があった場合、まずどんなことを勉強したほうがいいと思いました?

結構就職の面接とか色々受けてみてわかったんですが、圧倒的に必要とされてるのがサーバーエンジニアなんですね。

ネットワークエンジニアは必要とされてはいるんですけど、結構乱暴に言ってしまうとサーバーエンジニアでも少し勉強すればできることなんですよね。ネットワーク系って。

なので、ネットワークしかできないって人よりはサーバーもネットワークもできる人のほうがいいんだなと感じました。

そういう意味ではサーバーの勉強から入門するのがやっぱりいいのかなって、今は思ってますね。

まずは自分のパソコンがどういうふうに動いているのかを学んだり、それを知るために自分でパソコンを作ってみるとか。

最近はリサイクルショップとかでPCのジャンクパーツを売ってたりするんで、そういうの買ってきて、このパーツが一体何のパーツなのかっていうのを調べてみたりっていうのも結構役に立つんじゃないかなと思います。

― 就職活動についてお聞きしたいんですが、GEEK JOBを通じて就職活動をするときに効果的だったなって感じられたことはありました?

次々と面接が受けられたっていうのが一番効果的だったかなって思います。面接練習が結構数こなせたのかなって。

メンターさんとの面接練習っていうのは本格的に面接が始まるまでに合計で3回程度だったと思うんですけど、毎週全体で面接ロープレっていうのを開催してますし、そういう中で自分で考えたことを言葉にする実経験ができました。

自分がどのくらいのつもりで声を出したら相手に聞こえやすいのかっていうのも練習になります。そういう実際に相手と話す、誰かと話す場っていうのがすごく効果的だったかなって思います。

― 自分の中で気づきもあり、ブラッシュアップしていけたということですね。ちなみに一番最初の企業さんの面接の時は緊張しました?

やっぱり緊張しましたけど、十分に面接練習の回数がこなせていて準備もしっかりできていたので、すごく不安な状態の緊張というよりは適度な緊張という状態で臨めたのかなって思ってます。

― 適度な緊張状態に持っていくための準備はどういったことをされました?

準備としてはトークスクリプトの編集を通して自分の考えをまとめるっていうのが一番効果的だったかなと思います。

トークスクリプトで台本みたいに書くのがいいって言われてたんですけど、台本みたいに書くとやっぱり覚えなきゃいけなくなっちゃうんですよね。そうなると自然に言葉が出てこなくなっちゃうんですよ。

なのでトークスクリプトを書くとしても自己分析をした上でそれが本当に自分の思ってることなのかっていうのを自問自答してました。本当に思ってることだったらそこに書いてあって覚えてなくても口をついて出たりするんです。ちゃんと本心で思っている上で一回文字としてまとめたものだと、すらすらと綺麗な日本語で口から出てくるんでそれが良かったかなと思います。

自信を持てたことで培われた自己能力

― GEEK JOBに参加して伸びたと実感できる力って何かありました?

自分で解決策を調べる力ですね。今まではわからないことをそのままにしてしまうことが多かったんですね。めんどくさいやって思っちゃったりして。

GEEK JOBに来てからサーバー構築を通して、やろうと思えば自分でやりたいことができるんだっていう自信や手ごたえがしっかりつかめたんです。

それで今まではやりたいなって思ってもやり方がわからないってことが多かったんですが、ヒントから自分のやりたいことに対する解決策を得る力が身に付いたかなって思います。

― ジョブカレ(GEEK JOBで毎月実施している勉強会)はやってみてどうでしたか?

一対一の喋りは面接の練習とかもしてましたし、そんなに不安はないつもりだったんですけど、それなりに人がいると緊張しますね。

私の悪いところなんですが、学生時代からプレゼンに対して準備をするっていう習慣があまりつけられてなくて。それで今回も十分な準備できていたかっていうと微妙だったかなって思います。次あったら是非もう1回リベンジしたいなって思ってるぐらい(笑)

ただ、誰に向けてやるものなのかとか何を知って欲しくてやるものなのかっていうのはしっかりそこにポイントをあてて整理して資料を作れたんで、準備が的確だったかどうかっていう意味では良かったんじゃないかなって思ってます。

私自身ああいう形で発表するっていうのが高校生ぐらいが最後だったので、聞いてる人達に面白いなって思ってもらうようにするためにはどうしたらいいのかなって考えるきっかけになりましたね。

― なかなか人前で発表することってないですよね。どんどんキャリアアップしてキャリアステップすれば話すことも多くなってくると思います。是非練習も頑張ってください。質問は以上になります。

ありがとうございます。

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