これまでの経歴とエンジニアへのきっかけ

–GEEK JOBに来られる前のご経歴を教えてください!

池田:大学卒業と同時に国家試験に合格し、都内の病院で4年間勤務しました。

-何科とかって聞いても大丈夫ですか?

池田:リハビリ系です。事故や病気、脳梗塞の方とかもそうですし、骨折の方のリハビリもあったかなと。

-そうだったんですね。前職を働く上で大変だったことはありますか?

池田:医療職は、いろいろな専門知識を持った人が集まり、一緒に働くので、それぞれエビデンスが全く違っていて。それをお互い理解しあうということが大切でもあり大変だったかなって思います。

-医療職からエンジニアを目指されたということで、全くの異業種への挑戦かと思います。エンジニアを目指したきっかけを教えて頂いてもよろしいでしょうか?

池田:コロナ禍で仕事内容としてもそうですし、仕事以外の時間も制限があったので、自分の思い通りにならなくなって転職を考えました。
あとは、少し前職が緩いと言いますか、仕事が難なくこなせてしまう状況ではあったので。そういう意味でもう少し20代のうちに厳しい場に自分を置いてもいいんじゃないか、評価される場に自分の身を置いてもいいんじゃないかというので考えたのがきっかけです。

-ストイックにお仕事されたいといった感じなのですね。
緩い職場とお聞きしましたが、具体的に「良くない」と感じた点はどのあたりでしたか?

池田:どんなに仕事をしても給料が一切変わらないので、適した評価がもらえないというところです。また、そういった環境だと目標やモチベーションの維持というのがなかなか難しいと感じたのもあります。
あとは、仕事以外の時間が充実できていればそれでもよかったかなと思うんですけれども、コロナ禍で普段の行動制限というのが医療職であったりしたので。その辺でプライベートも仕事も充実が得られなくて、自分的にはどうなのかなと思ったのがきっかけです。

-なるほどです。働く環境や制度に不満がある上に、コロナ禍というものが転職のきっかけになったんですね。

初めてのプログラミング講座

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-GEEK JOBのプログラミング講座を受講されたと思います。他社さんでもエンジニア育成のプログラムはあるかと思いますが、その中でも弊社を見つけてくださったきっかけ、選んでくださったきっかけを教えて頂いてもよろしいでしょうか?

池田:他社様もいくつか検討しました。
学習が終わった後、いざエンジニアになる時に、転職までサポートしてもらえるかというのがひとつ基準になりました。
あとは期間として、仕事を辞めて取り組もうと思ったので、半年以上かかってしまうよりは短期間で転職まで行けた方がいいなというのもありました。
GEEKJOBは他社と比較して、転職までの期間が短かったというのが一番大きかったです。
また、学習時間が「毎日何時から何時」と決まっていなくて、自分で設定できるという点も自分に向いていると思いました。

-なるほどです。GEEK JOBのプログラミング講座を受けて頂いて、入学前と入学後の印象って変わりましたか?

池田:そんなに大きく変わったところはないと思います。
もっと自分自身で進めなきゃいけないかなと思ったら、意外とメンターの方が相談に乗ってくれました。そういう意味で、想像していたよりも親身に対応してくださったなと感じました。

-メンターからのサポートを受けつつ、プログラミング学習を始めて困ったことや躓いた事はありますか?

池田:学習の時点ではそんなにないかなと思います。
中間テストが終了するあたりから難しくなってくるので、自分で解決できないことが増えて行くなという時に、変に悩みすぎないで、早めに学習メンターの方に聞いたのが良かったと思います。
あんまり一人で長時間考えすぎたり、やる気が出ない時に、一人でやるというよりは質問や問題の意図をメンターの方に聞いたほうが、解決しやすかったりとかヒントが得られたりしたなというのは思います。

-そうですよね。ちなみに池田さんはプログラミング初挑戦だったんですか?

池田:そうですね。ちょっとアプリで遊んでいたぐらいで、ほぼ初めてです。

-先ほど、課題に取り組んだ最初のうちは特に問題がなかったとお聞きしましたが、単語の使い方とか、小さいことでも苦戦はなかったですか?

池田:そこはそんなに。内容と言うか、新しい用語ばかりというのは覚悟していたので。中間テストまではそんなに考え方も困らず、順にやっていけば大丈夫だったかなという印象でした。

-すごいですね!スムーズに進められてよかったです。

書類対策・面接対策

-プログラミング学習以外にも書類制作や面接対策というのもあったかと思うんですけれども、書類制作について何か思ったことはありますか?

池田:入学する前から少し書類制作をやらせてもらっていました。まだ自分がエンジニアとして働くイメージができていない時に作ったので、内容が大まかになりすぎたところを入学してから詰めることができました。そういう意味では自分が納得行くまで対応してもらえたかなと思います。

-具体的にメンターからはどんなアドバイスを頂きましたか?

池田:自分が思っていることをそのまま書くというよりは、企業様が何を求めているかなど、選考に進むために必要な書き方を教えて頂きました。その中で自分は何を書くべきか、何を企業様に伝えたいかなど、書類を書く際のヒントになりました。

-なるほどです。面接対策の方はいかがでしたか?

池田:面接は2回ほどロープレをさせて頂きました。面接自体そんなにしたことがなかったので、Web面接での注意点とかを聞けたのは良かったと思います。
ただ実際には、ロープレよりも企業の面接を通して慣れていった感じが強いかなと。

-練習よりも実戦で学んでいったんですね。
実践で学んだことは、具体的にどんなことがありましたか?

池田:ロープレの時はスラスラ言えたんですけれど、実際の選考になると深掘りされた時に言葉が出てこなかったりしたので。その辺は実践を積んで良かったなと思っています。

-企業様によって求める人物像やスキルというのは変わってきますよね。
そういったところを柔軟に合わせられるようになるには練習だと難しいので、実践で身につけて行ったという感じですかね。

池田:そうですね。あとは、2回だけのロープレよりは知らない人と面接をやるほうが良かったのかなと思います。結構ラフな感じでロープレをした気がするので。

-なるほどです。面接対策についてもう一つ質問なんですけど、面接対策動画というものもあったかと思います。そちらは見られましたか?

池田:はい、見ました。何を言おうか考える時に参考にしました。ロープレ前に全部見て、参考にさせてもらったところは結構あると思います。

-全部見て頂けたのですね!ありがとうございます。
話が前後するのですが、先ほど前職を辞めてからプログラミング学習に取り組んだということをお聞きしました。がっつり学習に取り組むってどうでしたか?

池田:むしろ働きながら学習を続ける方が大変かなという印象がありました。
元々、仕事以外の時間の充実というところは自分の中では大事にしたいなと思ったので。それで辞めてから学習をしようという決断に至りました。そういう意味では仕事をしながら学習するよりは、辞めてから切り替えて学習の方が、私にはイメージかなという風に思います。

-確かにそうですよね。現職と学習の両立ってかなり難しいですよね。
GEEK JOBは一人で進めていく形になりますが、一人で学習している時、不安とかってありましたか?

池田:そんなにないかなと思います。1日何回も学習メンターの方に質問していましたし、転職メンターの板倉さんにもほぼ毎日Slackで報告をしていました。
質問しづらいとかそういうことはなく、逆に何時に質問するからそれまでになるべく調べておこうみたいな感じで進めていました。

-スケジュール管理をして学習に取り組んでいたのですね。今後、仕事が始まる上でもすごく使えるスキルなので、その取り組み方はすごく良いと思います!

選考での苦労

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-面接対策、書類対策を経ていざ選考が始まった時に、気をつけたことはありますか?

池田:新卒の時にあまり面接をしたことがなかったので、まず面接に慣れるということを意識しました。
あとは自己分析も今まであまりしてこなかったので、学習よりも選考の方が自分的には大変な事が多かったかなと思います。
その際、転職メンターに相談したら「学習と両立するんじゃなくて、とりあえず面接や選考のことに切り替えて重視してもいいんじゃないか」という話をもらえたので、学習を一旦ストップして自己分析や企業の情報を調べるという方に切り替えて取り組みました。

-自己分析や企業の情報を調べるのは大事ですよね。
ちなみに自己分析ってどういうふうにやられましたか?

池田:それも転職メンターの方に聞いて取り組みました。
過去の事や自分の価値観を書き出したり。面接で技術面を聞かれることもあったんですど、それ以外の考え方を聞かれることの方が多くて。そういう時に深掘りする癖をつけて、自分がどういうことを考えているのか、自分の考えを口に出せるようにしていくのがいいかなと思って考えました。

-コロナ禍ということもあって、選考方法がオンラインの企業様が多かったかと思うんですけれど、実際のオンライン面接はいかがでしたか?

池田:照明や位置関係、接続がお互いにうまくいかない時や聞こえづらかったり、そういうのは大変だなと思いました。でも徐々に慣れていきました。

-Web面談あるあるですね。
対面での面接はありましたか?

池田:5回ぐらいはあったかと思います。

-対面の方はいかがでしたか?

池田:個人的には対面の方が良いと思いました。その人の空気感とかが分かるのと、企業に行くということが今まで経験がないので自分の楽しみにもなりました。どういう場で働くかというイメージもつくので、対面の方がいいなと思いました。

-会社の雰囲気とかは実際に行ってみないと分からないですもんね。
先ほど、選考を進める上で苦戦したことをお聞きしたんですけど、他に感じたことはありますか?

池田:あとは内定をもらうことや最終面接に行くことを目的に頑張っていたので、いざ内定が何個かもらえた時に、どういう基準で一個に絞るかと言うので結構悩みました。

-逆に選考でスムーズに行った事ってありますか?

池田:最初は11社ぐらい一次面接を受けさせて頂きました。始めの1、2週間は大変だったんですけど、あまり経験したことがない自分としてはそこでたくさん色々な企業の面接を受けれたのがよかったのかなと思います。そこで5社とかに絞ってあまり面接を受けないでいたら、自己分析や自分の価値観に気づくというのが難しかったと思うので。ちょっと頑張ってでも10社以上受けたのが良かったのかなと思います。

会社選びの軸と将来のビジョン

-企業選びの軸は持っていましたか?

池田:選考の時は業務内容や社風が合っているかどうか、あとはエンジニアとして働いたことがないので、トップの方の考え方に共感できるかということを大切にしていました。いざ内定をもらうとどこも良い所ばかりを見てしまって、悪いところが今度は逆に見えなくなってしまったので。そういうところで悩んだかなと思います。

-自ら自分の会社のデメリットは言わないですものね。

池田:面接で聞きました。逆にデメリットはどうかというのは。

-そうなんですね!企業様は何て答えられましたか?

池田:「会社自体まだ新しいから」とか「トップの人が変わったばっかりだから」とか、その企業によって色々教えてもらえたかなと思います。

-なるほどです。会社のデメリットは他社との比較材料にもなるので聞けて良かったですね!
内定承諾先の企業様に決めたきっかけを教えて頂いてもよろしいですか?

池田:内定をもらった5社のうち、3社くらいに絞ってずっと考ていました。
それぐらい他の辞退させて頂いた会社と比べてもそんなに差がないと言うか。どこも行きたいなというところだったので。結局は福利厚生面で選んだというのが大きいかなと思います。

-先ほどもプライベートの時間を大事にしたいとおっしゃっていたので、福利厚生は会社選びの軸になりますよね。福利厚生と言っても色々あるかと思うんですけれども、特に響いたものはありますか?

池田:家賃補助が出るところが少なかったので、そこは一個選んだ基準になるかなと思います。

-家賃補助は大きいですよね。
今後、池田さんがエンジニアとして働く将来のビジョンというのも教えて頂いてもよろしいですか。

池田:まだ入社していないのでちょっと何とも言えないところはあるんですけれども。成長スピードが速いと聞いたので、なるべく5年以内に色々経験できるといいかなという風に思っています。

-今回のプログラミング講座ではJavaを学ばれましたね。
他の言語も学んでみたいとか、そういうのもありますか?

池田:そうですね。JavaをやりたくてJavaを選んだというわけではないので。色々興味があるものに触れれる機会があったらやってみたいなと思います。

エンジニアを目指すみんなへ

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-GEEK JOBを使ってエンジニアを目指している方に、プログラミングの勉強方法や企業選びのコツ、書類・面接対策でやっておいた方がよいことなど、メッセージがあればお伺いしたいと思います。

池田:GEEKJOBは親身に相談に乗ってくれたり、質問しやすい環境が整っていると思います。
学習は主体的に進むけれど、主体的に質問もしていいと思うので、一人で迷わずに周りに頼ってやっていく方が良いと思います。
また、書類や面接対策では、自分がどういう企業に行きたいか、どういう仕事をしたいかなど自己分析を行うことが大切だと思います。
エンジニアで働いたことがなくてイメージがつかなかったり、そもそも企業で働いたことがないという人とかだとイメージが沸かないと思うので、そういう時は自分の価値観、自分がどうなりたいかなど、自分自身のことを深掘りした方がいいのかなと思います。

-本日はありがとうございました!入社してからも頑張ってください!!

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