エンジニア挑戦のきっかけ


-GEEK JOBに来る前のご経歴について伺ってもよろしいでしょうか? 

瀬下:新卒で建設会社の事務に入って、丸4年勤務しております。

-事務で働かれていたんですね。具体的なお仕事内容をお聞きしてもよろしいでしょうか?

瀬下:基本的に会社のデータの管理や経理補佐、あとは小さい会社なので代表のスケジュール管理もやっています。幅広い業務業務補佐を行っていました。

-なるほどです。今回エンジニアを目指されたということですが、プログラミングは全く初めてだったんですか?

瀬下:本当に初めてです。
HTMLやCSSは、プロゲートやドットインストールで若干見てはいたんですけれど、本当に初めてという感じです。

-エンジニアを目指したきっかけもお聞きしてもよろしいですか?

瀬下:きっかけは、今の会社に入ってから何回かホームページの改修を行っていて。作ってもらったホームページをいろいろな会社さんが改修していったために、エラーを起こすことが頻繁にあったんです。
その中で「エラーの修正を自分でどうにかできないのかな」と考えたり、業務の中でGoogleのGASを触る機会があった時に興味を持ち、エンジニアを目指そうと思いました。

-なるほどです。使っているシステムに不具合が発生して、それを自分の力で改善していきたいなと思ったのがきっかけという感じですかね。

瀬下:そうですね。エラーが多すぎて(笑)
エラーが起きた時に、相談できる人もあまりいなかったんです。いろんな会社さんが入っているのでたらい回しにされると言うか。自分で原因がわかったらすごく楽なのになという気持ちから、実際に自分でやれるようになりたいと思うようになりました。

-なるほど、そんな経緯があったんですね。ありがとうございます。

どのプログラミングスクールに入校するか

-今回GEEK JOBのプログラミング講座を受けてもらったと思います。
他社さんでもプログラミング講座はあると思うんですけど、うちを見つけたきっかけでしたり、決めたきっかけというのをお伺いしてもよろしいですか?

瀬下:最初にInstagramで無料プログラミングスクールがあるという投稿を見ました。
それはGEEK JOBさんではないんですが、そういう『無料スクール』の存在をそこで知って。
その後、ネットで「無料スクール」「プログラミング」というワードで調べて行った時にGEEK JOBさんを見つけたのがきっかけです。

選んだ理由は、できれば無料スクールでやりたいという気持ちがあったからですね。いくつか他社さんのスクールも見ていて、有料のところも考えてはいたんですけれども、正直結構高いな、と思いました。

無料スクールの説明会にいくつか参加して、その中でもGEEK JOBさんが勉強と転職までのスピード感が一番あるというのを感じました。前職を続けながら転職活動をしたいという気持ちがあったので、ダラダラしないように、スピード感があるスクールが自分に合っているのかなと。

あとは説明会で、転職メンターの方とお話したんですけれど、すごく話しやすくて「やりやすそうだな」「自分が楽しく続けられそうだな」と思い、GEEKJOBさんを選びました。

-なるほど、ありがとうございます。
スクールに通う前って、エンジニアとして働く将来像がきちんと見えているわけではないと思うので、その段階で大きな金額を払うのはちょっと勇気が必要ですよね。

瀬下:はい、そうなんです。記事を見ているとプログラミングは独学で学びましたという人も結構多いじゃないですか。独学でできなくはないことなんだなというのがどこか頭に残っているのもあって、有料のスクールはちょっと躊躇しました。

-そうですよね。話は変わりますが、瀬下さんについた転職メンター、学習メンターは実際いかがでしたか?

瀬下:すごくサポートを手厚くしてくださりました。
私の場合、自分に自信がなかったり、行き詰まってしまうことが多かったんです。
残業が多い状態でもあったので、仕事をしているとGEEK JOBさんと連絡がしっかり取れないこともあったり……。

でも、そういったところでも何回もサポートしてくださりました。
そのおかげで最後までやりきることができたと感じています。

-カリキュラムを最後までやり切れるかどうかって、どんなメンターが併走するかによってもだいぶ変わりますよね。

瀬下:そうなんですよ。
選考の時も、1日目の面接で結構メンタルをやられて、ぐったりしていたんです。
でも次の日も面接はあるし、どうしようかな…….みたいな。

そうしたら、急遽メンター面談を組んでくださり、どうしてうまくいかなかったのかを一から聞いて、だめだった個所を一個ずつ解消してくれました。面談のおかげで気持ちが軽くなって、次の日すっきりした気持ちで選考面接に挑めた。

そこからは一次面接が通るようになり、その後の選考もうまく進めるようになったので、すごく感謝しています。

-そんな裏話があったんですね!
先ほど、現職を続けながら勉強をやられていたとお聞きしたんですけれど、ハードだったのではないかと思います。

瀬下:結構大変でした。業界傾向的に残業が多いのは仕方がないとは思いつつ、定時で帰れることってほとんどなくて。
その中で勉強と就活を同時並行で進んで行っていたので、時間を取るのもそうなんですけれど、自分のメンタル的にもモチベーションを保っていくというのは割と難しかったなというのが正直なところではあります。

-そうですよね…土日も勉強されていましたよね。

瀬下:していました。実際は土曜日も仕事があったりするので、1日休み、日曜休みの時も「休みたい」と思いながらやっていましたね(笑)

ただ、他の受講生も現職と勉強を両立していると考えると「もっと頑張らなくちゃ」と奮い立ったところはありました。

-きっと終わりが見えるから頑張れるというか、「短期間だけ」と思えるから頑張れるというところもあるかもしれないですね。

瀬下:そうですね。「何月までにはスクールを卒業」というのがあるので。

あと、私は内定が取れるまで不安で、現職を辞めることを伝えずに転職面接も行っていたんです。
この状態って、面接を早く進めて内定を早くもらわないと辞めるって会社にも言えないような状態なんですよね。それもあってスピード感を持って最後までやれたというのもあります。

-そういう面で言うと、確かにスピード感をもってやるというのはすごく大事ですね。

瀬下:そうですね。もう少し選考の期間が長引いていたら、多分メンタルが保っていなかったんじゃないかなと思います。

-本当にそうですよね。そんなに現職が忙しかったらそうなりますね。

GEEKJOBの印象

-GEEK JOBに入学する前と後の印象って変わったことはありますか?

瀬下:最初は「無料」という所に不安がありました。オンラインで勉強や選考対策を行うので、放置と言うか、「自分で進めてくださいね」という方針だと思っていたんです。

でも、実際に入学してみたら、本当に細かいところまでサポートしてくれました。入学前はサポートも業務的で淡白な感じなのかなと思っていたんですけれど、全然そんなことなくて、一つ一つの問題に寄り添ってくれて、転職までしっかりサポートしてくれたというのが自分の中で印象が強いですね。

-なるほどです。
ちなみに、検索エンジンで無料スクールを検索すると、いくつかあるキーワードの中に
「無料プログラミングスクール やばい」みたいな記事もあると思うんですが、その辺りいかがでしたか?

瀬下:見ました。それもあって入る前は正直心配でしたね。たぶん、無料だから就職先はブラックな会社にどんどん詰め込まれていくんだろうな…みたいな印象がありました。

入学してから後悔するのは嫌なので、就職先の事例だけでなく、違約金などの下調べはかなり入念にやりましたね。
その中でも、GEEKJOBさんは下調べの段階でもあまり不信感は持たず、実際入ってみたら就職先もすごく良い会社さんをご紹介頂けたので、本当に良かったです。

-そう言ってもらえて嬉しいです。ありがとうございます。

初めてのJava

-先ほどHTMLやCSSは触ったことがあるとお聞きしたんですけれども、Javaを実際に触ってみて困ったことでしたり、つまずいたことはありますか?

瀬下:今までやっていたHTMLは指示したいことをコードに書くのが易しかったんですが、Javaに入った瞬間に考え方がちょっと難しいなというので最初は躓きました。

オブジェクト指向とか、資料のスライドを見ていても言葉が全然頭に入ってこなくて、イメージがなかなかつかないというか……。
勉強を進めて、つまずいて、前回のところに戻って、もう1回課題をやって、みたいなのは結構繰り返しやっていました。

あと、質問をするにせよ「どういう質問をしたらいいのか」ということも難しかったなと思います。

-「質問しようにも、自分が何を分からないのかも分からない」という状態ですよね。

瀬下:そうなんです。難しかったです。

-難しいと思いながらもプログラミング学習を進めたかと思いますが、勉強する時のモチベーション維持ってどういう風にされましたか?

瀬下:自分で書いたコードが実際に動いた時の達成感というのがモチベーションになっていました。
わからないところを検索し、調べて、自分なりに考えたコードを繋げてみる。うまくいくとすごく気持ちがいいですね。

あとは、以前わからなかったものが、徐々にわかってくるところにも自分の成長を感じ、モチベーション維持になっていたかと思います。

選考対策について

-書類制作や面接対策についてお伺いしたいと思います。
まず、書類制作についてはいかがでしたか?

瀬下:実は、文章を書くことに苦手意識を持っていたんです。
何をアピールしたら良いのか全然書けなくて。絞り出したものをメンターの方に提出し、色々修正してもらいました。

また、メンター面談もして頂いて「メンターから見て、私はこういうところが長所なんじゃないか」「こういう特徴がある」「こういう考えをしているんじゃないか」などアドバイスを頂けて、傍から見るとこう見えているんだな、と客観的に認識することができました。

文章の修正だけでなく、アドバイスもたくさん頂けて、メンターの方にはとても助けてもらいました。

-何を書けばいいのか分からないってありますよね。

瀬下:そこまでITの世界に詳しくないので、目標を文章で書くというのも難しくて。

今後の将来のビジョンを書く欄があったかと思うんですけれど、それも結構難しかったです。
その時も「こういう道があるよ」とロールモデルを教えて頂き、考えるヒントをもらえたなと思います。

-なるほどです。何を書くべきかわからなくても、自分で考えて、自分で答えを出すって大事ですよね。
面接対策の方はいかがでしたか?

瀬下:面接対策も何回かして頂きました。
答えじゃなくて、答えのヒントをくれて、自分で言いたいことを『考える』状況を作ってくださいました。その結果、話がちぐはぐにならずに相手に伝えられるようになった。
そういったところがすごくありがたかったなと思っています。

-そうですよね。他人から言われたことをそのまま言ってしまうと、どうしてもボロが出ると言うか、面接で突っ込まれた時に答えられなくなってしまうので。自分考えて、自分の言葉で答えるというのはすごく大事ですよね。
ちなみに自己分析はされましたか?

瀬下:しました。今までの経験を思い出すのが難しかったです。

事務職は営業職のような華々しい功績はないから、どういったところがアピールになるか…….そういったところを考えるのは結構難しかったです。

会社の人にも「私と仕事していてどこがいいところだと思いますか?」というような質問をしていました(笑)その時もらった内容をヒントにして自己分析を進めました。

-なるほどです。選考対策をする上で自己分析は重要なものだと思うので、難しくても取り組んだかいはあったのかな、と思います!

いざ選考へ

-選考はいかがでしたか?

瀬下:オンラインの面接は今回が初めてで、普段の業務でもオンラインはそこまで多く使わないので緊張していたんですけれど、意外にやってみたらやりやすいと感じました。

最初は何を意識したらいいかわからなかったので、不安も大きかったんですけれど、移動時間がないので考えることに専念できた点がやりやすいと感じた理由になります。

-なるほどです。大体の選考は最終面接が対面で、他がオンラインという感じでしょうか?

瀬下:そうですね。一次面接は大体オンラインで、二次と最終は対面でしたね。

-オンラインと対面、どちらが良かったですか?

瀬下:難しいですね。

最初は「絶対に対面の方が良い!」と思ったんですけど、対面だと面接が終わった後も気を遣わなくてはいけないじゃないですか。
オンラインだと、終わったら「ありがとうございました」で切って終わり。対面だと最後の最後まで気を抜けないというのがあって。

終わってみたら、オンラインの方が精神的にはやりやすかったのかなと思います。
でもオンラインは対面より表情が伝わりづらかったりもするので、そういったところはちょっと難しかったなと思いました。

選考を進んでいる時「ここは良かった」と思うところとか、スムーズに行った事ってありますか?

瀬下:先ほど少し触れたんですが、初日の面接がズタボロで……。面接した日にお断りのメールを頂きました。

「こう答えなきゃいけない」という意識が強くて、伝えたいことじゃないことを言ってしまったという感覚が自分でもあったんです。
それで「思ってもいないことを言ってしまった」という後悔で、初日は沈んでしまったことがありました。

でも、その日のメンターさんとの面談で「どう答えたらよかったのか」ということを一から掘り下げてもらいました。そこからは自分が言いたい事と言わなくてはいけない事の気持ちのズレが無くなり、言いたいことが言えるようになったなという感覚がすごくあります。

-なるほどです!失敗が後々ちゃんと活かされていますね!

瀬下:逆にあそこで失敗して良かったと思っています。

メンターさんに「会社から選考されるだけではなくて、こっちも会社を見極める場でもある」と言われたのが印象的で。
「こうじゃなきゃだめ」みたいな、自分が会社に100%合わせようとする意識を取り払うことができたのでいい経験でした。

会社選びの軸・今後のビジョン

-内定承諾をされた企業様は、もともと第一志望だったんですか?

瀬下:そうです。

-第一志望になったきっかけや、理由はありますか?

瀬下:元々どういう企業様を受けたいか、メンターさんに話をさせて頂いてました。その上で私の考えや思いを汲み取り、それに沿った企業様を候補として選んで下さいました。

私は大学の時に航空業界を学んでいたんですが、内定承諾をした企業様が航空業界のシステム系もやっているというので、事業内容にすごく興味を持ったんです。

-事業内容、仕事内容に興味があったという感じなんですね。
マッチした企業様から内定がもらえて、本当に良かった!
今後エンジニアとして働く上での将来のビジョンをお聞きしてもよろしいですか?

瀬下:目先の目標は一人前のエンジニアになることです。

そして将来的には、フロントエンドでもバックエンドでもコードをどんどん書いていけるようなスペシャリストになりたいと思っています。「これと言ったら私」と言ってもらえるような技術を身に着けたいです。

-その分野におけるスペシャリストになりたいということですね!
私個人の意見になるんですが、瀬下さんはコミュニケーション力が魅力的だとお見受けしたので、技術はもちろん、周りのエンジニアを巻きこんでプロジェクトを推進できるようなスペシャリストなれるのではないかと勝手に期待しております!

瀬下:そう言ってもらえて嬉しいです。
できることが増えていくと、自分にも自信がつきますし、楽しさも増しますよね!

-おっしゃる通りだと思います!
最後の質問になります。今後エンジニアを目指している方へ、応援のメッセージがあればお願いいたします。

瀬下:私は分からないことがあった時に「こんなことを聞いていいのかな」という気持ちが強くあって、アドバイザーさんに聞くことをためらうことが多かったです。「他の人は理解できているはずなのに私だけできていないのかな」みたいな感覚が強くて。

それで質問することを割と躊躇していたんですけど「質問して理解を深めることは悪いことじゃないな」とやっていてすごく思いました。

躊躇せずにどんどん質問して、一個ずつ解決していって、まずはGEEK JOBさんの勉強で基礎を固めてエンジニア、プログラマーとして頑張って行く準備をして行って頂ければなと。

本当に私もまだまだこれからですが、一緒に頑張りましょう!

貴重なご意見ありがとうございました!入社してからも頑張ってください!

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