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エンジニアとしての開発スキルを伸ばしていきたいと考えている方は、ハッカソンに参加してみてはいかがでしょうか。
アメリカ発祥のハッカソンは2013年ごろからIT業界を中心に広まり始め、近年ではITに限らず様々な領域において開催されています。
今回は、ハッカソンについての概要やメリット、そして実際に参加する場合におすすめするハッカソンの情報サイトをご紹介させていただきます。
目次
ハッカソン(Hackathon)とは、ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛け合わせてできた造語で、複数のエンジニアやデザイナー、プランナーが、1日から1週間程度の短期間でアイデアを出し合ったり、技術を持ち寄ったりしながらサービスやアプリケーションの開発を行うイベントです。
ハッカソンでは短時間でチームワークを築きながら、いかに自身の技術を最大限発揮できるかが勝負で、これはハッカソンの醍醐味でもあります。
ハッカソンの特徴としては、本来個人作業であるプログラミングなどを大人数でにぎやかに行うところです。従って、イベント感覚で楽しく開発にチャレンジすることができます。
また、ハッカソンでは様々な業種の方がその都度集まるので、まだ参加したことがない方や初心者の方でも安心して参加することができます。
ハッカソンは、小規模のものから全国で主催するような大規模のものまであり、主催者も企業やその協賛団体、大学や地方自治体など様々なので、開催目的が主催者や主催テーマによって様々です。
オープンな環境で、様々な人々が交流をしながら与えられた課題やテーマに立ち向かうことを目的としたハッカソンです。
このような目的のハッカソンでは、ITリテラシーのみならず、問題解決能力や立案能力などが求められます。
課題例:
「地方の余った土地を有効活用するための方法を考えよう!」
「身体障がい者の方々が安心して生活するためにはどうしたらよいか」等
主な主催者:企業、地方自治体
参照:農業×農業×IT マッチングワークショップを開催します – 青森県庁ホームページ
オープンの環境で、新開発の製品や技術等の有効活用を考えることを目的としたハッカソンです。
このような目的のハッカソンでは、技術力だけでなく、参加者とともに同じ目的で何かを作り上げることの大切さを理解することが求められます。
主な主催者:企業、協賛支援組織
新しいサービス、事業、プロダクトを創出することを目的としたハッカソンです
このような目的のハッカソンでは、立案能力や、実際に考えた新サービスの有効性が求められます。
主な主催者:企業、VC・Tche系メディア
社員研修や採用活動の一部として、社内または社外の人材交流の促進を目的としたハッカソンです。
このような目的のハッカソンでは、短時間で良いチームワークを築き上げながらアイデアをアウトプットに落とし込む能力を求められます。
事例:
yahooが社内向けのハックイベントを社外の一般の科方や他企業の社員を招いて行うopen hack day
主な主催者:企業、学校
参考:Open Hack Day Japan 2 – ヤフー主催の開発コンテスト、2/15~16の24時間ぶっ通しでやっちゃいます! #openhackday
ハッカソンにあなたが参加することで得られるメリットは下記の3つです。
ハッカソンでは基本的に自由に、自身が中心となってチームメイトとアイデアを出し合います。
短期間でアイデアや企画を考え出すことを求められるため、通常業務の範疇を超えた企画立案能力を身に付けることができます。
与えられた課題に対し短時間(24時間前後)で最適な解を出すために、今までの自分の経験を捻出する必要があるため、自身の技術力を試すトレーニングにすることができます。
また普段よりも圧倒的なハイスピード企画を発想し詰めていく、短時間でのプログラミングなど、通常業務のレベルを超えた技術が求められます。
ハッカソンに参加することで自身の技術レベルを試し、さらに伸ばしていくことが可能です。
ハッカソンには自分とは違う業種の人々が多く集まるので、人脈の幅を広げることができます。
また異業種の人々とチームを組むことで、自分とは異なる新しい考え方や視点を知ることができるので、スキルの幅が広がります。
個人での開発では決して得ることができない経験なので、ハッカソンに参加した際には異業種の人々との交流もしっかりと深めておきましょう。
実際にハッカソンに参加したい場合、下記で紹介する情報サイトから自分にあったハッカソンを見つけましょう。
情報サイトでは、全国各地のハッカソン情報が収集されているので、日程やテーマ、地域などから興味のあるハッカソンを探すことができます。
首都圏で行われる有名企業主催のハッカソンを中心に、最新の開催情報が一覧で紹介されているサイトです。
開催日時や開催場所、開催内容などがシンプルでわかりやすく掲載されています。
また、メルマガ登録をすると、最新イベント情報が随時メールで受け取ることができます。
全国のハッカソンの最新開催情報が一覧で紹介されているサイトです。
開催日時や開催場所、開催内容などがわかりやすく掲載されていて、さらに参加定員と現状の参加人数をがリアルタイムで表示されているので、自分が参加できるハッカソンを見つけやすいです。
また、ハッカソン以外にもエンジニア向けの勉強会やイベントの開催情報が紹介されているので、IT勉強会などに興味のある方にはとてもおすすめです。
全国のハッカソン開催情報をテーマ別に検索することができるサイトです。
過去に行われたハッカソンの様子がレポートされているので、実際にハッカソンに参加する前に興味のあるハッカソンの様子を知ることができます。
学生を対象としたハッカソンの開催情報なども一緒に紹介されているので、学生の方には便利です。
いかがでしたでしょうか。
ハッカソンは普段とは違う環境で自身の技術能力を試すことができ、自身のスキルアップにつながる貴重な経験の場です。
また、技術を鍛えるだけでなく、様々な人々に出会うきっかけにもなります。
ハッカソンに参加した経験のない方は、ぜひ一度参加してみてください。