プログラマー未経験者が採用される背景とは｜未経験からプログラマーとして就職するために必要なこと

今回は、GEEK JOBの転職メンターに「プログラマー未経験者でも採用される背景」を伺ってきました。

本当に自分でも採用されるのかな？と考えている方はぜひご覧ください。

■伺った転職メンター

職務経歴書の書き方や自己分析のコツ等、転職準備のフォローに定評あり。 なかなか面接が通らない、自分の強みが分からない等と感じたら、相談してみよう！

IT業界は他業界よりも人不足

ー 最近は、プログラミングをほとんどやってこなかったとか、全くパソコン苦手だよみたいな人でもプログラマーとして働いてみたいっていう人が結構増えたっていう印象があって、本当に未経験の方でもプログラマーとして就職できるのかっていうのが今日聞ければなと思います。

かしこまりました。よろしくお願いします。

実際に、実務経験がなくてもこれからプログラミングを始めようという方でも転職就職っていうのは可能です。

その理由は大きく分けて2つあるんですけども、1つは採用市場的に人手不足がとても強い業界。

なので簡単に言ってしまえば、需要があるって事なんですね。

2つ目の理由が、プログラミングスキルっていう専門職なので、もちろん大切なんですけれども、それよりも「はたらき方」が求められている。っていう大きく2つの要因があって、可能かなと思っております。

ー 市場的に人手不足っていうのは今どんな状況なんですか？

とある企業の調査によるとっていう話になるんですけども、そもそも全体で49.1%の企業さんはそもそも社員が足りませんと言っています。

その中でも業種別に分けて見た時に、情報サービス業っていう所、分類で言うと、70.9%。7割超える企業さんが人手が足りませんと言っている状況ですね。

他にも求人っていう視点で見た時にも、2017年の11月、先月の求人倍率なんですが、業種別で見た時にIT通信が6.24で断トツに高かったです。

なので他の業種よりも人手不足っていうのが言えると思います。

ー 他の業種だと全体を調べてみると大体2.46倍。で6.24。すごい量ですね。

プログラミングスキルよりも「はたらき方」が求められる

ー 次にプログラミングよりも「はたらき方」が求められている、これってどういう事なんですか？

入社後の伸びしろがあるかどうかっていうのを見ているという点と、働き続けられるかっていう視点で採用が行われていますよっていう事が言えると思います。

もちろん専門職なので、実際の業務にあたる前だったりとか、プロジェクトが始まった後に沢山の専門スキルを身に付ける必要あるんですけども、どちらかというとその身に付ける努力ができるかどうか、身に付ける姿勢があるかっていうのを重視して見ています。

そもそも働き続けられるかってどうかっていう所に関して言うと、どの仕事もそうですよね。

プログラマーも例外じゃないと思うんですけど、仕事って楽しい事もあれば辛い事もあるじゃないですか。

その辛い事、大変な事にぶちあたった時に、どう乗り越えられるか。投げ出さないかっていう所を採用担当者は見てるんですね。

なのでこの2つを一番重視しているという形になります。

ー とは言いつつもプログラマーとして働く上でプログラミングができてないと、採用されないんじゃないかなってやっぱ思っちゃうんですよね。そういう所はどうですか？

それで言うとですね、もちろん転職する前からプログラミングをある程度やった方がもちろん良いです。何故かと言うとやった事ない人よりもやった事あって目指しますって言ったほうがエピソード強いですからね。

ー それはじゃあ働き始めてから学ぶっていうのでも大丈夫なんですか？

そうですね、企業様にもよりけりなんですけども、OKという企業さんが増え始めています。

ー 結構意外ですね。とても参考になりました！ありがとうございます。