【内定者インタビュー】「面接対策が今後働く上での教訓になった」｜フィリピン渡航からエンジニアへ

グローバルな経歴

-GEEK JOBに来る前のご経歴を教えて頂いてもよろしいでしょうか？

I：現在23歳で直近は北海道のスキー場で働いていました。

経歴としては高校卒業後に大学浪人生活を1年経験。結果大学進学は出来なかったのですが、人生のキャリアなどを考えた際、大学受験でずっと勉強してきた英語を極めたいと思いフィリピンに留学決意し、資金作りで6ヶ月ほどホテル勤務を経験しています。

その後留学はできたのですが、新型コロナウィルスの影響で渡航直後にすぐロックダウンが始まってしまい、元々3ヶ月の予定だったんですけれどもそのまま1年半ほどフィリピンに滞在していました。

ちょうど昨年の12月に帰国することができまして、12月から今年の4月まで北海道のスキー場で勤務していた形です。

4月からは転職活動に専念するために東京の方に移住し、現在に至っております。

-海外に行かれていたご経歴があるんですね！
帰国してからはスキー場で働かれたとのことですが、フィリピンと日本の働き方のギャップはどうでしたか？

I：そうですね。北海道のホテルに関して言うと、外国人が集まるエリアで働いていたので、お客さんも従業員も多国籍の方が多くて。あまり差は感じなかったです。

でも、やっぱり働き方はフィリピンの方がゆるやかですね(笑)お金の扱い方とか、フィリピンの方ではお釣りの額が違ったりするのはよくあることだったので。日本ではそういったことはないので、カルチャーショックを受けましたね(笑)

-お釣りの間違いが普通に起きてるのは面白いですね！日本はお釣りに限らず、お金関係は厳しいですもんね。

GEEK JOBでプログラミングに挑戦

-エンジニアを目指すのは初めての挑戦だったんですか？

I：そうですね。フィリピンに行った時も、エンジニアは目指していませんでした。

ただ、フィリピンに行く前に、自営業でパソコン一つで働いている方と出会って。プログラミングを身に着けると、パソコン一つあれば色々なところで働けるということを知りました。その時は「エンジニアになろう」とは考えていなかったんですけど、コロナになって、外国に行けなくなって「これからどうしよう」と思った時に、そのプログラミングを思い出したんです。

最初はプロゲートっていう無料のサイトでプログラミングをやっていたんですけど、結構楽しくて。
より実践的なものを身につけようと、色々探しているうちにGEEK JOBさんに出会ったという感じです。

-なるほどです。
GEEK JOBに入学する前と入学後の印象で変わったことはありますか？

I：そうですね。転職メンターの方が、面白い方が多かったことは驚きました。

ITやエンジニアというと「少しお堅い」「ずっとパソコンに向かっている」というイメージを持っていたんですけど、実際はすごく柔らかい雰囲気を感じました。

あまりエンジニアっぽさを感じなかったところが良いギャップだったなと捉えています。

–フランクにお話ができたようでよかったです（笑）

I：はい。フランクな方がこちらも話しやすかったので。
心を開いて学習や選考対策、特に面接練習は出来たと思います。

-なるほどです。
プログラミングは以前少し触られていたとのことですが、学習面で困ったことや躓いたことはありますか？

I：そうですね。中間テストまでは本当にスムーズに進む事が出来ました。

その後のクラス、オブジェクト指向あたりの抽象的概念が掴みづらかったです。でも、実践の具体例をいろいろやっていくと、なんとなくイメージを掴めてきたので、実際に手を動かしたことが一番良かったと思います。

-他の候補者様も「中間テストが終わったあたりから急に難しくなった」とおっしゃる方がすごく多いです。

I：漠然としているイメージなので。やっぱりイメージがすごく掴みづらいのはあると思います。

-なるほどです。
難しい問題に直面した時、どうやって乗り越えましたか？

I：トランプゲームのブラックジャックを作る課題が一番大変だったので、ひとつひとつ技術メンターの方に確認してもらって、一個一個エラーが出ているか出ていないかを確認しました。

エラーの原因を判明することが必要ですし、その後の対策も考える。
二段階で処理していくということは大変でしたが、着実に前に進むために必要な工程だったと思っています。

-なるほどです！ありがとうございます！

教訓になった選考対策

-転職準備について、書類対策と面接対策があったかと思うんですけれど、そちらの方はいかがでしたか？

I：選考対策が「GEEK JOBさんに入って本当に良かった」と思う部分です。

面接対策では、実際に模擬面接みたいな形でやるんですけれど、いかに今までの過去を振り返っていないか、自己分析できていないかということを把握できた瞬間でした。

面接だけじゃなくて、これから働く上でも「自分が何でこの仕事をしているのか」と振り返る力を身につけられたかなと思います。手厚く選考対策をしていただいて、本当にGEEK JOBさんに入って良かったなと思います。

-ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。
具体的にどういったアドバイスがありましたか？

I：普段のトークだと問題はないのですが、面接となると話せなくなってしまうタイプで。

面接の前に、メンターさんと自己分析をする機会を作ってもらいました。言葉に詰まった時、やっぱりその原因は自己分析ができていないことだったので。例えば「なぜ海外に行ったのか、理由を言語化するというトレーニングをした方がいいよ」とアドバイスをもらったので、それを実践したらスムーズに話すことができました。

-やっぱり対策って大事ですね。

I：そうですね。本番の面接も楽勝ではないですけれど、おそらくメンターさんとやった面接が1番難しかった(笑)

-結構スパルタというか（笑）

I：そうですね（笑）でも模擬面接でやったことがほとんどそのまま本番の面接で聞かれたので。
おかげでスムーズに話すことができました。

いざ選考へ

-実際の面接について、オンラインがやはり多かったのでしょうか？

I：6社受けたんですけど、最終選考以外は6社中5社がオンライン面接でした。すごく多い印象です。

-オンラインと対面ではやっぱり違いましたか？

I：全然違いますね。やっぱり何と言うか、対面は緊張感を五感で感じます。
汗の量も全然違いますし。一番の違いはやっぱり緊張感だと思います。

-そうですよね。オンラインだと話してはいるんですけれど、目の前の相手はパソコンですものね。

I：オンラインの方が自分としては喋りやすかったと言うか、気を張らずに喋れた感じはあります。

-なるほどです。対面ではいかがでしたか？

I：対面は最終選考で行う企業様が多かったので、難しい質問もありました。
具体的には「今後の日本について不安などはありますか」みたいな質問が。模擬面接ではそんな質問はなかったので。
パッと思いついて話したのは、北海道の土地を結構中国に買われているのでまずいなというのと、丁度トレンドであったドル高ですね。
浅くしか語れなかったんですけど、そこが窮地に立たされたというか難しい部分ではありますね。

-そんな質問があったんですね！

I：会社によっても特徴はあると思います。内定承諾をさせていただいたところは質問の内容が技術寄りっぽい印象がありました。
例えば「オブジェクト指向を勉強するにあたってどういうふうに学んだか」みたいな質問だったり。

-そうだったんですね。技術的な質問だと、返答に迷われなかったですか？

I：なかなか馴染みがなかったんですけれど、事前に学習を振り返ることで結構説明ができたと思います。例えばブラックジャックを例に出して、オブジェクト指向で考えていくとすごく効率的だなと思った、みたいなことを語れたので。

-すごいですね！ちゃんと学習内容を理解していないと答えられないと思います！

企業選びの軸と将来のビジョン

-内定承諾した企業様は第一志望だったんですか？

I：第一志望です。スタートアップの企業で従業員も4名しかいないんですけど、求人票に「経営に携われるコアメンバーを募集します」と書いてありまして。

「ビジネス」とか「運営」という言葉にピンと来て、自分も携わってみたいという思いで内定承諾先の企業様を選びました。あとは、航空系システムの開発というのが他の企業様にはなかったので、それも決めた理由の一つにあります。

-なるほどです。
今後エンジニアとして働く上で、将来こうなりたいなというビジョンはありますか？

I：入社してから3年は未経験ということもありすごく大変だと思うので、そこでは全てを吸収するような勢いでがむしゃらに頑張っていきたいと思います。

もし経営の方に携われるならば、新しい情報を得られるように色んなアンテナを常に張っていきたいと思います。

-では最後の質問になります。
これからエンジニアを目指している方にメッセージがあればお願い致します！

I：勉強に関して言うと、分からなかったところは、積極的に分かるまで調べる。プログラミングをやっていく中で、知らない言葉や分からないことがたくさん出てくるので。変数とかはおそらく高校の数学でなんとなくイメージができていると思いますが、オブジェクト指向って言われると、何なんだみたいな。

自分の場合は、本だと分かりにくい部分があったので、ネットの分かりやすい説明で最初は理解していました。あと、一番大事なのは履歴書や職務経歴書の添削と、面接の練習を何回も何回も重ねるということです。
転職メンターの方がすごく面白くて経験豊富な人が多いので、もしGEEK JOBさんを検討しているのであれば、本当にお勧めだと思います。

-ありがとうございます！本日の質問は以上で終わらせて頂きたいと思います。
今後も頑張ってください！！