エンジニアへのきっかけ

-GEEK JOBに来る前のご経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか?

影山:GEEK JOBに来る前は、新卒入社した施工管理の会社で1年8ヶ月勤めました。業務としてはCADや設計のソフトを使った現場管理や設計図の作成等です。

もともとITに触れる機会があり、だんだんとIT業界に興味を持ち始めて転職したいと思うようになって。
退職して独学をしていく中でインフラエンジニアという仕事を知り、目指すようになりました。

-なるほどです。先ほどインフラエンジニアを目指すようになったとお聞きしたんですけれど、なぜ目指すようになったのかお聞きしてもよろしいですか?

影山:元々生活の基盤に関わるITの仕事に携わりたいという気持ちがあって、まずITのことを広く知るために、Iパスや基本情報の勉強を独学で進めていたんです。
勉強していく中で、私たちが普段何気なく使っているアプリの裏側にはサーバーがあることを知り、そこからインフラエンジニアはサーバーやクラウドの構築といった、人々の利用するサービスを底から支える役割の仕事だと知ったんです。

そこから改めて「やはり自分は縁の下の力持ちみたいな仕事がしたいな」とインフラエンジニアを目指し始めました。

-なるほどです!「縁の下の力持ちになりたい」ってすごく良いですね!
アプリ開発には興味なかったのですか?

影山:ゲームやアプリケーションは、小さい頃から触っていてすごく身近なものでした。それがそもそもIT業界を目指したきっかけにはなってくるんですけれども。

でも、やはり自分の就活軸は「人々の生活を根底から支えていきたい」という想いなので。前職に就職したのも社会インフラに関わる仕事だったからなんですが、じゃあITインフラにシフトするとなった時にどんな職種がマッチするかというと、アプリ開発よりはインフラエンジニアの領域なんじゃないかと思ったんです。

 

 

初めてのインフラ技術

-GEEKJOBでは何を学ばれましたか?

影山:サーバー構築をやっていました。
主にvirtualbox等の仮想マシンで仮想サーバーを建て、Linuxをインストールしてコマンド演習を行ったりしました。
また、仮想サーバーにlamp環境をインストールし、そこで各種設定を行ったり、iptablesにてファイアウォールの設定を行うなど社内向けWebサーバーを構築していくという課題をやりました。

-GEEK JOBの入学前の印象と入学後の印象で変わったことはありますか?

影山:最初はGEEK JOBのイメージって「塾」のような、入って授業をやって、宿題みたいな感じで教えられるという受動的な学習のイメージがありました。でも、実際に入ってみると自己学習のスタイルを重んじられているなと感じましたね。

課題に対して分からないことやつまずいたことがあった時に答えだけを教えてもらうのではなく、自分で考える癖がつくためのヒントをもらうというスタイルでした。成長の機会みたいなものを与えていただいたように思います。

-『成長の機会』と感じて下さっていて嬉しいです!実際につまずいた事ってありましたか?

影山:コマンドはコマンド通りに打てば機能するんですけれど、ソフトをインストールしていくときにエラーが起こってしまうとか。エラーがなぜ起きているのか最初は分からないので、原因を突き止めることが大変だと感じました。

-なるほどです。つまずいた時、具体的にメンターはどんなサポートがありましたか?

影山:例えばどういうコマンドを使えばいいかわからなくなったら、「最初はこういう調べ方をしてみて、こういう機能のコマンドを見つけて、こういうことをやって欲しい」とアドバイスいただきました。

また、課題内容がそもそも理解できていない可能性があるときは、まずヒアリングをしていただいて、何をすべきなのかを的確に整理していただいたりもしました。その上でアプローチ方法を教えていただきました。

特につまずきやすいところでは、事前にこういうものがあるよという概念的な説明もしていただきました。
あくまで自分自身で調べて課題に向かっていく姿勢は崩さず、つまづきにくくならないように道を開いてくれる、そんな認識です。

-メンターのサポートは活かされましたか?

影山:はい、活かされましたね。
就職してからもわからないことってあると思うし、今からわからないことを自分で調べて自発的にやっていくという癖をつけれたのは一番重要なスキルが身につけられたなと思っています。

-すごくいいですね!!自発的に調べて仕事をこなすことってすごく大事だと思います。

影山:そうですよね。あ、でも状況によっては臨機応変に対応していただきました。

自分の場合、求人がたくさん出る4月から夏にかけてのタイミングで転職活動をスタートするように学習を間に合わせたかったんです。でも、日常でやらなければならないこともいくつかあって、学習がスケジュールに追いつかないこともありました。
なので、時にはメンターの方からのアドバイスも抽象的なヒントではなく、具体的なヒントを言っていただいたりもしました。

この個別に学習アドバイスをカスタマイズしてくれるというのがとても良いと思っています。

話が広がってしまうんですけど、学習だけじゃなくて、転職活動の仕方も候補者に合わせて柔軟に対応してくれました。
基本的には転職活動と学習を並行する形が推奨されているんですが、自分は転職活動を始めてからはほぼ学習カリキュラムをストップして就活一本でやらせてもらいました。

こちらの状況に合わせて臨機応変に対応してもらえて、候補者の転職成功を一番に考えてやってくれているんだなと感じられましたね。

 

 

苦戦した選考対策

-転職活動のサポートでは転職書類対策と面接対策がありましたが、いかがでしたか?

影山:職務経歴書や履歴書の作成はGEEK JOBに参加してから1週目2週目ぐらいである程度企業様にお送りする形に仕上げることができました。

面接対策では「面接で企業様からよく質問される内容」を20個ぐらいまとめていただいて内容をあらかじめ準備しておくことができます。メンターの方にもどう答えたら良いか相談にのっていただけるので、柔軟に対応できる受け答えを一緒に考えていくことができたと思います。

-面接の傾向をまとめてもらえたのは助かりますね!
履歴書や職務経歴書を書く時に困ったことはありましたか?

影山:履歴書、職務経歴書を書く時、どういう風に書いていいかわからないということはありました。
最初は自分なり作って、その後ビデオ通話でメンターの方からアドバイスをいただきました。

変えた方がいい部分と変えなくていい部分、内容を加えた方がいい部分など、しっかりそこで見ていただいて完成に近づけていくという感じです。

-なるほどです。面接の練習はいかがでしたか?

影山:面接の練習はたくさんしていただきました。多分、他の候補者の中でも多くしてもらったんじゃないかなと思っています(笑)

コミュニケーションは不得意ではないと思うんですが、自分は砕けた感じで話してしまうことが多くて。
前職でも砕けた感じで話すシチュエーションが多かったので、「致します」とか「承りました」みたいな喋り方は慣れてなかったのはありますね。
かしこまった面接という場で話すことは慣れていなかったので、そういう練習ができる機会があったことはすごく良いと思いました。

あと、最初はビデオ通話の面接ってよく分からなくて、全然話せなかったんです。あらかじめ回答を頭の中に用意していたんですけど、スラスラ出てこなくて。やはり暗記している感じが出てしまうんですよね。

ある程度話す内容は決めていてもいいと思うんですけど、土壇場で内容を構築する力が足りなかったんだと思います。
それを一緒に練習し、アドバイスしていただいて改善していきました。
それが結果的に内定に繋がっているので、すごく親身に付き合っていただいたなと感じています。

-丸暗記したものを言ってしまうとどこかでボロが出ると言うか、突っ込まれた時に困りますものね。

影山:そうなんです。掘り下げられたり、自分の想定していない質問が来ると動揺しちゃって、変なことを言っちゃうんです。

面接って1次面接、最終面接と進むにつれて掘り下げる質問や、答えづらい質問って増えてくるんですよね。でもその場で文を構築したり、考えて言葉にするという癖付けると、臨機応変に対応できるようになっていきます。自分の意見を相手に伝えるために必要な考え方を学ばせていただいたなと感じています。

-学びの多い練習を提供できて良かったです!

影山:学びは多かったですね。やはり面接は奥深いなと思いました。
100点満点の面接ってなかなか出来なくて、その都度発見があります。メンターの方にも「100点はなかなか難しいから目指そうとしなくていいよ」という風に言ってもらえて、すごく気楽に出来ました。

良いところははっきり「ここが良かった」と言ってもらえるから、その部分は強みなんだと思って面接でも積極的に話すことができ、自信が維持された状態で臨めた点も良かったと思っています。

 

 

いざ選考へ

-実際の選考では、オンラインと対面の割合ってどれくらいでしたか?

影山:一次面接は9割5分オンラインですね。
15社受けたんですけど、そのうちで一次面接から対面というところは1社だけでした。
最終面接には7社進んだんですけれど対面が4社だったので、だいたい半分の確率ですね。

-オンラインからの対面での面接となりましたがいかがでしたか?

影山:企業様によるんですけど、最終面接は代表取締役の方とお話するということもありました。
対面でも意外と社長さんは話しやすいという印象でした。全然関係ない映画の話で盛り上がったりとか。
逆に課長や部長の方から掘り下げた質問をいただくことが多かったと思います。

-掘り下げられた時って想定外の質問でもあると思いますが、緊張しませんでしたか?

影山:心臓バクバクです(笑)
その場で適当な答えを言わないようにしつつ、ちゃんとポジティブに話し切る。
結果的に、言い切るということが重要なんだなと思いました。

「困った時に、どういう風に出てくるか」というところを向こうの方も見られていると思うので、そういったところを意識して、とにかくポジティブに変換して話すということを徹底してやっていました。

-たしかに。自分の短所を伝える時でもネガティブなことだけで終わらせないって大事ですよね。

影山:そうですね。「具体的にどういう取り組みをして、どんな風に改善できたか」というエピソードがあると強いですね。

あと、面接対策で言うと自分は15社受けたんですけれど、最初の6社ぐらいは連続で一次通過しなかったんです。
でもやっぱりトライ&エラーで、たくさん反省して、たくさん挑戦したのが良かったと思っています。

メンターの方から「喋りすぎてしまうのが良くない」とフィードバックをいただき、シンプルに話すように心がけたりしました。
15回の面接を通して、大局的視点というものを常に意識しながら面接をやっていたからこそ、7回目ぐらいから15回目ぐらいまでは、自分で言うのもなんですけれども通過率がとても良かったです。

全部一次面接は受かって、最終面接も半分ぐらい受かるぐらいの勢いで行けました。
意識することは「大局的視点を意識しながらたくさん本番を経験し、切り抜ける」ということじゃないかなと思います。

-それはすごいですね。7社目以降が全部一次面接合格とは!

影山:それは自信にもなりました。面接はどうしても自信が無いと喋りにくくなります。面接がだんだん通過出来るようになってくると「自分がやっていることに対してこれは正しいんだ」という実感が持てて、喋りやすさにも繋がると思います。
とにかく多く企業を受けるというのが重要だなと思いました。

-確かにそうですよね。私もすごく勉強になりました。
ちなみに内定承諾をされた会社は第一志望の企業ですか?

影山:はい、第一希望の企業様です。

-第一志望の企業様から内定がもらえるなんてすごいですね!
選んだきっかけをお聞きしてもよろしいですか?

影山:まず一つ目は、完全週休2日制などの福利厚生面が魅力的だと思った点です。
二つ目は、研修がしっかりしている点です。GEEK JOBで経験を積んでからの入社にはなりますが、やはり未経験なので、たくさん勉強して土台を一個ずつ築いていきたいという思いがありました。
その点で、内定承諾した企業様はみっちり3ヶ月間実務に絡むような研修をしていただけるので、それがすごく安心だなと思ったからです。

就職した後も資格を取って、スキルアップして、サーバーやクラウドの構築といった難易度の高い仕事にも携われるように日々勉強していきたいなという気持ちは持っていきたいです。

-素晴らしいですね!

 

 

将来のビジョン

-将来「こんなインフラエンジニアになりたいな」というビジョンはありますか?

影山:インフラエンジニアとして幅広く活躍したいと考えています。
基本情報やCCNAやLinuC、AWS等の資格を取って行って、それらの資格を実務に活かしていきたいです。

今後様々な仕事に挑戦していく中で、業務以外でもITコミュニティの場に積極的に参加して自分自身の考えを発信したり、多様な考えを受け入れることで、知識を知恵に変えて実務に活かすということをして行きたいと思っています。

そしてより様々な仕事に挑戦することで、環境・業務を問わず活躍できるエンジニアになりたいと思っています。

-なるほどです!資格はいつまでに何が取りたいみたいな、具体的な目標はありますか?

影山:あります。基本情報技術者の資格試験が今年の10月にあるので、後2か月間必死に勉強して取りたいと思っています。
LinuCも取りたいなと思っていまして。レベル1は2週間、レベル2を1ヶ月で取りたいなと。

一般的に見たら結構早いスピードだと思われますが、GEEK JOBさんのカリキュラムでサーバーを立ててLinuCの学習をしていくということを約2ヶ月間行いました。予備知識がある状態なので短いスパンで効率よく取っていきたいなと思っています。

その他にも、AWS、サーバやクラウドの構築業にもゆくゆくは携わっていきたいので、AWSの認定資格やクラウドプラクティショナーの資格やその1ランク上のアソシエイトレベルも取っていきたいですし、CCNA、サーバー、インフラエンジニアになるにあたってCisco製品を扱うというシチュエーションもかなり予想されますので、CCNAの資格も……具体的には半年で6つの資格を取りたいです!モチベーション高く。志高く。

-6個ですか!すごい!!仕事が心配になるくらいですね(笑)

影山:そうですね(笑)
入社までも時間があるので、GEEK JOBのカリキュラムも進めつつ、資格も出来るだけ多く取っていけたらなと思っています。
Amazonで資格の本は注文したので。あとはやるだけという感じです。

-モチベーションが高くてすごいです!
では最後の質問になります。これからエンジニアを目指している方へ、メッセージがあればお願いいたします。

影山:未経験で新しい世界に飛び込んでいくことはすごく勇気のいることだと思います。
「未経験で雇ってくれる企業があるのかな」とかいろんな不安があると思いますが、自分自身、このGEEK JOBさんに入って、自分の市場価値を高めることができたと思っています。

また、GEEK JOBさんのメンターの方は、企業と自分をうまくマッチングできるように、面接のプレゼンテーション能力など磨いてくれる機会もたくさんあります。少しでも興味があればその気持ちを大事にして、是非転職活動に挑戦してみてはいかがでしょうか。

-ありがとうございました!入社してからも頑張ってください!

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