GEEK JOBからエンジニアとして就職し、活躍されているみなさんにインタビューを行う
【卒業生インタビュー】のコーナー。
今回は株式会社リ・バースに入社をした、深山さん、雫さんにインタビューを行いました!

 

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 左:雫さん      右:深山さん

自己紹介とGEEK JOB参加まで

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– まず最初にお二人ののキャンプに来る前の経歴を教えていただけますか?

深山:工業高校を卒業後、大手ファミリーレストランで働いていました。
その時に、たまたま来ていたネット回線業者さんに回線に関する相談をしていたら、
興味があるならと、Javaの講師のお仕事を紹介してもらいました。
2ヶ月ほど勤めて、エンジニアになりたいと思いGEEK JOBに参加を決めました。

雫:高校卒業後、アメリカの大学に行きました。
そこで、音響工学という専門分野について学び2016年に帰国しました。
その後は、契約社員としてリハーサルスタジオで音響の仕事を約2年ほど続けましたが、自分のやりたいこととは違うと感じて転職を考え始めました。
大学時代にゲームの開発に携わっていたプログラマーの方とお話しする機会があったので、
「面白そうだったな」という記憶をもとにプログラマーを目指すことにしました。

 

– なぜGEEK JOBに入学を決めたんですか?

深山:無料だったから!

雫:無料は強いですね(笑)

深山:真面目なことを言うと、入学をする前の面談で正直にバシバシ言われて逆にそれが信頼できる要素になりました。
現状の経歴等を踏まえてどれくらいのスケジュール感で進んでいくのかを具体的に話していただいて、スピード感を持って転職できそうだなと思って、GEEK JOBで頑張ろうという感じになりました。

雫:私の場合は仕事を辞めていたので、スピード感が早そうということと無料という2点ですね。
実際にスピーディーな転職になりました。

 

GEEK JOB参加から入社まで

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– GEEK JOBに参加してどうでしたか?

深山:スピーディーであっという間でした。
開始1週間は資料作りやSPI対策など進めましたが、そのあとは学習をどんどん進めて2週間後には3日に1回は面接が入るというペースで少し大変でした。
反面、業界の特徴とかも色々と知ることができたのと、短いスパンで面接を行ったことで比較やすく選びやすいという点は良かったですね。

雫:自分も比較的スピーディーだったと思います。
特に自分が持っている資格の話をされた時に、英会話教室でバイトをしていた際にTOEICを受けて、990点満点中980点でした。そこがアピールポイントに繋がってたくさんの面接を組んでもらえました。

 

– プログラミングの学習を始めて、一番困ったこととあらかじめ学んでおけば良かったこと

深山:初めは独学で学習を進めていたんですけど、そこで一番困ったことは聞く人がいないことでした。
あとは、最初はC言語をちょっと勉強していたんですけれど、Javaから入った方が良かったかなって。Javaは本当に型とかルールが多いので、一番基礎が固められたなというのはありますね。昔の自分にもっと業界の事を調べたほうがいいよと伝えたいですね。

雫:ググり方というんでしょうか、そこがネックでした。自分は日本語も英語もどちらもできるのでたくさんリソースはあるんですけれども、その中で具体的にこの問題についてどう調べればいいんだろうみたいな、そういうところが一番困ったかな思いますね。
独学でやっている時は、結局見つけられるか、掲示板に書き込んで運よく答えが返ってくるのか。GEEK JOBにいた時は、メンターの方に聞くことが出来たので良かったんですけれども、自分から誰かに何かを発信するというところが大変でしたね。

 

– 面接受けていく中で、リ・バースを選んだ決め手

深山:実は、リ・バースが最初に面接をした会社でした。面接って大体人事の方がやるとか、現場の方がやるのかなと思っていたら、一番最初から社長だったんです。
どちらかと言うと面接の雰囲気がイメージしていたものと全く違って。聞かれたことというのは本当に少しで。どちらかと言うと技術云々よりも考え方とか、こういうのをやっていきたいんだよねという社長の思想というのが直に聞けて、面接というものに対するイメージがすごく変わりました。2社目、3社目と面接に行った際には社長に会えない面接がありまして、会社の方針というのが全然見えなかったんです。もちろん説明はして頂けるんですけれど、本当にそれが社長のものなのかどうかというのは分かりませんし、実際に社長が考えている思いを直接聞けたというのが非常に大きくてリ・バースを選びました。

雫:自分も似たようなところが多いですね(笑)
面接中の雰囲気、堅苦しく審査されているような圧みたいなものが無くてそこが魅力の一つでした。
砕けた感じで話しをされたので、その雰囲気がいいなと感じました(自分は緊張でガチガチだったんですけれども)。トップがこういう人達だったら必然的に組織もフランクな感じの社風なのかなという印象があって。他と比べたらそこが魅力的だなと思って決めました。

深山:面接が終わった後に会社のテラスで実際に働いている若手の社員さんと30分ぐらいお話をさせて貰えたんのですが、社長相手には聞けないこととかも気軽に話してくれたりして。本当は聞きにくい残業時間とか、稟議の話とか聞きやすいなというのがあって隠れている部分がなかったのもポイントでしたね。

入社後エンジニアとして

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–入社して初めて躓いた壁

深山:発信力と言うんでしょうか。自分から動く力というのがあまりなくて。分からないことを分からないとなかなかすぐに言えなくて。自分で勝手に調べて結局間違えるみたいなことがよくありました。質問をしに行くというのが一番できていなかったです、最初の頃は。先輩に『わかっているのか分かっていないのかが本当にわからない。それはやめてくれ』という風に言われたことがあったので、たぶん僕の態度が分かっているように見えるんだけれども本当は分かっていない。素直に聞きに行く、素直に感情を表に出すというのが大きな壁でした。

雫:本当に深山くんが言ってたことに同意ですね。何がわからないのかが分からないとか、そういうことが最初は沢山あって。GEEK JOBで課題作成をJavaで作るということは経験していたのですが、いざ業務に入ったらシステムがとても膨大で・・、「あれ?」みたいな。すごく困惑したのを覚えています。何がわからないのかがわからないのとそれを誰にどう聞けばいいのかとか。こうした事が難しかったです。

 

–GEEK JOBでは学び方や調べ方をしっかりと教育してエンジニアとして困らない働き方を身につけていると思うんですが、活かせなかったですか?

深山:一番は聞いていいのかわからないというのが大きかったです。もちろん実際に働きながら教えてもらっている部分もあるんですけれども。実際に打ち合わせが入ったりとかの隙間時間で聞きに行ってどうかというのがわからない。GEEK JOBだとメンターさんがいるので空いていたら聞いてというスタンスが元々あるんです。やはり仕事だと各々の個人の作業がガッツリあるので、今いいのかな、どうかなというのがわからないというのが一番です。

–なるほど。先輩社員に遠慮をしてしまうんですね。

深山:そうなんです。だから遠くから先輩社員の様子を伺ってました(笑)

 

–入社して数年。今自身が求めている能力とは

深山:僕は設計スキルですね。1年目2年目は、関わる案件は機能が大体できているんですけれども、いざ設計に入った時に欲しい情報があまりない。現行のシステムで既存のソースはそこまで多くない。どうやって、どのDBを見てどうお客様の要望に応えるのというイメージが結構難しいなと最近は常々感じています。少ない情報、少ないインプットでどう適切なアウトプットを出すかというのがそこは経験不足もあるとは思うんですけれども。だめ出しを出されながら日々やっています。

 

–そうなんですね。やはり初めての経験だとエンジニアとして働いていても苦戦する場面はあるんですね。
逆に成長を感じられたことって何かありますか?

深山:入って半年ぐらいで「もう少し素直にしたら」というのを先輩から言われてからは、どちらかと言うと図々しく質問できるようになりました。(笑)
でもその方が成長する。開発、コーディングもそうですし、どうした方が良いという提案もそうですし。やれることがすごく増えていったのが成長を実感できた瞬間でした。

雫:やっぱり、社内外問わず相手とコミュニケーションを取ることは重要ですね。私は会話が苦手なのでこれが「永遠のテーマ」ですね。(笑)
それ以外には、お客様の方から求められていることに答える。成果物を出すということは当然なんですけれども、それにプラスアルファで何かを付け加えるという点においてはまだ自分としては足りていないと思っていますね。つまりこれを求めているということは、これもしてあげたらもっともっと喜んでくれるんじゃないかというその気遣いじゃないですけれども、それが読みきれていないというところが大きいように感じますね。

 

–技術だけではなく、相手の気持ちを組んで提案や実装する能力ですね。

雫:そうですね。相手の気持ちを読み取るスキルですね。
ただ、「永遠のテーマ」であるコミュニケーション力は、あるプロジェクトで良くしてくれていた方と話している時に「自分をもっとさらけ出す」という気持ちになりました。話していると自然とそうさせてくれる人だったのでその時に成長というか、自分が変わっていっている実感を得ましたね。

–人としても成長をしていけてるっていいですね。

雫:少し変わり始めたところですかね。

 

–GEEK JOBにいたときの目標と今の目標

深山:だいぶ変わりましたね。最初僕はSNSを作りたいとボヤッと思っていたんですけれども、最近はどちらかと言うと対人の方が面白くて。別に開発スキルに興味がないわけではないですけど、要件定義とか設計に面白さややりがいを感じています。

雫:私も変化はありましたね。何でもできるよ、いつでも呼んでくれみたいな、そういう人になりたいなと。フルスタックエンジニアみたいな立ち位置でどんな案件やシステムに対しても対応できるようなエンジニアになりたいですね。
今携わっている案件の前に銀行系のプロジェクトでシンガポールのエンジニアと話す機会があったんです。そこで英語を使った仕事をさせていただいた経験が大きかったですね。

–ブリッジSEのような経験ができたんですね。

雫:そうですね。今までの経験を活かせるやりがいにも繋がりましたし、自分の成長にも繋がりました。その経験もあって「自分はこうしたことがやりたいんだ」ということを再認識できたという感じですね。

 

–では最後に、これからエンジニアを目指している方に一言お願いします!

深山:黙々と作業するのも、開発、コーディングも楽しいです。でもおろそかにしてはいけないのは、「人とのコミュニケーション」だと思います。人とのつながりは本当に大事にしたほうがいいと思います。一人で開発することなんかないので、3人、4人でもいいですし、複数人で動けるという状態を理想としていた方が今後の成長はしやすいかと思います。

雫:知識欲、色々なものを知りたいというその欲を一番満たしてくれる職かなと思っています。それで課題やタスクがあって、これがわからないから、これを調べる。といった感じで徐々に自分の知識欲を満たしていってタスクを終わらせる。そういった意味で楽しくできるから、「知識欲を持って行こうぜ」。知識欲を持っていたら楽しめると思います。

–お二人とも、本日はありがとうございました! 今後も頑張ってください!!

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