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GEEK JOB編集部
前職を早期退職したMさん。彼が転職を成功させた理由は、企業が不安に思う「今回は本当に続けられるの?」というポイントを、しっかりと自分の言葉でカバーしたこと。では、具体的にどのような伝え方をしたのでしょうか?
今回、お話を伺ったのは、前職を早期退職した後に転職を成功させたMさんです。
現在は、業務系システムおよび教育系システム開発を行っている企業に就職。プログラマーとして活躍しています。
年齢 | 25歳 |
職歴 | 公務員(5ヶ月:研修が終わる頃に退職)→インフラエンジニア(6ヶ月) |
プログラミング経験 | ほぼなし |
目次
Mさんは、インフラエンジニア枠・ポテンシャル採用で、公的機関からIT企業へ転職。
しかし、専門知識もなにもないまま、研修制度のない企業へ入社したため、なかなか仕事についていくことができませんでした。
それでも、頑張り屋さんのMさんは、業務時間以外の寝食を犠牲にしながら頑張ろうとしましたが、無理がたたって身体的な異変が起き始めてしまいました。
結果、入社から半年ほどで泣く泣く退職してしまったのです。
退職の後、今後どのように仕事をしていくか考えたとき、学生時代に少しだけさわったことのあるプログラミングに再チャレンジしてみようと思い立ったそうです。
ただ、前回のように「知識がないまま飛び込んで、ついていけなくなるのはイヤだ」と、まずはプログラミングスキルを身に着けるため、GEEK JOB キャンプに参加しました。
実際にプログラミングに触れることで、「よし、仕事にしてみよう」と覚悟が決まり、転職活動を行っていくこととなります。
Mさんは、プログラミングスキル以外でも過去の失敗から学び、心がけたことがたくさんありました。
―つまずいた時はどうしてました?人に聞くか、講師人に聞くかだとどっちが多かったですか?
そうですね、自分で調べるのが7で人に聞くのが3くらいでした。なるべく自己解決できるようになりたいと考えていたので、まずそちらを重点的にやっていました。それでもダメであれば質問しにいく、という流れでやっていました。
まずは自分で調べて解決できるようになりたかったので。
GEEK JOB ブログ 引用 https://www.geekjob.jp/interview_student13/
実際の現場で課題が起きても自己解決できるようになろうと、スキル取得の間、意識して取り組んでいたそうです。
前職で経験した「自分で解決できず、仕事が進まなかった」という思いを二度としまいという覚悟が感じられました。
Mさんは転職活動をする際に、大きなハンデを持っていました。それは、短期離職です。
前職を短期離職していると、企業は「またすぐに辞めるのではないか?」と疑います。
この疑いは、いくら「今度は大丈夫です!」と口で言ってみても、簡単に払拭することはできません。
では、今回Mさんが短期離職というハンデをどのようにカバーしたかというと、「離職したときの自分とは違う」ということを転職するまでの3ヶ月間で実践してみせたことが大きな武器になりました。
以前 |
今回 |
専門知識がなく業界へ飛び込み、自分を追い込んでしまった | 就職する前に専門知識を身に着け、基礎が身についた状態から転職活動を開始した |
自己解決能力が高くなかった | 自己解決能力を身に着けられるよう、GEEK JOB キャンプで実践的に取り組んだ |
寝食を侵してまで頑張った結果、身体の調子が悪くなってしまった | 無理をしすぎないスケジュールをたて、計画的にスキル習得を進めていった |
土日も使いながら、仕事に必要な知識を切迫感に追われながら身に着けていた | 昔とは違い、土日もプログラミングが楽しいから自然と自主学習している |
こういった実践したエピソードを積み重ねることによって、「前回のように早期離職せず、本気でプログラマーとしてやっていきたいんだ」という思いを、企業側へ伝えることができたわけです。
「失敗したけど、こうやっていこうと思います」と、口だけで言われると不安が残りますが、実際にアクションしていて「失敗したから、いまは〇〇していて、この先も〇〇していきます」と言われた方が、説得力に差が出ますよね。
こうして転職活動を成功させたMさん。いまでは、いちプログラマーとしてキャリアを順調にスタートさせており、アプリ開発やフロントエンド等、色々な開発にチャレンジさせてもらっているそうです。
本人も楽しみながらチャレンジしているようで、非常に楽しく仕事をさせてもらっているとおっしゃっていました。
将来は、お客様との顧客折衝等にも積極的に関わっていきたいとも話してくれています。