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インフラエンジニアとは、みなさんが使うインターネットを繋いでいるネットワークや情報を管理するサーバーといった、ITサービスが成り立つ上での基盤を扱っている職種です。
本記事では、そんなインフラエンジニアの仕事内容とその魅力について、この記事さえ読めばわかるというところまで解説します。
目次
インフラエンジニアとは、ITエンジニアの1種でシステムの基盤を扱うエンジニアの総称です。
仕事内容は、システムの基盤を設計して、実際に作り、運用保守を行うことです。
具体的に例を挙げて解説していきます。
ITの基盤を作るとはどういうことなのでしょうか?
インフラエンジニアの仕事内容を説明するために、まずはインフラそのものについて解説していきます。
そもそも、「インフラ」とは「インストラクチャー」の略で、日本語では「土台」や「下部構造」という意味を指します。
これはITに限った単語ではなく、日常で使われている「電気」、「ガス」、「水道」といった、人が生活をする上で欠かせない要素がインフラと呼ばれます。
これをITに置き換えてみると、
・情報の受け渡しや情報の加工・保管を行う”サーバー”
・ユーザーとサーバーが情報のやり取りを行うための道である”ネットワーク”
がそれに当たり、ITインフラと呼ばれています。
友人と写真を共有する際、instagramなどを利用している方も多いでしょう。
instagramで写真を共有できるのも、みなさんが登場した写真がinstagramのサーバーに保管され、そのサーバーがネットワークに繋がっていることで実現しています。
仮にインフラが整備されていなければ、投稿ボタンを押してもみなさんが投稿した写真はinstagramのサーバに届かず、共有されることもありません。
どれだけ高級な住宅を建てても、電気や水道が通っていなければ生活が出来ないのと同じように、ITインフラが整備されていなければ、どんな素晴らしいサービスもユーザーが利用することは出来ません。
webページを作るのは開発エンジニア、プログラマーと呼ばれる人たちですが、webページが公開され、みなさんが閲覧できる状態になるにはwebページの置き場所であるサーバー、そしてwebページにたどり着くためのネットワークが構築されている必要があります。
滑り台で遊んでもらうためには、公園という置き場所と公園に通じる道路が必要になるのと同じですね。
さらに、滑り台を作りたいのかジェットコースターを作りたいのかで必要な施設も土地の広さも違うように、インターネット上でもどんなサービスを提供したいのかによって必要な基盤は大きく変わってきます。
サービスの規模、予想される通信の量などを考え、適切な基盤を作り出すのがインフラエンジニアの仕事です。
インフラエンジニアはITインフラを扱うエンジニアですが、細かく言うと仕事内容は設計・構築・運用の3段階に分かれています。
ここでは、それそれの段階でどのようなことをしているのか説明していきます。
サービスを運営するために、どの程度の規模のインフラをどの程度の予算で作り上げる必要があるのかを考える段階です。
想定されるユーザー数や通信量などを踏まえ、サーバーのランクやネットワークの経路を設計していきます。
単純にサービスが動くことはもちろん、起こりうる様々なトラブルを想定し、もしトラブルが起こった際にどのような対処が出来るようにしておくのかといった準備もしておきます。
スマートフォンアプリを始めとしたWebサービスの場合、想定されるユーザー数や同時アクセス数の2倍くらいまでは耐えられるように設計しておくことが多いようです。
設計されたインフラを実際に作り上げていく段階です。
サーバーをクラウド上に用意するか、物理的に用意するかで業務内容は大きく変わってくるのですが、ここでは物理的にサーバーを用意する場合の仕事内容を説明していきます。
物理サーバーは非常に大きな箱です。
これを組み立てるところから、様々な機能のインストール、そしてサーバーをネットワークに繋ぐための配線を行っていきます。
イメージしやすい例えでいうと、初めて家にパソコンを買ってきた時の作業の規模が拡大されたものと考えればよいです。
Wi-Fiを使ってインターネットに接続したり、Google ChromeなどのWebブラウザや、Adobeのアプリケーションをインストールしていくことによって、自分の目的に合わせた設定を行いますよね。
インフラの構築もそれと同じで、自分たちが提供するサービスに必要な機能を構築していきます。
もちろん、扱うデータ量が個人のパソコンとは比べ物にならないため、構築は専用の機器を使って行っていきます。
機械を触るのが好きな人には非常にたまらない仕事ですね。
インフラは、構築したら終わりではありません。
ある日水道が出なくなったら困りますよね?
ITインフラも同じで、構築したインフラが正常に動いているかは常に確認しておく必要があります。
また、サーバーが許容できるアクセス量を大幅に超えてしまうことによってサーバーがダウンしてしまったり、ネットワークに問題が起こって通信が遮断されてしまうというトラブルはいつでも起こりえます。
こういったトラブルが発生した場合に、速やかに原因を特定して解消するのが運用の段階です。
インフラエンジニアの仕事は、サーバーとネットワークの2つに大きく分かれています。
両方扱えるインフラエンジニアももちろん存在しますが、それぞれの分野に特化したエンジニアを”サーバーエンジニア” 、”ネットワークエンジニア”と呼び分けることが多いです。
ここでは、サーバーエンジニアとネットワークエンジニアそれぞれの仕事内容を説明していきます。
サーバーエンジニアは、サーバーの運用業務全般を担当します。
クライアントの目的に応じてサーバーを選定し、システム運用に適したOSやソフトウェアのインストールなども行います。
しかし近年では、クラウドサービスの発展により、自社で物理サーバーを持つ必要がなくなってきました。
そのため、サーバーエンジニアとして生き残るためには、クラウドに関する知識やスキルも必須事項になりつつあります。
物理サーバー構築や運用スキルはもちろんですが、クラウドを学び仮想環境でサーバー構築できるスキルの習得も大切です。
ルーターやスイッチなどの機器を接続し、データの送受信を適切に行えるよう基盤を構築していく業務を担当しています。
単純にインターネットに繋ぐだけではなく、どのような通り道を構築すれば最も効率よく最も事故を少なく出来るかを考え、システム運用に最適なネットワークを構築するためにケーブルや外部機器などの設定もネットワークエンジニアが行います。
各機器の種類や数、どんな回線を使用してネットワークを構築するかなどを設計し、クライアントの要望に見合った基盤構築をするのが特徴です。
インフラエンジニアが関わる仕事は、個人では扱いきれないような大規模なインフラ環境の構築や運用になることがほとんどです。
自分の体ほどのコンピュータを100台以上並べたり、映画に出てくるような光景を見ることができますよ!
インフラの名前が付くだけあり、今やインターネットは常に繋がっていて当たり前の存在です。
それを構築、整備する職ですので、仕事が無くなることがありません。
さらに、インフラエンジニアの仕事というのは、発生しそうなリスクやなどを「予想」して行うことが多く、知識と経験値が必要です。
それらを身につけている人はどこでも重宝されるので、たとえ会社がなくなったとしても全く問題なく生きていけちゃいます。
ITインフラは、今や世界中あらゆる機器に利用されています。
乗り換え案内ももちろん、皆さんが使うSNS、航空管制や医療機器にまでおよび、社会はITインフラに依存しているとも言えます。
情報化社会と呼ばれる現代において、インフラエンジニアは企業からだけではなく社会的にも非常に求められている職業です。
インフラエンジニアはIT業界の中でも平均年収が高いことも魅力的で、年収の平均額が546万円となっております。
に関しては、下記に詳しく記述させていただきます。
2021年現在のインフラエンジニアの平均年収は546万円で、平均年収で言うとIT企業で働く職種の中でもインフラエンジニアの年収はなかなか高額です。
年齢別で詳しくご紹介すると、20代の平均年収は352万円、30代では459万円、40代では620万円ほどとなっています。
やはり技術職ですので、経験が長くなるにつれ給与も上がっていく傾向がありますが、資格を取得したりすれば、若いうちから年収をアップさせることも可能です。
中でも、シスコシステムズ合同会社が提供する「CCIE」と呼ばれる資格を取得している方は、インフラエンジニアとして最高レベルの知識と技術を持つことが証明され、平均年収は550~750万円とインフラエンジニアの中でもかなり高額になります。
2010年以降シスコシステムズは、CCIEの取得者数を公開していませんが、インフラエンジニア全体の1%以下だとも言われています。
その他にも、持っていると年収がアップしやすい資格としてLPIC、Oracle Master、AWS認定等があります。
早くから年収アップを狙うのであれば、資格取得を目指すのも一つの手でしょう。
(参考元:Find Job インフラエンジニアの平均年収・給料・給与)
インフラエンジニアとしてのキャリアパスとしては、資格を取得して技術を磨き、ITインフラのスペシャリストになるという道や、企業やプロジェクトに対しどのようなITインフラを用意するかを提案する要件定義などの業務を経験し、プロジェクトマネージャー(PM)や、プロジェクトリーダー(PL)などの管理職を目指すという道があります。
どちらの道を選んでも年収の伸びは非常に良いため、将来の安定性も非常に高い職種といえます。
また、近年ではクラウド化の技術が進んできたこともあり、フリーランスとして在宅のままインフラの構築、設計を行うという道も生まれました。
インフラエンジニアは基盤を作る仕事です。
表立って活躍するのが好きという人より、影の権力者ポジションや裏方仕事を好む人に向いていると言えます。
目立つポジションではありませんが、基盤を扱う分影響力は絶大です。
インフラエンジニアはサービスを保守する上で「先を予測して」「念のため」といった考え方をすることが多いです。
そのため、心配性な方や、事前に打っておいた手で何かが成功するようなエピソードに快感を覚える方は非常に向いています。
トラブルの芽を事前に刈り取るだけではなく、トラブルが起こった場合の二の手、三の手まで考えるのがデキるインフラエンジニアです。
画面上での操作ももちろんありますが、実際に機器の配線や設置を行っていく仕事です。
そのため機械の組み立てが好きな方や、購入したゲーム機を説明書なしで起動できる方は非常にインフラエンジニア向きです。
インフラエンジニアになること自体に、何か資格が必要ということはありません。
また、インフラエンジニアの採用市場は、システムエンジニア、プログラマー等と同じく、非常に人材の不足している状況です。
結果として、専門色の強い業種ではありますが、未経験の方でも採用されやすくなっている傾向にあります。
しかし、誰でもすぐになれるというわけでは無く、完全未経験ではなかなか面接に至らないケースが多いのも事実です。
そこで、GEEK JOBでは、未経験からインフラエンジニアを目指す方に向けて、完全無料の就職支援を行っております。
しかし、インフラエンジニアについて、なんとなくわかったけど実際に何をしているかよくわからない…
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