未経験からエンジニアになりたい!やるべき3つのこと
GEEK JOB編集部
"GEEK JOBからエンジニアとして卒業し、活躍されているみなさんにインタビューを行う【卒業生インタビュー】のコーナー。今回は某S社に入社をした、齋藤さんにインタビューを行いました!
–GEEK JOBに来られる前のご経歴を教えてください!
齋藤:約3年間、眼鏡の販売に伴う接客や簡単な事務作業、目の検査をやっていました。
眼鏡を作る時、検査の数字だけでは度数は決められないので、その人がどの距離を見たいか、今の眼鏡がどれだけ見づらいか、その人の生活環境を詳しく話を聞いて作ることが大切になってきます。
お客様の立場に立って考えて行動するということを心がけてきました。
また、利用者の年齢層が幅広いので、その年齢に適した接客方法を考える必要がある点が大変でした。
-それは大変ですね。
接客業からエンジニアを目指されたということで、異業種のチャレンジだったかと思います。
エンジニアを目指すきっかけを教えていただいてもよろしいでしょうか?
齋藤:きっかけは、「もの作りをしたい」という想いからでした。
もの作りがしたくて眼鏡業界に入ったんですけど、実際やってみると接客が多くて。
もっともの作りに挑戦したいという気持ちが強くて転職を考えたのが最初でした。
その中で、ちょうど東京に住む友人が未経験からエンジニアに転職したという話を聞きました。
それでエンジニアというものに興味を持って、プログラミングを実際触ってみて面白いな、やってみたいなと思うようになりました。
-未知の業界へのチャレンジ精神がすごいですね!
ちなみになんですけど、プログラミング初心者の方を対象にした学習プログラムって他社にもあったかと思うんですけど、GEEKJOBを見つけたきっかけ、うちに決めた理由を教えていただいてもよろしいでしょうか?
齋藤:先ほどお話した友人がGEEKJOBを使って転職したんです!
身近に成功例があるのが大きくて、GEEKJOBさんでやってみようと思いました。
-なるほどです。
確かに身近な方が転職を成功されていると信頼感が増しますよね。
ご友人からの意見もあったかと思うんですけど、齋藤さんがGEEKJOBに対して持っていた印象って、入学前と入学後で変わりましたか?
齋藤:そうですね。
無料で受講ができるなどは概ね友人から聞いていました。
実際、本当に全部無料で、スピーディーにできました。
Slackとかを使って連絡を取り合うというのは知らなかったんですけれども、しっかり連絡を取ったり質問をできたり、サポートも手厚かったです。
始める前と後でもそんなに印象は変わらず、良いサポートだなというのはずっと思っていました。
-そう言ってもらえて嬉しいです。
-齋藤さんは今回、全く初めてのプログラミングだったんですか?
プログラミング学習を始めて、困ったことや躓いたことってありますか?
齋藤:そうですね、本当に全く初めてでした。
最初は簡単な課題が多くてスイスイ進んでいたんですけど、中間テストを越えたあたりから、自分でプログラムを書いた後、絶対エラーが出るという感じで。
Slack内で同じ課題でつまづいている人の質問を見たりなど、解決方法を調べるのもどうやって調べるのが適切なのか迷いました。
また、調べることだけでなく、理解するのも大変でした。
初めてなので、何回も復習したり、何回も同じスライドを見たりというのはちょっと大変でした。
-そうですよね。中間テストを超えたあたり、難しくなっていきますよね。
実は私も齋藤さんと同じプログラムを受講したことがあるんです。
齋藤さんは、難しい課題を乗り越える時の原動力ってどのようなものでしたか?
-課題をクリアした時、自分の中で「よし、頑張ったぞ」という嬉しさや快感、達成感が原動力になっています。
その気持ちを忘れずに、一生懸命根気よくやっていくということで今まで乗り越えてきました。
-素晴らしいですね。
そうやってポジティブに捉えて課題を進めていくことってすごく大事ですよね。
-プログラミング学習の後に、書類作成と面接の対策もあったかと思うんですけれど、そのあたりはいかがでしたか?
齋藤:書類作成は、職務経歴書を書くのは初めてで、どういう風に書けばいいか全く知らない状態でした。
ただ、見本やフォーマットが用意されていたので、それに沿って書き、添削もしてもらえたので、書類作成はそんなに困らずにスムーズにできたかなと思っています。
面接対策では、練習を2、3回行いました。初回の時からメンターの方に「よくできている」と評価をいただいていました。
あとは、自分ではわからない、客観的に見た評価とか教えてもらったり、「こういうところは話さなくてもいいかな」という点を教えてもらったりしました。
やっぱり面接の練習というのはやって良かったと思っています。
-なるほどです。書類対策・面接対策を行った中で、特にここは助かったとか、対策しておいて良かったという箇所ってありますか?
齋藤:そうですね、いろいろあります。
特に面接対策で、エンジニアを希望とする面接はもちろん初めてなので、どういう質問が多いとか、どんな感じでどういう質問傾向があるか、というのが練習の中でわかった点がよかったです。
その点は、実際に面接を受けても同じことを聞かれることが多かったので、対策しておいて本当によかったと思います。
-確かにそうですね。傾向が掴めると面接に挑む時もリラックス出来ますし、対策しているのとしていないのでは全然違いますよね。
齋藤:そうですね。
「練習でやったやつだ!」と思いました(笑)
-「同じ質問来た!」って思いますよね(笑)
面接対策が活かされてよかったです!
-齋藤さんの場合、現職を続けながらの学習でしたか?
それとも前職を辞めた後にがっつり取り組みましたか?
齋藤:現職を続けながらの学習でした。
-なるほどです。
現職と勉強の両立というものはいかがでしたか?
齋藤:正直、大変でした(笑)
現職がシフト制で、終わる時間が夜が遅かったりして。
大変ではあったんですけれど、ちょっとずつちょっとずつ、仕事がある日は1時間だけ、休日はできるだけ8時間ガッツリやるようにしました。
現職を勉強の両立は大変でしたが、プログラミングの楽しさだったり、できた時の達成感というのを自分のモチベーションにして何とかついて行きました。
-そうですよね。
シフト制ですと、遅番に入ったら勉強どころじゃないですよね。
齋藤:そうなんです。
帰ってお風呂とか、色々すると11時とかになってしまうので。
「今日は勉強ちょっとめんどくさいな」という時も正直ありました(笑)
-立ち仕事でもあるので、仕事柄すごく体力を使うかと思います。
その疲れた中でも頑張って効率よく勉強に取り組んだんですね。すごいです!
-実際選考が始まってからはいかがでしたか?
齋藤:選考が始まると、面接のことでいっぱいいっぱいになってしまい、学習はあまりスムーズに行かなかった部分はありました。
でもその分、面接の方に気を向けて、受ける企業さんのホームページを見たり、対策というのに注力していました。
-実際面接をするに当たって、オンライン面接が多かったですか?
齋藤:そうですね。
オンラインがほとんどで、最終面接だけ対面というケースが多かったです。
-なるほどです。
オンラインと対面ですと、心の持ちようは変わりましたか?
齋藤:やっぱり対面は緊張しますね。
オンラインだと、実際に目の前にはいないので、カメラの方を見てただただ喋るみたいな感じだったんですけれども。
対面だとその人の空気感とか表情とかもしっかりわかるし、ちゃんと目を見て話すということが必要なので、より対面の方が緊張感はありましたね。
-会社や社員の雰囲気とか、対面で会わないとわからないこともありますよね。
選考を進めるに当たって苦戦したことや、逆にここはスムーズに行けたなと思うことはありますか?
齋藤:面接だと、先ほども少し触れたように、練習の時に質問とか色々傾向が掴めていたので、同じ質問が来た時はほぼほぼスムーズに答えられました。
ただ、技術的な面を聞かれると、まだまだ分かっていないことが多いので、上手く答えられないことが多くありました。そこはちょっと苦戦しましたね。
-技術的な質問は難しいですよね。
その時、どんな返答をしたんですか?
齋藤:技術面を聞かれると分からないので、そのことを正直に伝えました。
「今は勉強不足で答えらませんが、これからしっかり勉強していきます」という意思は伝えるようにしていました。
-受け答え完璧ですね!
できないことは正直に「できない」と伝えることって大事ですよね。
それを伝えた上で、今後きちんと勉強して身に着けたい意思は伝えるという。
今、苦戦したことをお聞きしたんですけれど、逆にスムーズに行ったとか「自分のこういう対応良かったな」と思う所ってありますか?
齋藤:あまり学習とは関係ないんですけれど、今まで接客業をしてきたというのもあって、面接の受け答え自体は結構スムーズにいきました。
フィードバックがあった時も「コミュニケーションがすごくしっかり取れていて人当たりはいい」という意見をいただくことが多かったので。
そういう喋ること自体はスムーズに行ったかなと感じています。
-齋藤さんが面接しているところを思い浮かべました。
すごくスムーズに行って、面接官も助かっただろうな、と。
-選考は何社ぐらい受けられましたか?
齋藤:選考は6社ぐらい受けたんじゃないかと思います。
-その6社の中で、内定承諾先の企業様に決めたきっかけって何でしたか?
齋藤:一つは「ワークライフバランスを大切にしている」と掲げているところでした。
業務する上で、知識や質を大事にすると言うのは当たり前だと思うんですが、従業員のことも大切にしているということを感じました。
私自身、作業するのは人なので、「人を大事にする」という気遣いがすごく大切だなと思っていました。
人を大切にしてコミュニケーションを取ったり、プライベートと仕事を両立したり。
その思いがマッチしたので決めました。
-人間関係とか働く環境とか、大事ですものね。
他の5社はそこまで自分の要望にマッチしなかったという感じですかね?
齋藤:そうですね。
後は自分が成長できる機会があるかどうか、というのも自分の中で大切にしていました。
将来のキャリアプランとか、今は未経験で何も本当にわからない状態なので。
すぐに将来のキャリアについて決めるというよりかは、働きつつも何が適正かというのを見定めてキャリアプランを立てられるという面もあったので、その点も魅力に思い、決めました。
-なるほどです。
内定承諾先の企業様はもともと第一志望だったんですか?
齋藤:そうですね、第一志望でした。
-第一志望の企業様に内定をいただけてよかったですね!
今後、エンジニアとして働く上で、齋藤さんにとっての将来のビジョンはありますか?
齋藤:将来的にはシステムエンジニアを目指しています。
今までずっと接客業をやってきていたので、コミュニケーション力というのはそれなりに鍛えてあると思っています。
自分が持っている武器の一つであるコミュニケーション力を活かして、自分の作業だけじゃなく周りともコミュニケーションを取って、システムを開発していきたいと考えています。
また、お客様の声に耳を傾け、「どういうことが求められているのか」ということを考える必要があると思うので、自分の強味も活かしつつ、技術も磨けるような職種というのを考えて、システムエンジニアになりたいと今は考えています。
-齋藤さんがおっしゃった「コミュニケーションを取って、周りのスタッフをまとめるエンジニア」はどの職場においても必要とされている人材だと思います!
技術的な面で言うとどういったエンジニアになりたいですか?
齋藤:今はふんわりではあるんですけれども、人に教えられるようになりたいと思っています。
今はただただ教えられている一方であるので。
やはり自分の技術を身につけるためには人に教えたり、そういうブラッシュアップをしていくのが効率的かなと考えているので、人に教えられるぐらいにはなりたいなというのは考えています。
-私目線ですが、齋藤さんはコミュニケーション能力がすごく高いと思うので、教える立場になったら良い先生になると思います!
齋藤:ありがとうございます。頑張ります。
-今後、エンジニアを目指す人達へメッセージをいただいてもよろしいですか?
齋藤:学習する中で「自分は向いていないんじゃないか」と思う部分が多々遭遇するかもしれないんですけど、最初にエンジニアを目指したきっかけだったり、自分の中の軸を忘れずに、根気よくやっていくというのが大事だと思います。
私の場合はプログラムが実行できた時、すごい達成感があったり、プログラミングしていて楽しい事だったりとか、そういうところを軸にしました。
諦めずに最後まで頑張ることをしていただければいいかなというのは思っています。
-ありがとうございます。
質問は以上になります。
入社してからも頑張ってください!