プログラミングをマスターしたい気持ちはあるのにもかかわらず多くの専門用語に挫折して、勉強が長続きしないと悩みを抱えるプログラミング学習者は少なくありません。
そこで今回は、プログラミング学習ができるCodinGameをご紹介します。
CodinGameは、フランスIT企業「CodinGame」が提供している無料のプログラミング学習サイトで、学べる言語は20種類以上。
扱っている言語はJava/JavaScript/Ruby/PHP/Pythonをはじめ、GoやScalaなど種類が豊富で、4つの難易度に分かれているので初心者でも取り組むことができます。
CodinGameのグラフィックのクオリティは非常に高く、まるで本物のゲームをプレイしているような感覚でプログラミングを学習することができます。
CodinGameは一人学習だけでなく、チームプレイで楽しむこともできます。
大概のプログラミング学習サイトは基本的に個人プレイですが、チームプレイのゲームのほうが競争心が湧くのでプログラミングのモチベーションも上がりますよね。
ゲームを選択する画面で、「MULTIPLAYER」というタブがあるので、これを選択するとゲームが選べます。
ゲームを選ぶと、プレイ画面に移動し、右下にプレイヤーの一覧が表示されます。（画像内の「赤枠」を参照）
ここでは「Me」「Default AI」がありますがさらに「ADD PLAYER」というものもあります。
これを選択すると、ゲーム内でフォローしているプレイヤーたちを誘って一緒にゲームすることができます。
CodinGameの特徴として、サイト内SNSが充実していることも挙げられます。
画像のように、サイト内の「FORUM」画面で、世界中のプレイヤーたちと交流することができます。
ここではプレイ中に苦戦したコーディングのヒントを受け取れたり、プログラミングに関する様々な意見交換を行うことができます。
この機能を有効活用できれば、プログラミング学習の幅が広がりますね。
CodinGameでは、定期的にプログラミングコンテストを開催しています。
こうしたコンテストは通常のプレイモード時に出される課題と同様の形式で行われ、回答者のスコアによってランキングされていきます。
そして、なんと上位者には景品（Win Prizes）も用意されており、今回の場合は「Xbox One + Witcher 3」などが贈られるようです。
世界規模のコンテストということもあり、日頃の実力を試すには最高の場ですね。
ここでは画面左上に表示されている敵機を撃ち落とすような場面のコーディングを設定するゲームとなっています。
CodinGameは、ストーリー形式のゲームではなく、一つひとつのゲームにおいて求められる問題をあなたのコーディングでクリアしていくといったスタイルになっています。
ゲームの種類も豊富で、こうしたシューティング系のゲームの他にも、パズルものや脱出ものなど様々なタイプのゲームが用意されています。
（下の画像のゲームは、画面に現れるバイクが崖から落ちないように移動させていくゲームです。）
CodinGameでは、はじめに表示されるチュートリアルを通じてゲームの操作方法を学んだあと、自分の好きなゲームを選んでプレイします。
ゲームの種類は先ほども述べたように複数あり、それぞれのゲームで要求されるクリア条件を満たすコーディングが必要です。
ゲーム画面のなかには、使うべき言語のヒントが表示されており、それを参考に組み立てていけば実践できるので、「いきなりコーディングなんてできない」と躊躇される方にとっても非常に安心です。
下画像の赤枠内がヒントの表示になります。
このように、用意されている何種類ものゲームをプレイしながら自然にプログラミングの技術を身につけられます。
ただし、プログラミングについて細かい説明があるわけではなく、実践ベースでひたすらコードを書いていくといったスタイルのゲームになっています。
ですので、プログラミングについて基礎的な知識を身につけたい方は、書籍を参考にしながら学習することもおススメします。
CodinGameは、プレイ途中でコーディングが分からなくなったら世界中のプレイヤーに質問しながら進められます。
ですので、コーディングを理解しながら実践したいという方にもたいへんおススメです。
本物のゲーム感覚で学べるCodinGameを利用して今後のプログラマーとしての第一歩を踏み出しましょう。
もしCodinGameでもプログラミングの勉強が続かなかった・・・という場合は、「GEEK JOBプログラミングキャンプ」というプログラミング学習/就職支援サービスで、メンターからの指導と学習習慣を身に付けられる環境を用意しておりますので、興味のある方は一度ご覧になってみてください。
