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プログラマーにとって、毎日8時間以上をともにするキーボードにはこだわってみたいと思いませんか?
ただこだわるといっても、キーボードには様々な種類や特徴があり、自分に合ったキーボードを探すことはとても大変です。
そこで、今回はそんな興味を持ち始めた人向けに、使い心地、デザイン等、様々なこだわり別のおすすめキーボードをまとめて紹介していきます。
目次
タイピングの感触は、キースイッチの種類によって変わります。
キースイッチとは、キーボードのキーを押し沈めたとき、キー下でスイッチがどのように押されているかの仕組みを指します。
プログラマ向けキーボードだと大きく分けて2つの仕組みがあるため、こちらでざっくりと特徴を説明します。
メカニカルスイッチ | 安価なキーボードよりも構造的に耐久性が優れており、キーボードを酷使するプログラマ向けのキーボード。
タイピング音と確実に入力できている感触が人気。 |
静電容量無接点方式 | キー内のバネを下げると、その下でタッチパネルと同じ仕組みがはたらき、入力ができる仕組み。
物理的なスイッチオンではないため、消耗がほとんどなく半永久的に使える。 タイピング音は静か。少し高価。 |
メカニカルスイッチ式のキーボードは、軸によってもタイピングの感触が大きく変わります。
キーボードをキーを押す感触で選びたいという人は、軸について覚えておくとキーボードを選びやすくなるでしょう。
軸とは、キーの中にあるスイッチ部分のことです。
その感触別に色で分けられています。
代表的な軸の特徴は下の表通りです。
軸色 | キーの軽さ | スイッチ感 | タイピング音の大きさ |
茶軸 | 普通 | 普通 | 普通 |
赤軸 | 少し重め | 少しある | 静か |
青軸 | かなり軽い | かなりある | 大き目 |
加えて説明すると、下記のようになります。
また、実際に家電量販店などで試されることをお勧めします。
初めてメカニカル式のキーボードを選ぶ方だと、店員さんはよく茶軸や赤軸をお勧めしているそうです。
反発力が軽め(赤軸よりは少し重め)のため、メカニカルキーボード初心者でも難なく使えるのが特徴です。
スコスコした打ち心地はやみつきになります。
茶軸よりも反発力が軽く、タイピングしているときには爽快感を感じることができます。
茶軸と同様にスコスコしたうち心地を感じることができます。
タイピングを行うにあたって、どの軸よりも軽快さが感じられるのが青軸です。
ただチャカチャカした音が大きく、静かな場所や職場などで使用する場合、気になる人には気になってしまう打鍵音です。
配列 | 日本語配列 | |
色 | 黒 | |
値段 | ¥10,000~15,000前後 | |
軸 | 赤軸 | |
テンキー | あり |
赤軸なのでタイピング音は静かですが、スイッチ感・キーの重量感的にしっかりと入力している感触を得ることができます。
デザインは標準的でテンキーもついており、「冒険をせず、ある程度の機能は残したい」という方にはオススメのキーボードです(テンキーなしのバージョンもあります)。
赤軸キーボードで紹介したFILCOの他にも、メカニカルスイッチのキーボードを扱うメーカーはいくつかあります。
次は日本で人気のメカニカルキーボードを5つ紹介します。
配列 | 日本語配列 | |
色 | 黒 | |
値段 | ¥8,000前後 | |
軸 | 赤軸 | |
テンキー | あり |
赤軸、茶軸、青軸と、軸の種類も豊富で、プログラマも使いやすいメカニカルキーボードを製造しているメーカーです。
価格は¥8,000前後と、他社に比べると比較的安く購入できるところも特徴です。
・Razer Blackwidow
色 | 黒 | |
値段 | ¥15,000~23,000前後 | |
テンキー | あり |
ゲーム向けのメカニカルキーボードを製造しているメーカーなので、カッコいいデザインを展開していますが、プログラミングをするにはタイピング音が気になるかもしれません。
■ARCHISS I-T Touch AS-KB91LR
配列 | 日本語配列 | |
色 | 黒 | |
値段 | ¥10,000前後 | |
軸 | 黒、赤、茶、青軸 | |
テンキー | なし |
2種類のメカニカルキーボードを展開中のメーカーです。
青軸が有名ですが、実は4種類(黒軸・赤軸・茶軸・青軸)から軸を選べるため、プログラマ向けのキーボードでもあります。
■Corsair Vengeance K70 MX Red CH-9000069-JP [ブラック]
配列 | 日本語配列 | |
色 | 黒 | |
値段 | ¥20,000前後 | |
テンキー | あり |
Vengeanceシリーズはゲーム向けのメカニカルキーボードですが、赤軸を採用しており、感触的にはプログラミングにも適したキーボードです。
■ロジクール RGB メカニカル ゲーミング キーボード G910
配列 | 日本語配列 | |
色 | 黒 | |
値段 | ¥20,000~25,000前後 | |
テンキー | あり |
ロジクールのメカニカルキーボードはすべてゲーム向けなので、メカニックなデザインが特徴です。
■東プレ REALFORCE91UBK-S
配列 | 日本語配列 | |
色 | 黒 | |
値段 | ¥25,000前後 | |
軸 | 静電容量無接点 | |
テンキー | なし |
東プレのキーボードは人間工学を考慮しており、変荷重という仕組みを採用しているため小指等の入力負担を低減でき、長時間の使用でも疲れにくい構造となっています。
このキーボードは今までの「REALFORCE」シリーズの性能に加え、静音機能も追加しており、人気の高いキーボードです。
■PFU Happy Hacking Keyboard Professional JP
配列 | 日本語配列 | |
色 | 白、黒 | |
値段 | ¥23,000前後 | |
軸 | 静電容量無接点 | |
テンキー | なし |
静電容量無接点方式を採用しているため、高速タイピングをするプログラマにとっては使い心地の良いキーボードです。
物理的な接触での入力ではないため底打ちがなく、長時間利用しても疲れない点が特徴です。
小型というのも特徴で、持ち運びにも適した1台です。
■マイクロソフト Sculpt Ergonomic Keyboard for Business
配列 | 日本語配列 | |
色 | 黒 | |
値段 | ¥8,000前後 | |
軸 | 茶軸 | |
テンキー | あり |
人間工学(エゴノミクス)を前面に押し出したキーボードで、やや扇型になっているキーボードは肘をたたまずに自然な位置に腕を保ってくれます。
手前の ドーム型の部分は、手首の動きを減らし疲れや痛みを軽減してくれるため、楽に作業を行えることが大きな利点です。
扇型の曲線は指先のカーブにも合うよう設計されており、自然な手と指の位置でタイピングすることができます。
■Kinesis Advantage USB Contoured Keyboard
配列 | 英語配列 | |
色 | 黒 | |
値段 | ¥40,000~55,000前後 | |
軸 | バージョンによって赤軸 | |
テンキー | なし |
キーの真ん中がお椀のように沈んだ形状で、一見使いにくそうなデザインのキーボードですが、実は人間工学を考慮した形となっているため、手をほとんど動かすことなくタイピングが可能です。
親指部分のキーのリマップができるため、自分の使いやすいようにカスタマイズもできます。
慣れてしまえばとても使い心地が良く、他のキーボードに戻れないという人もいるとかいないとか…。
■センチュリー BLACK PAWNシリーズ
配列 | 日本語配列 | |
色 | 黒 | |
値段 | ¥12,000~15,000前後 | |
軸 | 赤、茶、黒、青軸 | |
テンキー | なし |
特徴はLEDの青色バックライトで、7段階で輝度の調整を行うことができます。
テンキーレスの小型キーボードなので持ち運びも便利です。
プライベート時、カフェ等など薄暗い場所で作業する際も活躍してくれます。
仕事用としても機能は申し分なく、キー軸が赤、茶、黒、青の4種から選べるため、自分の好みに合わせた重み・スイッチ感を選ぶこともできます。
対応するOSによって変わるものは、各メーカーのサイトで確認いただくとして、ここでは一般的なQWERTY配列以外の配列キーボードをご紹介します。
・Dvorak配列
Dvorak配列は母音をすべてホームポジションの左側に、頻繁に利用する子音を右側に配置することによって、タイピング速度が早くなることが期待される配列です。
日本人の入力文化にも適応しやすい配列となっているため、Dvorak配列を利用しているプログラマもいるようですが、日本ではなかなか手に入らないタイプの配列キーボードです。
強いて言うなら前述のKinesisが一番手に入りやすいDvorak配列キーボードでしょう。
人間工学的なものではなく、一般的な長方形のキーボードの場合は残念ながら海外の通販サイトから購入するしかなさそうです。
・Maltron配列
人間工学的な構造配列で、テンキーを真ん中に配置させ、手をホームポジションからなるべく動かさないよう考えられています。
日本では「銀座名刺」から購入が可能なキーボードです。
最新で発売されたものは、キーボードの中心下部分にマウスもついています。
まだプログラマ向けではありませんが、2015年に入ってからバーチャルキーボードが市場に出回り始めています。
平らなところにキーボードを投影させ、タイピングをするしくみです。
バーチャルキーボードの利点は、持ち運びに便利という点が挙げられます。
ただデメリットとしては、投影型のため部屋の明るさに影響を受ける点や、感触がないことによる誤入力が多くなる点が挙げられるため、購入前にはしっかりと確認しておきましょう。
ここまで色々な視点からキーボードを紹介してきましたが、やはり一番は自分で触ってみることです。
自分のこだわりを明確にしつつ、家電量販店に行って実際に触ってみてはいかがでしょうか。
種類がありすぎて選ぶのが面倒という方や、初めて買うから戸惑っているという方は、プログラマ内でも人気の高い、HHKB・REALFORCE・Majestouchあたりから入ってみるのも良いかもしれません。