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GEEK JOB編集部
ペットに関わるインターネット関連サービスを運営する株式会社シロップでCTOをされている竹浪 俊氏に入社した理由やどのように働いているかを伺いました。
「人が動物と共に生きる社会をつくる」をミッションとして、保護犬・保護猫と飼い主希望者のマッチングサイト OMUSUBIや、ペットとの暮らしに関する情報を発信するサイトペトことを運営する株式会社シロップ。
今回は、同社CTOの竹浪 俊氏にお話を伺いました。
竹浪:大きく2つのサイトを運営しています。
1つがOMUSUBIというサイトで、犬や猫を飼いたい人と保護団体で保護されている犬や猫をマッチングさせるサイトです。
もう1つが、ペトことというサイトで、出会ったあとに飼い方や病気で困ることも出てくるので、そこを埋めるために獣医師・トリマー・トレーナーなどペットの専門家が執筆する記事とか、オススメのペットグッズの紹介記事ですとか。
そういったものを掲載するメディアになっています。
竹浪:今ペトことの方が160万くらいですかね。
PVが月に280万ぐらいあるサイトです。
竹浪:そうなんですよ。
ちょうど今新規事業も始めようとしてまして。
ペットに対しても、安全で信用のあるペットフードを与えたいというニーズが高まっていて、そういったところにも踏み込もうとしています。
フードってあんまり選択肢がないんですよ。
スーパーで売っている安いやつとか「これ本当に安全なの?」とか。
病院で買うってなると大手のフードしかないとか。
今ユーザーテストでアンケートをとって、そのニーズに合わせた安全なフードを作ろうとしています。
竹浪:ペットと一緒に仮想現実、ARとかVRの世界でペットと交流するとかやってみたいですね。
私が猫を飼っているので、あんまりお出かけできないんですよ。
犬だと一緒にお出かけしたりもできるんですけど、猫だと難しいんです。
だからアプリとかVRとか、そういうので解消できたらいいなと思います。
この業界ってやれることはたくさんあって、可能性はすごくあるなって思ってるんです。
ペットという軸で、いろんなものをこれから生み出していけたらいいですね。
竹浪:もともと私も猫を飼っていて動物が好きなんですが、ペット業界ってITの話とか全然聞かないんですよね。
いろんなサイトを見ても非常に古めかしいというか。
全然進んでないなっていうのがありまして。
仕事をする中でいろんな会社を見てきたんですが、ある程度の経験はできていて、じゃあ次は何をやろうって。
スキルを突き詰めるという選択肢もあるんですが、どちらかというと好きな業種や業界を盛り上げるっていうのをちょっとやってみようかなと。
竹浪:「保護犬・保護猫と迎えたい人の出会いのミスマッチを解消する」っていうのと、「育て方が分からなかったりしつけ方が分からなくてミスマッチが生じるからそこも埋める」っていう話を代表の大久保から聞いて、この会社は非常に正しいことをしているんだな、いいことをしているんだなって感じて。
それでサイトを見てみたら技術的にはまだまだな部分が多いなと。
技術があれば、この会社はもっともっと成長するんじゃないかと思ったんですよね。
そういう会社で自分の力をフルに発揮してやっていこうと思った次第です。
竹浪:システム全般、技術に関わること全般を見るようにしていますね。
とは言ってもエンジニアの正社員が現在私1名という状態で。
業務委託の方とオフショアで運営をしています。
竹浪:オフショア側がコミュニケーター含めて3名、業務委託が1名と、私の前職のつながりで副業で手伝ってくれている人が2名ほどいます。
あとデザイナーが2名いますね。
プロダクトオーナー、エンジニア、デザイナーで相談して開発を進めるやり方が多いです。
竹浪:はい、私自身ももちろん開発をしています。
リプレースしたりとか。
もともと1人の担当者がサイトを作ってそのまま運営しているような状態だったので、どうしてもセキュリティが甘かったりですとか、多様性がなかったりだとか。
どうしてもスケールしないような作りになりがちだったので、今分離して全体的に組み立て直している感じですね。
竹浪:一番気をつけているのがリモート中心というところでしょうか。
私自身もリモートで働きますし。
「今日は子どもが熱出したからリモートでやります」とか、そういった柔軟な働き方もできるのがいいところかなと思います。
リモートが中心ということで、情報のアウトプットはなるべく細かくやっています。
チャットはSlackを使っているんですけど、私が入社したときSlackで話してそれっきり、あれどうなったっけ?みたいな話がよくあったんですね。
なので、そこを可視化するためにTrelloを入れてタスク管理をして、タスクを明確にして進捗管理をするようにしました。
見える化っていうところを、どこでも見られるような形で整備していった感じです。
社内にいたほうが直接話せるから情報が入りやすいっていうのは確かにあるんですが、リモートの人もその情報が入ってくるようにするっていうのがリモートワークを成功させるコツかなと思いますね。
竹浪:私は基本フルで会社にいます。
たまに調子が悪いときとか、そういうときにリモートを使っています。
竹浪:原則は社内でミーティングしながら進めた方がいいねっていうのがみんなの共通認識ではあるので、基本的に出社して仕事をしています。
自分や家族はもちろん、愛犬・愛猫の調子が悪くて調子を見たいといったときはリモートで仕事をすることもできるので、自分なりに切り替えられるっていうのがいいところかと思います。
竹浪:技術的な視点ですと、よいものはどんどん採用していってますので、裁量はすごく広いです。
もちろんコストは意識しないといけないですが、その範囲内での技術の選択肢はすごく広いです。
マッチしていれば何でも採用する感じです。
竹浪:私が経験していない業種ですとか、技術ですとか。
そういう経験がある人がいるとものすごく楽しいだろうなって思いますね。
自分1人で考えていても結局自分が知っている世界だけでまとまってしまうので。
新しい切り口というか、いろんな経験をしているような人がいいですね。
これはスタートアップならではなんですが、ビジネスをしっかり理解して、ビジネスの思考まで考慮できる人っていうのもあります。
システムとしてあるべき姿を追求するっていうのはありつつも、スタートアップだと決まった時期までに目標の事業成果を出さなければならないというシビアな面もある。
そこを踏まえた上でロードマップを考えて議論しながら進めていく。
状況によっていろんな選択肢が出てくると思うので、エンジニアも単純にものを作るとか技術だけでなくて、さらにもう一歩踏み込んだところまでできるとすごくいいと思います。
竹浪:これからITとかコンピューターとかそういうのが来るだろうっていうざっくりした感じで地元の情報系の専門学校に入って、卒業してそのまま上京していまに至るって感じですね。
竹浪:Webでも本でも何でもいいんですけど、読みながら作って動かす。
動くものを作って楽しむっていうのをまずは経験してもらえればなと思います。
竹浪:動いたって感動して、じゃあどうやって動いているのか、何でこうやって動いているのかっていうところを調べると、より知識が深くなっていくと思います。