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ビジネスプラットフォーム「Pando」や、口コミメディア「美容医療の口コミ広場」などを運営する株式会社クインテット。本記事では、同社へエンジニアとして入社し、現在はメディア事業全体のディレクションも務める塚越大祐氏へ、エンジニアとしてのやりがいや、同社の魅力を伺ってきました。

現在について

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– 本日はよろしくおねがいします!

よろしくお願いします。

– 早速ですが、塚越様は現在クインテットにおいてどのような形で開発に携わっているんでしょうか?

現在はメディア企画部という部署にいて、「美容医療の口コミ広場」をはじめとした自社メディア全体の企画やディレクションをメインに行なっています。

実際に手を動かすことはそこまで多くはありませんが、人が足りない場合はコーディングなどのヘルプに入ったりもしています。

– 塚越様ご自身はエンジニアとして入社されているんですよね

そうですね。5年前に新卒でエンジニアとして入社して、2年半ほど前からメディア企画部に移っています。

– エンジニアとして手を動かすのとディレクションだとどちらが大変でしょうか?

関係部署が一気に増えて、かなり広い範囲を見る必要があるという点ではディレクションの方が大変に感じますね (笑)

– クインテットで仕事をしていく中で、塚越様がやりがいを感じるのはどんな時でしょうか?

大きいプロジェクトをやりきった時もちろん嬉しいですし、自分が企画したものがちゃんと形になって、それが成果として数値に表れたときなんかはかなりやりがいを感じます。

最初はプログラミングが嫌いだった

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– 過去の話についてもお聞きしていきたいのですが、塚越様がエンジニアになりたいと思ったきっかけはなんなのでしょうか?

明確なきっかけは思い出せないのですが、学生時代からなんとなくWeb業界に興味を持っていたんです。

そこで、Webの仕組みを理解するためにもまずはつくれるようになりたいと思ったのがエンジニアを目指した理由ですね。

– 大学は理系の学校に?

一応理系でした。ただ、専攻は土木工学だったのでプログラミングはほとんどやったことがなかったです。

プログラミングの授業もあるにはあったのですが、それこそ基礎の基礎「Hello World」を出力しましょうといったもので、この授業は嫌いでした (笑)

– 嫌いだったんですか!?

そういう授業って、何のために書くのかっていう目的が無いんですよね。書くこと自体が目的で書いたら終わり。

その時は何が楽しいのか本当にわからなかったです (笑)

– そこからどういうタイミングでプログラミングを好きになれたんでしょうか?

これはクインテットへ入社が決まってからですね。

エンジニアとして入社することが決まってから本を使ったりして独学で勉強していたんですが、そこでつくったものが形になった時に楽しさを感じて、好きになったんだと思います。

– 基礎的な部分は学んでいたとはいえ、独学はかなり大変ですよね

そうですね。大変ではありましたが、幸いそこでプログラミング自体は好きになれたので、そこまで苦ではなかったです。

– 習得に当たって一番大変だったのはどんな部分でしょうか?

本を読んでいても、知らない単語が多過ぎて何が書いてあるか全くわからないっていうのが大変でしたね (笑)

– 外国語の本を読む感覚ですね。その状態をどうやって克服したんですか?

私の場合はとにかく手を動かしてつくってみて、エラーが出たら調べて解決して、ひたすら書くことを繰り返して覚えていきました。

幅広い対応力がクインテットのエンジニアの強み

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– 現在の話に戻らせていただいて、塚越様が技術的に一番得意としているのはどんな部分でしょうか?

何かに特化しているというよりも、サーバーサイドもフロントエンドも含め幅広く対応できるというのが私の強みだと思っています。

– 広く何でもできるんですね!

そうですね。これはクインテットのエンジニア全体に言えることでもあります。

チームとしても、アプリのエンジニアとインフラエンジニアは分かれていますが、サーバーサイドとフロントエンドといった分業の仕方はしていません。

– なぜそういった形になっているんでしょうか?

当社の場合は新卒で入社しているエンジニアが多いのが大きな理由の1つです。

新卒で入社した場合、まずはサーバーサイドから次にフロントエンドと一通り経験して、自ずと満遍なく技術が身についているので、必要に応じて幅広く対応できるメンバーがほとんどになっています。

– 技術面以外だと、クインテットのエンジニアチームはどんな雰囲気ですか?

わりと静かで、黙々とやるのが好きな人が多いですね。とはいっても仲が悪いわけではないので、コミュニケーションは多く取りますし、いざ何か作るとなればみんなで意見を言い合いながらやっています。

あとは、良くも悪くもなんですが放任主義。締めるところは締めますが、基本的に信頼しているので仕事はそれぞれの判断に任せています。

自分でサービスをつくる感覚が一番の魅力

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– クインテットで働いていて、塚越様が一番魅力に思っているのはどんなところですか?

単純に優秀な人が多いっていうのは魅力だと思っています。

他にもエンジニア視点、特に業務の話で言えば、自分で考えられる範囲が広いのは魅力なんじゃないでしょうか。

企画に関しても僕の方で仕様を書いてはいますが、そこもかなりざっくりと要点だけ書いていて、細かい部分はエンジニアさん自身に考えてつくってもらっています。

基本的には色々お任せしていて、エンジニアさんからの提案を取り入れて仕様を変えたりもするので、自分でつくっている感覚というのはすごく感じられると思います。

– どんどん現場の意見を取り入れているんですね

そうですね。エンジニアさんがやりたいことに関してはなるべく尊重するようにしています。

– そういった方針は自分で色々考えたいエンジニアさんには非常に魅力的だと思います。その他にはどういった魅力がありますか?

現在は新規事業を始めたタイミングなので、0から新しく事業を作り上げる感覚もすごく楽しめると思います。

つくるものの方向性は決まっているけれども、まだまだ最終的にどうなるかは決まっていない。機能もどんどん追加されていますし、今つくっているものとは全く違う完成形になる可能性もあります。

そういう状況の中でどんどん提案をしていけるのは、人によってはかなり楽しいんじゃないかと。

– コードを書くと言うより、サービスをつくっていくという感覚なんですね

そうですね。企画であろうとエンジニアさんであろうと最終目的は共有していて、その目的のために何をすべきかをみんなで意見を出し合ってつくっていくので、ただつくるだけでは得られないようなビジネス的な部分も経験できると思います。

スキルよりも能動的に動けるかが大切

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– 事業の規模はどんどん拡大されていますが、今後の採用予定はどうでしょうか?

ありがたいことに年々人は増えているんですが、この先もどんどん人は増やしていきたいです。新卒採用はもちろん続けますし、インフラエンジニアをはじめ中途の方ももっと採用していきたいと思っています。

– すごく広いオフィスですが、たくさん人がいらっしゃいますよね

そうなんですよ。だんだんスペースが足りなくなってきているので、そこもなんとかしないといけないですね (笑)

– 人を増やしていくにあたって、どんな人に来て欲しいとお考えですか?

エンジニアに関しては、理系であるとか技術に長けているかよりは、能動的で自走力がある人に来て欲しいと思っています。

当社の開発の特徴として、上から言われたものをただつくるのではなく、エンジニアさん側からもどんどん提案をしてもらうので、自分で新しい技術やサービスをキャッチアップして勉強していくとか、サービスをどうやって良くするかを考えて提案できるような人に来てほしいなと思いますね。

– スキルよりはマインドの部分が大事という

技術は働いていれば身につくので、興味関心の部分や、自分から動けるかというのが一番大切です。

– 弊社からも採用していただいていますよね

そうですね。GEEK JOB経由で19卒の子を2人採用させていただきました。この2人に関してもプログラミングの経験はほぼゼロだったんですが、技術に関する興味関心の高さや人柄が評価された形です。

まずは自分が何をつくりたいのかを探してみて

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– 最後に、これからプログラミングの勉強を始めよう、エンジニアを目指そうと思っている方々へ向けて、まずはこういうアクションから始めてみたらいいんじゃないかというのを一ついただいてもよろしいでしょうか?

まずはつくりたいものを探すことですね。勉強の仕方は本でもWebでもなんでもいいと思っています。

そもそもプログラミング自体は手段でしかないので、まずは自分が何を変えたいのか、何をつくりたいのかっていうのを良く考えてみる。そこでつくりたいものが決まってからがスタートで、じゃあどうすればつくれるんだっていう話になってから必要なことを学んでみるといいんじゃないかと。

大学時代の私がそうだったように、目的もなくプログラミング自体をただ勉強するのって結構つらいんですよね。

– まずはなんのために勉強するのかを明確にするということですね

そうですね。つくりたいものが少しずつでも形になっていけば嬉しいですし、その方がモチベーションも維持できると思います。

それに、エンジニアとしてやっていくのであれば、目的や課題に対してどんな方法を使えば解決できるのかっていう考え方が不可欠にはなってくるので、その経験をしておくというのも大きな財産になると思います。

– ありがとうございました!!

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