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GEEK JOB編集部
かつては難しいイメージがあったプログラミング言語の習得。現在は無料で始められ、しかもイラストやスライドを使いながら楽しく勉強できます。500時間あれば習得できるといわれているJava。家で動画やSNSを見る1~2時間を学習に割り当てれば1年足らずでクリア。今想像以上に簡単になったJavaの勉強方法、おすすめサイトや最短で身に着けるコツを解説します。
Javaは、プログラミング初心者にはやや難易度の高い言語ですが、初心者でも無料で学習できる環境が整っています。
自分のPCにJavaの環境を準備しなくても、ブラウザからアクセスするだけでプログラムを作れるサービスもあります。
今回は、初心者必見のJavaの勉強方法と入門用学習サイトを5つご紹介します。
Javaは、プログラミング言語の一つです。
では、Javaはどんなことに使われているプログラミング言語なのでしょうか?
その特徴などをご紹介します。
Javaが実際に使われているサービスや機械について紹介します。
Webサービス | Amazon.com/eBay/インドの鉄道予約サービス |
ソフトウェア | Androidアプリ全般/株や為替などの自動取引ソフト/スマホやパソコン用ゲーム/人工知能 |
生活 | 携帯のSIMカード/クレジットカード/ICカード銀行/ブルーレイ・プレイヤーやテレビなどの家電/図書館の管理 |
機械 | IoT/ドローン/MRIやCTスキャンの画像解析ソフト |
このように、Javaは私たち身の回りに溢れています。
銀行や医療に使われるJavaのシステムはお金や命に関わるため、導入すると入れ替えるのが大変です。
それでも選ばれたJava、それだけ安定したプログラミング言語であり信頼性がある証拠です。
Javaは、自分の中に架空のパソコンを持っている珍しいプログラミング言語です。
自らが仮想マシンの役割を果たせるため、どんなOSでもCPUでも動く特異体質を持っています。
例えば、カーナビにはパソコンの機能がありませんが、ここでもJavaは動きます。
サーバやルータとも互換性がいいので、最初にプログラミングのイロハを知るには格好の材料です。
Javaはプログラミング初心者が学ぶにはやや難易度が高い言語ですが、プログラミングの基礎的な考え方が身に付くので、他の言語を学習する際に役立ちます。
そのため、初心者におすすめできる言語です。
Javaは、環境を選ばない汎用性の高さや、信頼できるプログラミング言語であることに人気が集まり、多くのプロジェクトで採用されています。
ソフトウェアの開発環境と実行する環境が違っても動作するので、Windowsで作成したものをOSXやLinuxで動かせます。
そのため、パソコン、スマホ、冷蔵庫、洗濯機、カーナビ、テレビ、など様々な家電で利用されています。
下記でも解説していますが、需要が多いので学習して損はないプログラミング言語と言えます。
レバテックキャリアが2019年6月に発表したプログラミング言語別求人ランキング(対象期間:2017年4月1日~2019年3月31日)の結果によると、Java求人が全体の約30%を占めて第1位になったことが分かりました。
2位はPHPで約15%。
Javaは、2位にダブルスコアの差をつけての圧倒的な1位を獲得したのです。
2017年、2018年の求人動向をより詳しく調べていくと、Javaは上昇傾向にありますが、PHPは緩やかに下降しています。
Javaの人気が上がっている理由は、スマホ決済サービスの拡充、仮想通貨系業界からの需要が増えていることなどが挙げられます。
今後は、人手不足になる業界から業務効率化の課題が増える見込みもあるため、Javaの求人は益々増えていくと予想されます。
[出典]レバテックキャリア
初心者がJavaを勉強するときに、JavaとJavaScriptを混同する人がいます。
実は、JavaとJavaScriptは名前が似ていますが、メロンとメロンパンぐらいの違いがあります。
そもそもJavaScriptはJavaの真似をして作ったスクリプト言語。
JavaはSun Microsystems社、JavaScriptはNetscape Communications社と、それぞれ開発した会社も違います。
Javaは「Write Once, Run Anywhere」をコンセプトにどんなハードウェアでも動かせる優秀なプログラミング言語として開発されました。
それに対してJavaScriptは簡単に作れる手軽さと素早さをコンセプトに開発。
名前は似ているのですが全く違うプログラム言語なので注意が必要です。
書籍を買う時やサイトで項目を選択する際は、JavaScriptではなく必ず「Java」を選んで下さい。
Javaは一体どんな計画で勉強するのがベストなのか?
最短かつ確実にJavaを身に着ける、時間別のおすすめ項目や学習の順番とコツをご紹介します。
Javaを習得すれば成功できると最初から意気込み過ぎると、途中で息切れしてしまいます。
なんでも最初は全体像を掴むことが大事、ぼんやりとでもいいのでJavaの概要を捉えて行きましょう。
Javaのプログラミングの書き方やオブジェクト指向は一体何なのか?
完璧に覚えるよりも60%~80%の理解度を目指しJavaに慣れるように進めて行きましょう。
Javaがイメージできるように完成プログラムを模写します。
何度か模写しているうちに、繰り返されていることや用語が自然と頭に残るでしょう。
全てを覚えながら模写するのではなく、どんどん先に進めましょう。
動く感覚が掴めたらJavaのプログラムを触り始めます。
これまでは、自分のコンピューターにEclipseなどをインストールして開発環境を準備していましたが、現在は後ほどご紹介する「Progate」というJava学習サイトを利用するのがおすすめ。
ここは仮想ツールをクリックするだけでプログラムが触れます。
クラスライブラリについて学習しましょう。
Javaはクラスと呼ばれる小さなプログラムを集めて、最終的にクラスライブラリとして一つのプログラムになり機能します。
Javaのクラスと呼ばれるプログラムは毎回必ず一から書くのではなく、既存のライブラリを利用して、必要に応じてオリジナルの部分を追加しながらアプリケーション開発などを実行します。
Javaにはどんなクラスがあるのか?
まずは、標準ライブラリから学習して行きましょう。
次は自分でプログラムを書いてみます。
最初は簡単なものからスタートし動いた時の達成感を味わっておきましょう。
実践に入った時に必ず必要になるサーバーサイドプログラミングやフレームワークの構成についても学習しておきましょう。
さぁ最後の課題です。
オリジナルのプログラムを作ってみましょう。
コンパイルに気が付けず何日も遠回りするかもしれません。
しかしここでの経験のほとんどが実践でも躓くポイントです。
自身のプログラムができると、実績になり就職にも有利に働きます。
無料でも使えて本当に便利なJavaの学習サイト。
数ある中からどれがおすすめなのか?
挫折しないでJavaが身につく初心者向けサイトをご紹介します。
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URL:https://prog-8.com/
無料:一部利用可能
有料:¥ 980
契約期間:1ヵ月単位で利用可能
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Progate(プロゲート)はJavaの基礎から応用までをイラスト付きで分かりやすく説明しているサイトです。
Java基礎コースの全18レッスン全て無料。
それ以上の応用コースは、月額980円の有料会員登録が必要です。
利用ユーザ数は86万人、提供国数は100ヵ以上、多くの人に重宝されています。
ProgateはJavaの基礎、全18レッスンが無料で受講できます。
↑の画像のように、最初はイラストで、本や動画よりも学びやい「スライド学習」からスタートします。
自分のペースで学習でき、復習しやすいのが強みです。
次はプログラムを書いて学びます。
実際にプロダクトを動かしながら勉強するので、実践で使えるスキルが身につきます。
ブラウザ上でコードを書いて結果を確認するので、自分でソフトをインストールしてプログラミング環境を設置する手間が省けます。
Progateの特徴は「創る体験」が用意されていることです。
将来Javaで仕事に就いた時、1人でも迷わず手が動かせるように、プログラムを書いてJavaを学習する、創れる人になるのが特徴です。
有料プランは1ヵ月単位で利用できます。
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URL:https://eng-entrance.com/category/java
無料:全て無料
有料:なし
契約期間:なし
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エンジニアの入り口はエンジニア養成学校「リナックスアカデミー」が運営するサイトです。
学校の名前にある通りLinuxを中心にした内容が充実していましたが、現在はJavaがメインになっています。
現役の講師らが作成した「Java入門」はシンプルで分かりやすくデータも正確なので便利です。
目次が細かく設定してあるのでピンポイントで自分が調べたい内容が探せます。
エンジニアの入り口は全て無料で閲覧できます。
資料の数は多くはありませんが、下記画像のようにイラストを使った説明などで読みやすく解説されています。
躓きやすいポイントには必要なリンクが貼られるなど配慮されています。
少々物足りないくらい読みやすく書かれているので、このサイトで概要を掴み、Javaで抑えておきたいデータ型・変数・Stringなどの細かい部分は別のサイトや本などで深く掘り下げましょう。
エンジニアの入り口には最新記事が充実しています。
独学でJavaを勉強していると今自分が勉強している内容が古いのでは?と心配になることがあるので、最新記事にも目を通しておきましょう。
最新記事には下記の通り分かりやすい図解が掲載されていることが多く、オブジェクトとサーブレットの関係、クライアントがレスポンスを返す際にどんな動きをするのかなど、自分では見つけ難い良い情報が発見できます。
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URL:https://www.javadrive.jp/
無料:全て無料
有料:なし
契約期間:なし
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サイトの概要
JavaDrive(ジャバドライブ)は、初心者がメインターゲットのプログラミング言語学習サイトです。
Javaについての記載が最も多く充実した内容が揃っています。
最初の項目「Java入門」では、Javaの開発環境を準備するためのJDKのインストール方法や、プログラムの作成と保存、コンパイルと実行について解説。
その他7項目から選択します。
サイト内の情報は全て無料で閲覧でき、有料の設定はありません。
一見シンプルで物足りない雰囲気がありますが、Javaだけでも全ての項目を網羅するとかなりの知識量です。
このサイトは全ての項目に目を通すよりも自分に必要な箇所だけをピックアップして学習するのがおすすめです。
Javaのプログラムを作る際、JavaDriveではテキストエディタを使ったやり方が紹介されています。
初心者には「なぜテキストエディタ?」と不思議かもしれませんが、実は実際多くのプログラマーたちが実践でテキストエディタを利用します。
JavaDriveでは現場に近い知識が学べます。
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URL:https://codeprep.jp/
無料:一部利用可能
有料:2018年1月4日でプレミアム会員は終了
契約期間:なし
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CODEPREP(コードプレップ)は実際にプログラムを作りながら学ぶ、実践学習タイプのオンライン学習サイトです。
Websocketを利用しながら、クイズ形式で文字列を埋めて欠けたプログラムを完成していきます。
Javaのファーストクエスチョンは「ドライバーをロードするプログラムを完成させること」。
最初からこんな問題、難しくて解けるわけないと思うかもしれませんが、Websocketの左側には常に答えを導き出すヒントが出る仕組みになっています。
そのヒントを読んでいけば、自ずと答えに辿り着くので必ずプログラムが完成できます。
完成すると「ピン!」という音が鳴り実際に作ったプログラムが動きます。
そして最後には結果が出るため、達成感が病みつきになる面白さがあります。
以前はプレミアム会員に有料で登録できましたが2018年1月4日で終了しました。
現在は、無料の部分と一部有料だった部分が利用可能です。
Javaがどんなプログラムなのか理解できなくても、CODEPREPの問題を解くと、データ型やクラスの数値がなんとなくこういうものなのだと分かり始め、次第に中身が分からなくても感覚が養われます。
1問が約2~3分で終わるように作られているので、文字ばかりの学習に疲れた時はこのサイトを訪れ、1日1問チャレンジするのがおすすめです。
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URL:https://schoo.jp/
無料:一部利用可能(しかしJavaに関する動画は有料のものだけ)
有料:¥ 980
契約期間:1ヵ月単位で利用可能
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Scoo(スクー)は動画でJavaが学べる学習サイトです。
会員数は30万人を突破。
365日色んなカテゴリーの授業が生放送されています。
Java以外の動画を含めると4600本以上、Javaだけに限定すると272本の動画があります。
動画数は多いのですが、Javaに関しては2015年から2017年に撮影したものがほとんどで、2018年以降の新しい情報は1~2本分しか確認できません。
それでも初心者には必要なJavaの基礎知識に関する動画が多数あるのでその点では便利なサイトです。
生放送中の動画は無料会員でも閲覧できます。
しかし録画した動画を見るには月980円の有料会員登録が必要です。
年間契約すると2ヵ月分が無料になる特典が付きます。
無料会員になると同時に2回分のチケットがプレゼントされるので、最初はこれを使ってどんな動画があるのか、自分に向いているのか?チェックするのがおすすめです。
なんといってもこのサイトの特徴は文字ではなく動画をみながら、まるで授業を受けているかのようにJavaが学習できることです。
残念ながらJavaに関する動画は全て有料でした。
無料会員でゲットできる2枚のチケットで試してみて自分に合っていれば数ヶ月だけ有料会員になってみましょう。
どんな風に勉強したら他の人は挫折したのでしょうか?
過去に採用して上手くいかなかった方法をご紹介するので、そこを避けて最短で成功する道を通りましょう。
Javaは他のプログラミング言語をいくつか経験した人でも難しいと感じる言語です。
本だけ、学習サイトだけ、何か一つだけのツールで勉強しようとせず、本も学習サイトも、できるならスクールに通うこともおすすめです。
一つの方法だけで勉強すると、効率が悪くて時間が掛かり挫折しかねません。
最初は自分の好きなツールからスタートし、効率が悪くなったらすぐに他のアイテムを取り入れましょう。
なぜJavaを習得したいのか、目的を決めずに学習をスタートすると、何のためにJavaを勉強しているのかが分からなくなり、モチベーションが下がって途中で辞めたくなります。
きっかけは何でもOKです。
とにかく自分をやる気にさせる魔法を掛けましょう。
例えば、今の給料を2倍にしたい、もっとモテたい、親を安心させたい、老後は安定した生活が送りたい、などキャリアチェンジした後のワンランクアップした自分をイメージしておきます。
1日の勉強時間を設定せずダラダラと学習すると、思いの外時間が長引きます。
基礎は最初の1ヵ月でマスター、応用は次の2ヵ月、実践はその次の2ヵ月でマスターするなど具体的に期間を定めましょう。
都度小さいゴールを設定し辿り着けた達成感を味わうことでモチベーションは継続します。
なぜ今Javaを学ぶべきなのか?
それは現在だけでなく、将来に渡って想像を超えるメリットが予想されるからです。
具体的には一体どんなメリットがあるのか?
思わず明日からJavaが勉強したくなる理由をご紹介します。
Javaエンジニアの求人は現在増え続けています。
DODAの業界別求人率2019年5月の結果によると、プログラマーを始めとしたIT技術職求人倍率は現在7.96と高い需要があることが分かりました。
求人倍率は1人あたり何件の求人があるのかを表した数字です。
上記はIT技術職1人に対し8社が同時に「来て欲しい」とラブコールを送っているのです。
JavaはIT技術職の中でも最も求人倍率が高いプログラム言語なので、Javaだけの求人倍率を概算するとおよそ1.5倍、12社は超えると予想します
つまりJavaの経験を積めば12社から1番好きな会社が選べるのです。
転職が容易と言われているエンジニアという職種の中でも、更に需要が高いので、自分の求める働き方や待遇に見合った会社への就職も容易になるでしょう。
[出典]DODA業界別求人率
冒頭でも説明しましたが、Javaの特徴はその汎用性の高さです。
Javaを習得することによって作業を効率化するシステムからスマートフォンアプリ、ゲームまで様々なものを作ることが出来ます。
エンジニアとしての需要が高いことももちろん魅力ですが、個人的に何かを開発する場合でもこの汎用性の高さは魅力でしょう。
Javaは基礎的な部分で覚えることや学ばなければいけないことが多く、初心者がいきなり手を出すと挫折しやすいとも言われていますが、その分一度習得してしまえば他の言語を学ぶ時にも非常に役立ちます。
Web系言語の基礎は全て身に付くので、言語ごとに微妙に違う書き方だけ覚えればRubyやPythonといった他の言語もすぐに扱うことが出来ます。
IT系のエンジニアにはフリーランスで活躍する人が大勢います。
お金に余裕が出来れば自分の働きたい時間だけ働いたり、海外に在中して日本の企業と仕事も可能です。
さらに、Javaは案件としての数も非常に多く、フリーランスになった際も多くの仕事を請けられることが予想できます。
最初の数年間だけ我慢して必死にJavaを自分のものにすると、残りの人生通勤ラッシュに悩まされず楽しく生きることもできるでしょう。
エンジニアはスキルによって給料が上がる仕事です。
年功序列ではないので、自分がスキルアップすることによって早いうちから給料を上げることも可能です。
また、プログラミングは頭を使う仕事ですので、体力が落ちる年齢になっても仕事ができます。
フリーランスになることが容易なことと相まって、長期的にお金を稼ぎ続けることができる職種でもあります。