独学でコーディングをしていると「どんなに調べてもエラーが解決できない…」そのような場面があります。ここで諦める必要は全くありません。起こったエラーを質問できるサイトを使えば、あなたの悩みが解決します。しかし、ちゃんと解決法を教えてもらうためには気をつけるポイントがあります。 

今回は、初心者プログラマーの悩みを上手に解決してくれるサイトと質問方法のコツなどをご紹介します。最初は誰でもプログラミング初心者です。分からないことはスムーズに解決するためにもいい質問ができるようになりましょう。 

初心者にオススメの質問サイト一覧

プログラミング初心者の方を対象に、プログラミング学習をしていると必ず見かける質問サイト5つの特徴を紹介します。 

・どんな質問が多いのか
・初心者でも質問して大丈夫なのか

 など、プログラミング初心者が気になる疑問に答えていきます。 

Teratail

teratail

 Teratail(テラテイル)は、エンジニア向けの質問投稿サービスです。Teratailの大きな特徴は、

・初心者マークを使用可能
・言語別に対応可能
・様々なSNS、メールアドレスで簡単登録
・高い質問回答率

が挙げられます。プログラミング初心者の中には「質問するのはハードルが高いかも…」という方もいるでしょう。Teratailでは初心者マークが使用でき、回答者に自分が初心者であることが伝わるので、質問しやすくて安心です。

 Teratailでは、質問フォームを使用します。質問する際に、

・タイトル・初心者マーク
・タグ(プログラミング言語など)
・質問入力フォーム(質問の具体的な内容)

を入力します。タグには言語などを選んでジャンルを指定できるので、言語別に質問対応が可能です。 

質問数 10万件以上(2017年11月時点)|参考:PRtimes
回答率 90.51%
簡単登録 Facebook、ツイッター、Google、はてな、GitHubのアカウント、メールアドレスで登録可能
質問の種類 PHP、JavaScript、Javaの順で多い(2017年11月時点)、AIやIoTの投稿も急激に伸びている
オススメポイント ・回答率が90%以上と可視化されている
・初心者マークのおかげで未経験者も質問しやすい

Qiita

qiita

Qiita(キータ)は、プログラミングに関する知識を共有し合うサイトです。Qiitaには、

・プログラミングの悩みを解決できる記事が豊富
・プログラミングの知識や経験を発信できる

という特徴があります。質問サイトではありませんが、自分の悩みを検索すると同様の悩みを解決している記事が出てきて、解決できるようになります。記事数は約418,000件もあり、種類も、 

・プログラミングのノウハウ
・アプリ開発の製作過程
・プログラミングの学習でオススメの本

など様々なので、あなたの悩みを解決できる記事が見つかるはずです。またプログラミングに慣れてきたらその経験をアウトプットすることもできます。自分の経験を活かしてQiitaに記事を投稿すれば、他のプログラマーの役に立ち、あなたのアウトプットの練習にもなります。たくさんのプログラミングの記事を読んで、学習を進めていきましょう。 

質問数 418,000件の記事が投稿|QiitaHPより
回答率 記事投稿型なので回答率の記載なし
簡単登録 ツイッター、Google、GitHubのアカウント、メールアドレスで登録可能
質問の種類 Python、JavaScript、rubyの順のタグが付いている投稿記事が多い
オススメポイント ・自分の悩みに関連する記事を探して解決できる
・「アプリを作ってみた」系記事、SNS連携サービスの特徴を書いた記事など、種類が幅広い

 Stack Over Flow

stack-overflow

 Stack Over Flowは、プログラミングに関するQ&Aサイトです。元々は英語版のサイトでしたが、2014年に日本語版のサイトが開設されました。

 Stack Over Flowは普通に質問をし合うだけでなく、他人の質問や回答を編集することもできます。質問にも評価ができるという点が、従来のQ&Aサイトとの違いです。もちろん荒らし防ぐため、投稿者が承認するまでは編集の反映がされません。他人の質問に補足をしたり、質問内容をわかりやすく編集できるので、Q&Aの質が自然に高くなっているのがおすすめのポイントです。

質問数 約19,000件|サイトのサイドバー統計情報より
回答率 78%
簡単登録 Facebook、Google、メールアドレスで登録可能
質問の種類 Python、JavaScript、swiftの順のタグが付いている質問が多い
オススメポイント ・海外の質問情報サイトの日本版
・英語が読める人は、質問数が多い英語版サイトがオススメ

QA@IT

QA@IT

QA@ITは、ITエンジニア向けのQ&Aサイトです。QA@ITの魅力は、ベストアンサーを変更できるという点にあります。Q&Aサイトでは一般的に、ベストアンサーが認定されると変更できません。QA@ITは認定後も質問への回答ができ、ベストアンサーが変更できるのでより満足度の高い回答を得られやすい仕組みとなっているのです。

QA@ITにはプログラミングのノウハウに関する質問だけでなく、プロジェクトの進め方に関する質問もあります。実務に関するQ&Aを読めば、就職後も役立ちます。

ただし、質問の回答率が約30%なので、

・質問する前にTeratailやQiitaを確認
・答えやすいように質問をして回答しやすくする

という使い方をするのがオススメです。 

質問数 約3,450件(うち未回答2,400)|投稿数より計算
回答率 約30%
簡単登録 ツイッター、Facebook、GitHubのアカウントで登録可能
質問の種類 bbs,rails,ruby,JavaScriptの順にタグが多い
オススメポイント ・プロジェクトの進め方など、業務についての質問もアリ
→エンジニアのリアルの声も聴けることも

MENTA

menta

MENTA(メンタ)は質問サイトではありませんが、メンターに相談ができるサービスです。プログラミングに関することを含め、起業や副業などについても相談ができます。勉強したあとにフリーランスとして活動したい人にはプログラミング以外のことが質問できるのは嬉しいです。 

MENTAに登録したら、まずは自分の悩みを解決してくれそうなメンターを探しましょう。契約が成立したら、月額制でメンターに相談できるようになります。

月にかかる料金は安くて1,000円からなので、お得にプログラミングについてアドバイスを受けられます。プログラミングは一人で勉強するのは大変なので、メンターがいると心強いです。マンツーマンでプログラミングを教えてもらったりアドバイスをもらいたいなら、MENTAを利用してみましょう。

質問数 267人のメンター(プログラミング・開発領域)
回答率
簡単登録 Facebook、Twitter、メールアドレスで登録可能
質問の種類 ・フリーランスとして月5万稼ぐ方法
・エンジニアの経験談についてなど、さまざまな相談ができる
オススメポイント ・マンツーマン/月額制で教えてもらう人を見つけられる(オンラインがメイン)
・プログラミングの学習サポートを受けられる
・質問サイトではないが継続的に同じ人に教えてもらえる
・比較的安価なので試しやすい

質問サイトの傾向とまとめ

5つのプログラミングの質問サイトを紹介しました。

回答率が最も高いのはTeratail。急ぎで確実に質問に答えてもらいたいのであれば、Teratailを使用することをオススメします。過去に自分の悩みと似ている質問が投稿されていることがあるので調べれば即解決する可能性も大。

 投稿数で言えば、Qiitaが一番です。プログラミングの関連記事が418,000件、サイト内検索をすれば躓いた部分を解決する方法が記事になっていることも多々あるので、質問しなくても悩みを解決できることがあります。

 いま勉強中の方のなかには「自分に関係ない質問は見なくていいや」と思う方もいるはず。しかし、自分に関係ない質問でもとても勉強になることがあります。何が原因でエラーが起きているかなど躓きやすいポイントが掴めるようになります。

質問サイトで「どの部分で躓きやすいか」をチェックして頭に入れておくと、プログラミング学習をスムーズに進められます。

回答をもらいやすい質問のコツ

質問の仕方によって返答内容が変わるのは、対面でも起こることはご存知の通りです。

期待する回答をもらうためには、質問を工夫する必要があります。求めている回答が一回で得られず、何度もやり取りするのは時間がもったいない。

しかし慣れていないと質問の仕方を迷ってしまうのも当然です。スムーズに回答が得られるようにするためにも、質問をする時は以下の点を心がけて質問しましょう。 

具体的にわかりやすく

質問が抽象的だと、回答するための情報が足りないので答えにくくなります。質問を訂正したり、何度もやりとりを往復するケースも出てきます。やりとりが増えると、その分悩みを解決するまでに時間がかかります。 

プログラミングの質問は「具体的にわかりやすく」を心がけましょう。あなたがどこで躓いているのかが具体的に伝わると、回答者も質問に答えやすくなるので結果的に効率良く悩みを解決できるようになります。 

タイトルから内容が分かるように

タイトルは質問の第一印象なのでとても大事。質問内容を簡潔に示すことで、具体的に見てもらいやすくなります。タイトルを見て「どういう内容なのかわからない」と思われると、スルーされがちです。 

例えば、 

・タイトルが長すぎる
・内容の説明がわかりづらい

という質問だと、あなた自身も答えづらくなるはず。せっかく質問したのに、答えられないのはもったいないです。回答者の目に止まりやすくするためにも、内容がわかりやすいタイトルを心がけましょう。

質問の、言語やツールのタグはつけること

多くのサイトでは、質問内容に言語やツールのタグをつけられるので欠かさずに。

タグをつけることで

・質問者の悩みのジャンルがぱっと見で分かる
・タグ検索によって回答者が質問を探しやすくなる

というメリットがあります。しかしタグのつけすぎは注意、どのジャンルの質問なのか分からないと思われてしまいます。タグは2,3コに絞って質問するのが良さそうです。

「実現したいこと・発生している問題」を明確に書く

質問内容は、 

・実現したいこと
・発生している問題

を明確に書きましょう。この要素がしっかりと書かれていると回答者も同じ視点に立つことができ、解決方法も見えやすくなります。あなたと違うアプローチを提示してくれることもあり、気付きが得られることも。 

「調べたこと・試したこと」を具体的に書く

・何を試して、どんなエラーが出たのか
・何を調べてどのように解消しようとしたのか

質問にこれらを記載することで、質問者の悩みを想像しやすくなり回答しやすくなります。

逆に書かないと、自分が既にやったことが回答として返ってくることも考えられます。それは二度手間になります。余計な作業を省くためにも「調べたこと・試したこと」は質問内容に入れておきましょう。

試したソースコードも書く

質問には、あなたが試したコードも書きましょう。ソースコードがあれば、

・どこでミスをしているか
・どうすれば悩みを解決できるか

が見えやすいです。プログラミングでは「試したコードが間違っていた」ということもよくあります。

文章だけで説明しようとすると、回答する側が質問を読むのに一苦労し、どこで躓いているのかを想像するのも大変です。ソースコードを伝えることで、質問に答えやすくなり、より確かで具体的な回答を得られます。 

利用している環境について書く

利用している環境についても質問に書きましょう。 

・開発環境
・言語のバージョン

などが違えば解決方法も変わります。実はMacかWindowsかでも、回答に違いが生じます。開発環境や使用言語などを明記すれば、よりスムーズに答えてもらいやすくなります。

満足な回答が得られないときはどうしたらいい?

回答をもらいやすい質問のコツを紹介しましたが、コツを参考にしても「満足のいく回答がもらえない」ということはあります。もしかすると質問の仕方だけが問題ではないかもしれません。下記を参考に、より早く悩みを解決するための方法を試してみましょう。

 回答待ちの上限は6時間

回答待ちの上限は6時間が目安。質問をして6時間経ったら、それまでにもらった回答を参考にして試行錯誤してみましょう。

もらった回答で悩みを解決できたり、新たな発見・エラーが見つかることもあります。これで一歩前進。新たなエラーが出てきたら、調べてもう一度自力で解決できないか試してみましょう。ネットで検索すれば解決方法が見つかるかもしれません。直接解決しなくても、回答はヒントや解決のきっかけになります。

質問サイトを変えてみる

満足のいく回答が得られない場合は、質問サイトを変えてみるのもオススメ。回答率や使用しているユーザーも質問サイトによって異なるので、サイトを変えるだけで満足のいく回答が得られるかもしれません。

しかし、まれに「自分で調べた方が力になるよ?」という回答もあります。もしこのような回答をもらった場合は要注意。あなたの質問の仕方が不十分だった可能性があります。もう一度質問の仕方を見直し、質問を改善してみましょう。

質問方法を変えてみる

満足する回答が得られなかったら、質問方法を変えてみましょう。自分の質問をもう一度調べ直し、答えやすい質問にならないか考えることが大切。

また、例えばTeratailなどの質問サイトでは、名指して回答をお願いできます。各ジャンルに詳しい人に名指しをして質の高い回答をもらえると、わかりやすく説明してくれる可能性が高いのでオススメです。

質問力は現場でも役立つ

質問力は悩みを解決するだけでなく、就職してからの現場でも役立つので、コミュニケーション力も鍛えられます。積極的に質問サイトを使うことはそれ自体が勉強になり成長に繋がるのです。 

ただ、質問サイトに使い慣れていないと不安に思う人もいるはず。気持ちはわかりますが、心配する必要はありません。最初から質問を上手にできる人はいません。

上記で紹介した方法で解決できるようになれば、質問力も上がっていきます。経験を重ねていくうちに「こんな風に質問すればいいのかな?」と、自分なりに工夫を加えることもできます。

・どうすれば求めている回答が返ってくるのか
・一回目の回答で解決できる問題なのか

ということを考えながら、質問をするようにしましょう。

待ち時間がもったいない、そんな人はプログラミングスクールへ

 それでも質問して待っている時間は、プログラミングが前に進まなくてもどかしく感じる人もいるのでは。引っかかった問題次第では、休日をほぼ全部使ったのに、全然解決しないということもあります。

待つのが苦手な人は挫折しないためにも無料スクールがおすすめ?

質問サイトはプログラミングの悩みを解決するには便利、しかしどうしても待ち時間が生じます。特に日中は授業があったり働いていたり時間に制限があると、回答を待つ時間はもったいなく感じます。例え時間に余裕があっても「早く悩みを解決したい!」と思うこともあります。

時間がもったいないと思うなら、プログラミングスクールに通うのもオススメです。「全然進まない」「満足のいく回答がもらえない」ということが重なると、挫折する原因にもなります。自力で問題を解決する力をつけるのは大事ですが、挫折しないように続けられることはもっと大事です。

その場で質問でき、快適に学習するほうがいいなら

プログラミングスクールは、その場で講師に質問ができます。経験と知識が豊富な講師に質問できれば、質の高い回答が早く得られます。 

もしあなたがプログラミングを勉強する目的に、エンジニアとして就職することも視野に入れているなら、スクールはオススメ。就職先の紹介やサポートまでしてくれるスクールもあり、内定がもらえれば授業料が無料になることもあります。

またプログラミングスクールには、

・初心者が躓きがちなポイントをすぐに解決できる
・スムーズかつ短期間で一定の力がつく

 というメリットもあります。普段勉強に割ける時間を考えてみて、効率の良さを優先的に考えると一石二鳥になる人もいるはず。プログラミングスクールを活用することも考えてみるのもいいでしょう。

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