【受講生インタビュー】「接客の経験を活かしたエンジニアになりたい」| 未経験からエンジニアを目指すキャンプ生
GEEK JOB編集部
PeopleTechベンチャーとして、「Green」「yenta」「wevox」などの事業を運営する株式会社アトラエ(以下、アトラエ)。本記事では、同社でエンジニアを務める青野 雄介(あおの ゆうすけ)氏へ、同社の魅力やエンジニアとしてのやりがい、そしてアトラエとして大切にしている考え方を伺って来ました。
アトラエは「世界中の人々を魅了する会社を創る」というビジョンを掲げて、成功報酬型求人メディア「Green」、AIを使ったビジネスマッチングアプリ「yenta」、組織改善プラットフォーム「wevox」の3つの事業を運営しており、私はその中でyentaの開発に携わっています。
ビジネスパーソン向けのマッチングアプリです。AIでユーザの特性を分析し、相性が良さそうだと判断した方を毎日レコメンドします。
そこでお互いに興味を持ったプロフェッショナル同士がマッチングする、という仕組みです。
現在は、都内限定のサービスとして提供しているのですが、組織の壁を超えた弱い繋がりを作ることで日々のビジネスを加速させていくことを目指しています。
使われ方は様々で、社外の人と情報交換したいというカジュアルな目的から、採用活動や自社サービスの営業、起業の仲間探しなど多岐に渡ります。
アプリ全般の開発に携わっていますが、現在メインで触っているのはiOSの部分です。
ひたすら手を動かしてコードを書いているというよりは、仕様を伝えたり、コードレビューを行ったりといった、システム全体の方針を決めていく旗振り役として動いています。
やはりユーザーさんからの意見をいただけた時ですね。
ポジティブな意見をいただけた時はもちろんすごく嬉しいですし、ネガティブな意見だったとしても、自分たちが議論して作り上げたものがユーザーさんに届いて、そこからフィードバックをいただけたということはすごく嬉しいです。
そういった中で、yentaから仕事につながったとか、yentaで人生が変わったという話を聞くと、自分たちが作ったものが世の中に価値を生み出せたということで、つくり手としては非常にやりがいを感じます。
きっかけは2010年に公開された「ソーシャル・ネットワーク」という映画でした。Facebookの創業をテーマにした映画なんですが、少人数の大学生が作ったサービスがものすごい勢いで伸びていく様子を見て、インターネットの力ってすごいなと思ったのが1つと、今まで自分がユーザーとして使っていたサービスも、エンジニアという魔法使いみたいな人たちが作っているんだなという憧れに近いものを抱いたのがきっかけです。
理系の大学院を出てはいるのですが、僕が所属していたのは材料工学の学部だったので、プログラミングはほとんどやったことがありませんでした。
なので、エンジニアを目指すと決めてからは、プログラミングの勉強をしながら、未経験の自分をエンジニアとして働かせてくれるような会社を探して就職活動を行っていました。
そうですね。
自分の会社探しの基準として、まだできあがっていない事業や会社そのものを成長させていくところに貢献したいという思いから、大企業ではなく小規模なベンチャーで働きたいと思っていたのですが、そういった規模感で、かつインターネット系の事業を展開している企業として見つけたのが当時のアトラエでした。
大きく魅力に感じたことは2つあって、1つは企業としてのスタンスです。
アスリートやアーティストのようにメンバー全員で本気で大きな目標を追いかけられる組織、アトラエはそういった存在を目指しており、ここに企業としての美学を感じました。
そして2つめが働いている人たちです。
当時の僕は、仕事って面白くないことも多いし、同僚はあくまで同僚で、協力はするけどそこまでの熱量を持った仲間という感じではないという、ある種諦めに似たイメージを持っていたのですが、実際にアトラエの社員に会ってみると、本当に熱量を持って、それこそアスリートたちと同じようなレベルで会社を作っていたんです。
それを見て、仕事に対する自分のイメージも大きく変わりましたし、純粋にかっこいいなと感じたのがアトラエに入社するきっかけになったポイントでした。
ベンチャーならではの裁量とスピード感で働けることももちろんですが、世界中の人々を魅了する会社を作っていくために組織と事業の両方を大切にしているところがとても魅力的だと思っています。
売上に直結する事業の部分のみが優先されて、組織づくりの部分が軽く扱われている環境も世の中には少なくないと思っているのですが、僕らは組織づくりの部分も非常に重要視しています。
意欲あるメンバーが最大限パフォーマンスを発揮できる環境って何なのかということを常に考えていて、1つわかりやすい例を出すと、全員がオーナーシップを持って動けるように一切の役職を廃して本当にフラットな形態で組織を運営しています。
実際に働いてみると、無駄な稟議も一切ないですし、上司の顔色をうかがったりするような本質的ではない悩みも一切ないです。そこはすごく魅力的に思う一方で、このやり方はメンバー自身が能動的に動ける組織でないと回らない仕組みでもあるので、それがここから組織をスケールさせていく上で大事なポイントになってくるとも思っています。
そうですね。
役職を廃した組織づくりってある意味難しいやり方ではあって、その方法で戦っているからこそ僕は美学を感じたのですが、それゆえにぶつかる壁がこの先もあるだろうと思っています。
そして、僕らはそこにずっと向き合って、全員がオーナーシップを持てる組織のまま大きく成長していきたいと考えています。
これはエンジニアもビジネスサイドも関係なく、自分からどんどん動いていける人。
自分が関わるプロダクトや組織そのものに対して「自分がこれを作っていくんだ」という思いを強く持った状態で取り組んでいける人がいいと思っています。
僕らはこれから世界を魅了するサービスをどんどん生み出していかないといけません。
プロダクトを作るにしても、ある程度のところまでいけたら満足ではなく、真に価値のあるものを作るために突き詰めようとしてくれる人が来てもらえるといいなと思います。
これは難しい部分でもあります。ある程度キャリアのある方であればそれまでの実績から判断することもできるのですが、若い方の場合は本当に難しい。
その中で例を挙げるなら、自分が違和感を抱いたことに対してどう対応したかというのは面接などでよく聞いています。
会社や日常の中で、周囲の環境に課題や違和感を持つことはみなさんあると思うんです。その状態をよくするためにどういった思いで何をしたのかといった、問題解決とその際の意思決定について伺うようなイメージです。
そうですね。世界を魅了する会社を作るというのは簡単なことではなく、たくさんの障害も立ちはだかるはずです。
その時に、できない理由を探すのではなく、どうすれば突破できるかを考え抜くことがアトラエとして大事な考え方です。
自分とチームの力でなんとか解決するんだという気持ちを持ってくれる方でないと辛いと思いますし、途中で折れてしまったらその人にとっても僕らにとってもハッピーではないですよね。
今から入ってくる人は、これから組織のコアになっていく人材なので、そういった考え方やカルチャーへの共感が一番大事だと考えています。
これは、周りに聞ける人がいるなら聞きながら勉強するのが一番いいと思っています。
僕は周りにプログラミングが得意な友達もいなかったので、本を使ったりして黙々と勉強していたんですけど、まずは周りにエンジニアさんとかプログラミングに長けている人がいないか探してみて、その人に教わるなり、おすすめの本や教材を教えてもらいながら、簡単なものを1つ作ってみるといいと思います。
プログラミングの本って、初心者にとってはただ読んでもあまり面白くはないかなと思っていて、土台固めとしてそういう本を読むことから始めるよりも、これを作るという目的ありきで勉強していったほうが、最初のモチベーションも高く維持できると思います。
そうですね。学ぶことに関しては今はオンラインの学習サービスもあるし、御社のGEEK JOBのようなスクールもあるので、そこから合ったものを選べばいいと思います。
そういった学習支援のサービスもすごく増えて、学びやすさの点では僕が勉強していた頃よりもかなり楽になったとは思っています。なので、そこで勉強したことをどんどん壁打ちできる相手を見つけると相乗効果ですごく伸びるんじゃないでしょうか。
あとは筋トレじゃないですけど、最初の頃はどれだけコードを書いたかが実力に比例すると思うので、とにかくいろんなプログラムを書いて書いて書きまくる。少しつまらないと思っても、とにかく書き続けてみることですね。
とにかくやれば、最初ぜんぜんできなかったこともいつの間にか当たり前のようにできるようになりますよ!
<急成長中のBtoCアプリ開発の裏側をCTOから直接聞けるトークセッションイベントを開催します!懇親会も合わせて行いますので、是非ご参加ください!>