夢破れたバンドマンが未経験からプログラマーへ転職できた理由は「実績と振る舞い」
GEEK JOB編集部
ホテル勤務という全くの異業種からのプログラマーへの転職を目指していたKさん。独学でプログラミングを学び業務に活かしていただけでも高評価ですが、転職活動を成功させるためにはそれ以上に大切なことがあったようです。
名前 | K・A |
年齢 | 22歳 |
前職 | 大手ホテル会社勤務 |
プログラミング経験 | VBAを独学 |
今回お話しを伺ったのは、大手ホテル勤務という全くの異業種からプログラマーに転職を成功させたKさんです。
Kさんは、誰もが知るような大手企業から規模は小さいものの直案件を引き受けている会社へ転職し、いまではプログラマーとして就業しています。
最終的にはプログラマーとしての転職を成功させたKさんですが、それまでには大学受験で大きな挫折がありました。
Kさんは、国公立の中でもトップクラスの工業大学を目指しており、妥協を許さずチャレンジし続けたKさんは、大学受験を現役時代から数えて3度の失敗してしまいます。
失意に沈んだKさんは大学受験を諦めて、アルバイトで働いていた大手ホテル会社に就職することを決めました。
大手ホテル会社勤務というとIT業界とはかけ離れた業種のように見えますが、その中でもKさんは独学でプログラミング言語を学び、それを業務で活用していました。
今まで手作業で行われていた業務を自動化して便利するために始めたプログラミングでしたが、未経験者でも業務改善をするために自ら学び始めたその姿勢は、面接を受けた先でも評価されました。
当時、ホテルのフロント業務の合間で行っていたそのプログラミングをKさんは「おもしろい!」と感じたそうです。
プログラマーになりたいと考えた理由は、「楽しいと感じたプログラミングを本格的に仕事にしたいと思ったためです。」とKさんはいいます。
Kさんはプログラマーとして転職するために、GEEK JOBキャンプで本格的にプログラミングを学ぶことにしました。
しかし、GEEK JOB キャンプで学んでいた準備期間は長くはなく、KさんはGEEK JOBキャンプ史上最速の10日(平日のみカウント)で内定を取得する記録を打ち立てます。
「Kさんの職務経歴書はとても綺麗でわかりやすい日本語で書かれており、なにより他の人たちよりも提出が早かったです。」とKさんを担当したキャリアアドバイザーはいいます。
そして、「Kさんが内定を早期に獲得したポイントは、プログラマーとして必要な『納期意識』があるということ以上に、なるべく早く転職資料を提出しようとした『誠実な人柄』にあると思います。」とも話していました。
Kさんは面接でも聞き手の視点を忘れず、「私は話すことは得意ではありません。」と自らの弱点を包み隠さず伝えた上で、質問に対して要点を押さえた丁寧な回答をしました。
その結果、誠実な印象を与え、高評価を得ることができて、無事に内定を獲得しました。
Kさんは現在では就職先が大手企業から引き受けた社内でのJavaを使ったシステム開発案件に携わっています。
「業務未経験でもGEEK JOBキャンプで学んだJavaがいきて良かったです。」とKさんは嬉しそうです。
Kさんの同僚で同じGEEK JOBキャンプ出身のSさんによると、「Kさんは毎朝始業の30分前には来ていて、業務の準備をしています。」とのことで、真面目な性格は新しい職場でも発揮されているようでした。
Kさんに今後の展望を聞くと、「プロジェクトマネジメントオフィス(開発計画の管理を行う部門)までやっていらっしゃる方が多いので、いずれはそういうことがやれるようになりたいですね。まずはシステムエンジニア、次にプロジェクトマネージャーとキャリアアップできるように今は知識や技術を身に着けられるように日々学んでいきます。」と答えてくれました。
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