当社の『GEEK JOB プログラミングキャンプ』では、参加している学生に対してフィードバックとインタビューを行っています。

今回は、2月中旬に参加し、これから就職活動を行うキャンプ生自身の強みをインタビューしました。

プログラミングは未経験だけれども、これからプログラマーとして就職することを考えている方は、ぜひご覧ください。

名前 S・D
年齢 27歳
前職 営業
プログラミング経験 ほぼなし
参加時期 3月上旬
参加したきっかけ 成長が著しいIT業界に魅力を感じプログラマーになりたいと考えたため

学んできたことをフル活用する

学習中

―Sさんは最近どんなことをしているんですか?

最近は、どんなECサイトを作ろうかなと試行錯誤しています。

自分のやりたいことをやりつつ、どうすれば自分の身についていることをアピールできるかなと考えています。やっぱり学んできたことっていうのをフルに活用できる内容にしたいですしね。

いろいろな技術を学んだので、全てを入れようとすると難しいんですよね。なかなか案も思い浮かばなくて。

 

―確かに使う技術を全部載せようとするとけっこう大変だよね。だから、アイディアと見せ方はバラバラでもいいんじゃないって思います。自分でやれることはやって、見せ方を変えるっていう。

オリジナルサイトでは好きなことやって、そのために見せ方というか面談のときは学んできた内容を中心に見せる感じでいいんですかね。

 

―Sさんは開発者として会社に入る予定なので、開発として必要な機能、要は開発のコアな部分はちゃんとできるようにしておいた方がいいです。

そうですね。

でも他のキャンプ生のサイトを見た時に、自分がECサイトとか作るなかで、全然デザインとか入ってきていないなって思うことがあるんですよね。それで本当にお客さんに伝わるのかなっていう思いはあります。

差別化をどこでするのかっていったら、技術面ではみんな同じことができるので、やっぱりデザインなのかなって。

 

―確かにデザインとかに目が行きがちなんですけど、大事なのは機能の部分なので。

―あと特別なことができるというよりは、当たり前のようにECサイトであるべき機能が実装できて、なおかつ例外の処理もちゃんとされているという当たり前のことを当たり前にできるようになる状態を目指すと良いですよ。

確かに、そうですよね。

僕の場合、途中でよくデザインの方をやっていて、時間がなくなってきてやばいっていう時はありましたね。最初に要件設定をやっていなくて計画をちゃんとしていなかったっていう。

 

―開発でもデザインを外に発注することはよくある話なんですよ。まずは自分たちできちんと動くものを作って、そこにもらったデザインをかぶせることでよりいいものにするっていう。デザインにこだわりすぎると、自分たちが作りたいものができ上がらないから、結果的に何もできあがらないことになってしまう。

確かにそうですね。。ひとまずは当たり前のことを当たり前にできるような状態を目指してみます。

 

人を惹きつける力で過去には営業リピート率1位を獲得

お話し

―強みってなかなか自分で自覚することが難しいとは思うんですけど、Sさんが自分自信で自覚している強みとかってありますか。

今二つ挙げているのは、「段取り力」と「コミュニケーション能力」かなと考えています。

果たして自分で本当に「段取り力」があるのかどうかって問われると、ちょっと自信はないんですけど。でも前職で経験したことで、「段取り力」がなかったら上手く行っていなかったこともたくさんあったんですよね。

 

―前職は何をやっていたんですか。

前職は水道屋の営業と施工をやっていました。全然知識がなかったので、行って掃除するくらいで。

職人さんってけっこう汚い恰好が多いんですけど、とりあえず清潔な恰好で行くことと、笑顔を絶やさないようにしようとは努めていました。

お客さんとの会話もしながら掃除もきっちりやっていって。これを繰り返していくうちに、リピーター率も上がっていって、最終的にはリピーター率で1位を獲得していました。

 

―それはすごい強みですね。客観的事実が出来上がった瞬間に、それって絶対的な強みになるんですよね。Sさんの場合は毎月リピート率が1位だったんですか。

最初は営業だけで入ったんですけど、急遽人が足りないということで、営業兼職人をやることになったんですよね。最初1ヶ月くらいは見習いだったんですけど、二か月後くらいから潰れるまではずっと1位でした。

 

―自分のどういった要素があったからリピート率1位がとれたかとかって分かりますか。

あんまり自慢にはならないですけど、話のネタを作るっていうのはずっと意識していました。あとクレーム処理も基本的に任されていましたね。

 

―何でクレーム処理を任されていたんですか。

ただ単に人がいなくて、若くて謝りやすそうだろっていうことで行かされていました。クレームもとにかく話題を作ってっていうので解決していきましたね。

1回とても怒っているお客さんがいたんですけど、修理に行く際に何か作業をしたんだったら、最低限の額をとってこいって言われて。そんな無茶なとか思いながらも、お客さんには謝ったんですけど、まだ怒っていて。

最終的に、帰り際に玄関先に貼ってある子供の写真を見つけたんですよ。それで、この子かわいいですねってなって。そしたらその子がCMにちょうどでていたんですよね。もしいらっしゃたら見せていただきたいなと言ったら、見せてもらえて。本当可愛いですねって、そんなことを話しているうちに、最終的にお金もいただくことができたんですよね。

 

―それって、きっとスキルじゃない何かなんですよね。コミュニケーション能力ってすごくふわっとしていて、いろんなパターンがあるんですよ。他人の話を聞くのが上手いのか、きっかけを作るのが上手いのかとか。今のSさんの話から必ずお客さんに響く何かがあるんですよね。

なるほど。そこまで考えてみたことはなかったです。確かにもう少し考えてみるといろいろと出てきそうなので、自分と向き合ってみます(笑)

 

前職でも大切にしていた「笑顔」と「正直さ」

面談

僕は前職にいた時から、「笑顔」と「正直」っていうのは大切にしていました。お客さんの目の前に行ったときに、お客さんに申し訳ありませんってつくろって謝っても分かってもらえないよなって思っていて。

とりあえず正直に全部言おうって心がけていました。そこでけっこう地元トークじゃないですけど、実家の話とかいろいろ話していく中でお客さんといい関係が築けたっていうのはありますね。

 

―採用企業側としては技術だけを持っているエンジニアではなくて技術もあるしコミュ力もあるっていうエンジニアを求めているところも多いです。だから正直に話すことで、その人も話を聞いてくれて結果的にその人との関係が築けたっていうのはけっこう評価されるんじゃないですかね。

そうなんですね。確かに言われてみると、そんな能力も必要そうな気がしてきました。

 

将来性が見通せるような分野を学んでいきたい

学習中

―今まではただIT業界に入れればいいかなと思っていたけど、これまで学んできたことで実際にこういうことがやってみたくなったとか、将来の展望について具体的に何かありますか。

IT業界っていっても、各企業に就職して力をつけていくこともできるし、フリーランスという働き方を選択している人もいて、いろんな形があるんだなとは思いました。

でも具体的にはあんまり理解できていないんですよね。でも、こんな企業に入って、こんなことを学んでいったら結果的に将来これに一番近くなるっていうのが知りたいなとは思います。

そういうのが分かったら、はじめからその方向に進んでいけたらいいなとは思っているので。

 

―アプローチの仕方としての理想は、終着点を考えてその最短距離を行くことなんですけど、エンジニアとしてのベストな道ってないんですよ。技術で生きている人もいれば、コンサルに近くなっていく人もいる。それぞれで最短距離って異なるんですよね。

現段階でいくと、技術でいくか、コンサル系でいくかという感じですかね。

 

―もっといろいろありますよ。Sさんは、どういう分野に進みたいって考えてます?

実はまだぼんやりとしか考えられていなくて。ゲーム系であったりとか、Webサイト作ったりとか、システムとかを直したり、修正したり増やしていったりとかっていうことも考えられますし。だから、将来的にどういう方面に進んでいくのかなって。

要は設備屋さんだとしたら、水道設備・ガスの設備・住宅の設備・業界の設備とか職人の一括りですけど、自分がどういうの学んでいるかでできることが変わってくるんですよね。水道だとガスはいじれないですけど、ガスやだと水道もいじれてガスもいじれたりとか。逆に住宅設備とかってなってくると全部いじれないといけないので。

そういう感じで、IT業界のこの分野に行ったら、将来はそこしかできないんだよとか、その道にいくんだよとかっていうのがあるのかなとは思いました。

 

―僕は、IT業界ではこれしかできないっていうのが少ない方なのかなと思っています。IT業界って流動的でもあるし、そこに縛られないとできないっていうことでもないので。自分でいろいろなキャリアを作っていくことはできますよ。

軸じゃないですけど、ゴールをしっかり決めたうえで仕事について自分で考えられるようになれればとは思います。

 

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