プログラミングを全力で楽しみ自走する|未経験プログラマーとしての強み
GEEK JOB編集部
SE(システムエンジニア)に興味があるけど、何か資格を取っておくと転職に有利なのかな?IT未経験だけど取れそうな資格はあるかな?そんなあなたに、SEになるのに資格は必要なのかや、おすすめの資格をご紹介します。
目次
SE(システムエンジニア)は技術職ではありますが、なるために何かの資格が必要なわけではありません。資格なしで何十年もSEを続けている方もたくさんいます。
しかしながら、資格を取ることでスキルアップにつながり、スキルを持っていることの証明にもなります。就職・転職や昇進、独立などで有利に働いてくれます。ですから資格は取っておいて損はないと言えます。
IT系の資格は国家資格とベンダー資格の2つに大きく分かれます。
国家資格は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施しています。普遍的なITに関する知識を問われる資格で、どのようなSEの業務であっても役に立ちます。
一方、ベンダー資格は日本オラクル株式会社やシスコシステムズなどの企業が独自に実施している試験で、その企業の製品に対する知識や技術を問われる資格です。
国家資格に比べると受験料が高く、勉強のためにPCを使用したトレーニングが必要になる場合も多いので、具体的になりたいエンジニアの種類が決まっている方が必要に応じて受けるとよいでしょう。
難易度:★★☆☆☆ 学習目安:1ヶ月〜3ヶ月 おすすめ度:★★☆☆☆
パソコンの基本的な機能やセキュリティの重要性など、IT技術を使うすべての人が知っておくべき基礎的な知識を問われる試験です。システム開発というよりはPCを利用するための基本的な資格になります。
IT業界未経験、PCも普段はほとんど使わないというような人はそれなりの勉強が必要ではありますが、SEの就職や転職では正直あまりアピールポイントにはなりません。
アピールポイントにするというよりは、後に書く基本情報技術者試験や応用情報技術者試験を取るための足がかりとして勉強するとよいでしょう。
難易度:★★★☆☆ 学習目安:3ヶ月〜6ヶ月 おすすめ度:★★★★☆
SE(システムエンジニア)の登竜門とも言える資格です。ITに関する基本的な知識を幅広く身につけることができ、入社後に取得が必須になる場合もあります。これからIT業界で働きたい人はまずこの資格の取得を目指しましょう。
難易度:★★★★☆ 学習目安:3ヶ月〜6ヶ月 おすすめ度:★★★★★
基本情報技術者試験の1つ上のレベルに位置づけされる資格です。より深いシステム開発の理解が必要になり、経営やマネジメントに関する知識も問われます。数年エンジニアとしての経験を積んだ人を想定した試験ではありますが、実務未経験でも取得はできます。この資格を持っていれば未経験の場合でも面接で大きなアピールポイントにできます。
難易度:★★★☆☆ 学習目安:1ヶ月〜3ヶ月 おすすめ度:★★★☆☆
ネットワークの専門技術や管理のスキルを認定する試験です。簡単な方から順に下記の5つのレベルに分かれています。
<エントリー>CCENT:小規模ネットワークの導入、運用、トラブル対応に関する知識と技能がある
<アソシエイト>CCNA:指示を受けながらネットワークの導入、運用、トラブル対応の作業ができる
<プロフェッショナル>CCNP:ルーター/スイッチ/トラブル対応に関する作業が一人でできる
<エキスパート>CCIE:シスコ技術者認定の最高レベル
<アーキテクト>CCAr:ネットワーク設計のスペシャリスト
未経験から転職するのであればCCNAの取得がオススメです。実務に必要な基本知識を効率よく身につけられます。
難易度:★★★☆☆ 学習目安:1ヶ月〜3ヶ月/3ヶ月〜半年 おすすめ度:★★★☆☆
通称LPIC(エルピック)と呼ばれる資格で、OSの1つであるLinuxの技術者に対する認定資格です。サーバーエンジニアを目指す方にオススメの資格です。
※OS(オペレーションシステム):PCを動かすための仕組み。
資格の種類は簡単な方からレベル1〜3まで設定されています。各レベルで証明できるスキルの目安は以下です。
レベル1:サーバーの構築、運用・保守。実務で必要なLinuxの基本操作とシステム管理が行える。
レベル2:ネットワークを含むLinuxシステムの構築、運用・保守ができる。
レベル3:各分野の高いスキルを持つ専門家
未経験から転職するのであればレベル1か、余裕があればレベル2までの取得がオススメです。ただし、レベル2を受験するにはレベル1に合格する必要があります。
難易度:★★★☆☆ 学習目安:1ヶ月〜3ヶ月 おすすめ度:★★★☆☆
データベースの管理・運用とSQLのスキルを認定する資格です。簡単な方から下記の4つのレベルがあります。
ブロンズ:データベース管理の基礎知識を持つ
シルバー:データベースの運用管理、保守に必要なスキルがある
ゴールド:データベースの運用管理、保守に関する高度な知識やスキルがある
プラチナ:データベースのスペシャリスト
未経験からの転職であればブロンズの取得を目指しましょう。シルバー以降は一気に難易度が上がるので、実務経験を積んでからの受験をオススメします。
外資系企業や海外のお客様が多い会社などで、応募に一定のスコア以上の取得が必要になる場合があります。600点以上を求められるケースが多いです。
応募に特に必要がなくてもTOEIC600点以上は大きなアピールポイントになりますので、もしスコアを持っているなら応募書類には忘れずに記入しましょう。
一番の大きなメリットです。「どうしてもSEになりたいので、自分で勉強しました!」という熱意を伝えることができます。
入社後、持っている資格に応じて報奨金が出る会社があります。先程説明した資格は比較的初心者向けの資格ですが、それでも月々5,000円〜10,000円程度もらえるケースがあります。
持っているスキルや知識を明確に証明できるので、応募できる会社に幅が広がります。特にインフラエンジニアではベンダー系の資格を持っていることが歓迎されることが多いです。
ここまでこれからIT業界で働きたい人にオススメの資格をご紹介してきましたが、取りたい資格は見つかりましたか?
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