インフラエンジニアを目指している方にとって、自分の目指している職業に将来性があるのかどうかというのは非常に気になるところですよね。

AIを始めとしたIT技術の発展によって、多くの職業が仕事を奪われると言われている中で、10年後にインフラエンジニアの仕事はあるのか?と考えている人も多いと思います。

今回の記事では、そんなインフラエンジニアについて、将来性に焦点を当ててご紹介していきたいと思います。

インフラエンジニアの仕事がなくなることはありません

結論から言うと、少なくともここ数十年でインフラエンジニアの仕事が無くなることはありません。

むしろIT技術の発展に伴って、インフラエンジニアの需要は増加し続けています。

インフラエンジニアは、IT社会と呼ばれる現代の通信やシステムの基盤を作っている職種です。

インフラの名前が付くだけあり、今やインターネットは常に繋がっていて当たり前になり、人々の生活に無くてはならない存在です。

それを構築、整備する職ですので、すぐに仕事が無くなることはありません。

転職エージェントのDODAが発表するITエンジニア中途採用マーケットレポート(2019年3月発行)でも、インフラエンジニア(サーバーエンジニア・ネットワークエンジニア)の求人数は年々増加しており、仕事がなくなるどころか需要が増大していることが分かります。

さらに、インフラエンジニアの仕事というのは、発生しそうなリスクやなどを「予想」して行うことが多く、知識と経験値が必要です。

それらを身につけている人はどこでも重宝されるので、たとえ会社がなくなったとしても全く問題なく生きていけます。

インフラエンジニアの仕事内容についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事も御覧ください。

将来を考えるとクラウドの知識は必須

ただし、インフラエンジニアにも変化が全く無いわけではありません。

需要に関しては変わらず増加し続けているものの、求められるスキルには変化が現れています。

インフラエンジニアの仕事の中で近年大きく変化したことといえば、クラウドサービスの急速な普及によってインフラエンジニアにもクラウドの技術と知識が必要とされてきたというのがあります。

特にサーバーに関しては、AWS(Amazon Web Services)を始めとしたクラウドサービスを使うことが主流になってきています。

インフラエンジニアといえば、データセンターに出向いて大きなサーバーと格闘するイメージですが、従来使われてきた物理サーバーに比べスペースも取らずに済み、ローコストで扱いやすいため、企業の大小を問わず多くの企業がサーバーをクラウド上に設置するようになりました。

クラウド化の流れは今後も加速していくと考えられているため、インフラエンジニアとしての将来性を考えるのであればクラウドの知識は身につけておくべきでしょう。

平均年収は460万円と高水準

インフラエンジニアは、給与に関しては比較的高額な部類に入っています。

インフラエンジニアの平均給与は460万円なので、一般的な社会人の平均年収440万円と比較するとインフラエンジニアの給与は高水準です。

また、技術職の特性上経験を積めば積むほど給与も上がっていきやすく、将来において給与的な不安はあまりないでしょう。

資格を取得することによっても給与を上げやすく、給与面での将来性にも心配は無いでしょう。

キャリアパスは3種類

インフラエンジニアの将来的なキャリアパスを考えると、代表的なものは「マネージャー」、「スペシャリスト」、「コンサルタント」の3つになります。

それぞれについてどんなことをするのかご紹介します。

管理職として働く「プロジェクトマネージャー」

インフラエンジニアとして働く中で、技術とともにマネジメントの能力も身に着け、裁量を持ってチームをまとめていくポジションです。

広くインフラと言っても、その中にはサーバーやネットワーク、データベースと言った専門分野があり、規模の大きいプロジェクトではそれぞれの専門家が集まっています。

そんな専門家の集団をまとめ、プロジェクト自体を成功に導いていく非常に重要なポジションになります。

インフラに関する広い知識はもちろん、プロジェクトに対してかける予算や納期を把握した上で人員や装置を手配するなど、プロジェクトマネージャーの業務範囲は広いです。

それだけではなく、プロジェクトが円滑に進むようチームのメンバーとしっかり関係を築くことも大切です。

また、プログラマーやシステムエンジニアといった職種のメンバーもまとめていくことになるため、開発に関する広い知識が必要になります。

専門分野を極めた「スペシャリスト」

インフラエンジニアとして働く中で、最も興味を持った分野や難度の高い分野を極めることで、スペシャリストを目指すこともできます。

インフラエンジニアの仕事内容は多岐に渡り、それぞれの分野が非常に奥深いものになっています。

さらに技術自体も時代に合わせて進歩していくため、一人で全ての分野を極めるのは難しいでしょう。

そのため、インフラエンジニアにはそれぞれの分野を極めたスペシャリストが必要になります。

ハイレベルな技術を身につけることはもちろん、その技術に関する最新の情報や業界の情勢も把握しておく必要があります。

特に、セキュリティなどは最新技術を用いたハッカーとセキュリティのいたちごっこになるので、情報収集は欠かせません。

データベースの技術と知識に特化すればデータアナリストを目指すこともできますし、身につけた技術と知識からシステムの改善策なども提案できるようになれば、さらなる活躍も見込めます。

身につけた知識を使って経営課題を解決する「ITコンサルタント」

インフラエンジニアとして働く中で身につけた知識を活かして、企業の経営課題まで解決していく職種です。

インフラの知識や技術だけではなく、システム側の知識やビジネスの知識など非常に幅広い知識が求められるため、広く様々な経験を積んでいく必要があります。

また、経済の情勢やIT業界のトレンドなど、常に社会に対するアンテナを張っていなくてはなりません。

また、一つのプロジェクトにかかりきりということは少なく、同時にいくつものプロジェクトの課題解決策を考える必要もあるため、頭の切り替えに悩むこともあるでしょう。

身につけるべき知識や能力は非常に多いですが、給与水準としては最高レベル

IT業界の中でより幅広い活躍を目指すのであればおすすめです。

未経験からインフラエンジニアを目指すなら

インフラエンジニアになること自体には、何か資格が必要ということはありません。

また、インフラエンジニアの採用市場は、システムエンジニア、プログラマ等と同じく、非常に人材の不足している状況です。

結果として、専門色の強い業種ではありますが、未経験の方でも採用されやすくなっている傾向にあります。

下記の記事では、未経験からインフラエンジニアを目指すためのノウハウをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 
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