【受講生インタビュー】「接客の経験を活かしたエンジニアになりたい」| 未経験からエンジニアを目指すキャンプ生
GEEK JOB編集部
日本最大級のレジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」を運営するアソビュー株式会社(以下、アソビュー)。
本記事では同社でエンジニアを務める服部 毅保(はっとり たかやす)氏へ、同社の魅力や、エンジニアをめざしたきっかけについて伺ってきました。
僕は入社してちょうど2年になるんですが、現在は開発チームのマネージャーとして仕様作りやメンバーのマネジメントをするのを約6割、エンジニアとして手を動かすのを約4割の比率で行っています。
エンジニアとしては「asoview!」のWebサービスのサーバー側の開発を担当しています。
顧客の役に立っていると実感できる時が一番楽しいです。
一つ印象に残っているエピソードがあって、夏に従業員の仲間たちとチラシ配りをしたんです。
その時は、日頃顧客と直接接点を持つ機会の少ないエンジニアやコーポレートのメンバー、役員や社長までも総出で対応しました。
目的としてはあるレジャー施設の混雑緩和です。
そのレジャー施設ではチケット売り場にとんでもない列が出来上がってしまうという課題があって、チケットの購入のために多くのお客様を待たせてしまっている状況だったんです。
そこで、その列に並んでいるお客様に僕らがチラシを渡し、asoview!に登録していただき、電子チケットをその場で購入して入場してもらえるようなオペレーションの案内をしました。
そうすることで、さっきまで長い列に並んでいたお客様が、列に並ばずにスムーズに施設内に入場されるのを見た時は僕たちのサービスの意義をすごく感じた瞬間でした。
はい。その時僕は初めて自分が作っているサービスを誰かが使ってくださるところを間近で見たのですが、ちょっと感動しました。
どちらかというとやりがいといった部分になりますが、サイトのリニューアルをやったときは大変でしたけど楽しかったです。
そういった大規模なプロジェクトや、大きなリリースは、エンジニアとしては一番テンションが上がる瞬間です。
僕は2回転職しているので、アソビューは3社目になります。
1社目は富士通系列のSIerだったんですが、20年以上前の古い技術を使い続けていて、このままだと技術的に世間の変化に置いていかれる!という危機感を感じ、スタートアップのベンチャー企業へ転職しました。
転職した先では新しい技術を学ぶことはできたんですが、今度は逆に技術に寄り過ぎてしまって「誰に貢献しているのか?」が一切無くなってしまった。
そこで僕は、誰かを楽しませたり、人の役に立っていることを実感できるようなサービスを提供するような企業で自分の力を発揮したいと考えるようになって、転職市場を見ている中でアソビューに出会いました。
転職活動中に、たまたまWantedlyでスカウトをたくさん頂く時期があって、そのうちの一通にアソビューがあったんです。
決めたきっかけは人でした。
実は、最後の最後まで「ここだ!」という決め手というのがなくて、「他の会社と何が違うんだろう?」と思いながら最終面接を受けました。
そこで代表の山野と話したのですが、僕その場でめちゃくちゃダメ出しされたんですよ(笑)
当時の僕からすると、「そっちからスカウトしてきたのに、こんなにボコボコに言ってくる人初めてだ」と思いました(笑)
でも逆にめちゃくちゃ面白いなと思って。
本気で自分に向き合ってくれているのも感じましたし、なんでそこまで言われたのかっていうのも納得できたんですよ。
さきほど、「誰かを楽しませることに技術を使いたい」とか「誰かに貢献したい」といったことを考えていたとお伝えしましたが、実際蓋を開けてみると自分がスキルアップしたいという思いがどうしても先行していました。
そしたら山野から「お前それは違うぞ」と指摘されました (笑)
そこから帰りの電車で色々考えた結果、この短時間の間に僕自身の課題を的確に捉えて指摘してくれる人が代表をしている会社なら、自分らしく面白く働けるのではないかと思い、アソビューへ入社を決めました。
あらためて思い返してみたんですが、遡れるところまで遡ると、小学生の頃にはもうプログラマーを目指していました。
僕が小学校4年生の時に、家にPCが来たんですよ。
そこで初めて「yahoo!」を使ってインターネットで検索をしてみた時に「なんでも調べられる!すげえ!!」と思ったのがきっかけです。
そこからPCを使うことにのめり込んでいって、小学校を卒業する時に、タイムカプセルに書いて入れたのは、「将来の夢はプログラマー」だったことを今でもよく覚えています。
そうなりますね (笑)
いや、そこからすぐにプログラミングを始めたわけではないです。
どちらかというとインターネットを使って遊ぶことにハマっていました。
大学も一応理系でしたが、情報系じゃなくて天気や地震を研究する学科でした。
エンジニアとして仕事をすることを意識したのは大学1年生の頃です。
僕がiPhoneを初めて買ったのが2009年頃だったんですけど、そのころAppleやスティーブ・ジョブズがすごく有名になってきていて、めちゃくちゃかっこいいなと思ったんです。
自分もiPhoneのようなものをつくりたいと思い、そこから勉強し始めて、新卒では組み込み系をやっている会社に入社しました。
そうです。実際に手で触れるものがつくりたいなと思っていました。
その頃はWebアプリケーションには全然興味がなかったです。
組み込み系をやっている会社に入ったんですが、実際そこの会社は組み込みの開発をほとんどやっていなかったんです (笑)
組み込みに関わっているエンジニアは1割もいないくらいで、僕も例に漏れずWebアプリケーションの開発にいくことになりました。
そのまま流れで今もWebアプリケーションをやっているような形ですね。
それが、今ではWebアプリケーションの方が好きなんです。
忖度なしでWebアプリケーションです(笑)
ものって確かに形があって良いんですけど、実際ものを使ってなにをするのかということを考えると、サービスを利用するんですよね。
iPhoneだって色々なアプリを使うために皆持っているわけじゃないですか。
そう考えると、ユーザーに素晴らしい体験を提供する上でサービスってすごく大事で、Webアプリケーションならそれを実現できるなと思ったんです。
そういう考え方にシフトしてからは、ものに固執しなくなりましたね。
僕自身が人を魅力に感じて入社したからというのもありますが、働いているメンバーがすごく魅力的だと思っています。
アソビューのミッションとして「ワクワクを、すべての人に」というものを掲げているのですが、アソビューのメンバーは全員がこのミッションの実現方法を常に考えていて、それをベースにして会話が進むのがすごく良いんです。
本当に同じ目的に向かって全員が考えて、自分の力を出し合う感じがすごく魅力的ですね。
遊ぶことが嫌いな人って世の中にいないと思うんです。
そういう意味では、世の中全ての人の役に立つサービスだというのは非常に魅力だと思います。
あとは、世の中には本当にたくさんの「遊び」があるんですけど、機会がないとか、ハードルが高いといった理由で体験できていない人って多いと思うんですね。
そのあたりのハードルをグッと下げて、人々がどんな遊びにも挑戦できるようになるサービスだということも魅力ですね。
明るいですね。騒がしいとも言えるかもしれないです (笑)
営業メンバーも同じフロアにいるので、そっちの声も聞こえますし、エンジニアはエンジニアで、結構ワイワイ仕様について確認しながら作業してます。
めちゃくちゃ仲はいいです。
普通に喋ったりして仲が良いのももちろんなんですが、アソビューの場合1つのプロジェクトに全職種の人間が関わって動くので、仕事の面でも職種にこだわらず一緒にやっていこう!っていう雰囲気ですね。
そうですね、エンジニアに限って言うと、フロント側を強化していきたいので、そちらに強い人とか興味がある人に来てもらいたいです。
人柄としては、やっぱり遊びが好き、遊びを良くしたいっていう人ですね。
ここが採用においてすごく大事な部分で、職種関係なくアソビューとして余暇市場をどう良くしていけるのかということを真剣に考えてくれる人がいいです。
面接でそんなこと言ってくれたらめちゃくちゃ嬉しいですね。
できれば一度asoviewを使って体験してくださっていると嬉しいです。
本人がどういうことを実現したいのか、というのは深く聞くようにしています。
その人自身の中長期的なビジョンを聞かせていただいた上で、そこと僕らのビジョンが上手く合致すれば、僕らとしても長くお付き合いできそうだなと思いますし、その人にとってもアソビューにいることがプラスになると思っています。
僕個人としては、なんでも言ってくれる人が良いです。
抱え込まないというか、悩んだときはどんどん相談してくれるような人がいいなと思います。
あとは、失敗を恐れないというか、失敗しても問題とちゃんと向き合っていけるような人ならいいんじゃないかと思いますね。
これ、事前に質問をいただいた時に本当に難しいなと思ったんですけど、僕は「PCをCUIで操作してみる」っていうのを推そうと思います。
まずは基礎知識かなあとも思ったんですが、1人で本読んでもプログラミングの本って全然面白くないんですよ。
少なくとも僕は面白くなかった。
そう考えると、まずは「コンピューターをいじる楽しさ」みたいなものを実感してもらうのが良いかなと思ったんですね。
Windowsならコマンドプロンプト、macならターミナルを開いてもらって、黒い画面から直接パソコンに指示をしてみる。こう、裏側から操作している感覚ですよね。
これならパソコンさえあれば何もインストールしなくてもすぐできますし、何か簡単なコマンドを打って遊んでみれば良いんじゃないかと。
それぞれの開き方とか、コマンドの種類はネットで調べればすぐ出てくるので、見ながら色々試してもらえれば良いと思います。
そうですね。GUIからの脱却というか、今まで画面上のアイコンをマウスでクリックしたりして行なっていた操作が、黒い画面にコマンドを打ち込んでできたらなんか楽しいじゃないですか(笑)
少なくとも、エンジニアってそういう作業が面白いと思える人だと思うので、そこでテンションが上がるなら向いているんじゃないかと思います。
結構悩みました。当社のエンジニアにも聞いてみたのですが、その人は「とりあえず勉強会に参加してみる」と言っていましたね。1人でやると挫折しやすいので、まずは教えてもらう。
確かにそれもそうだなと思ったんですが、CUIっていう意見は他にあまりいなくて面白いだろうと思って、自分の意見を採用しました(笑)
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