【メンターインタビューvol.1】元ボードゲームカフェ店長 | GEEK JOBのエンジニア兼プログラミングメンターへインタビュー
GEEK JOB編集部
プログラミング完全初心者がJavaを習得する方法について解説しています。開発市場でのシェアが大きいJavaは、就職やフリーランスへの転身にも有利です。本記事ではプログラミング初心者が挫折せずにJavaを習得するおすすめの方法を紹介します。
「エンジニアに就職するならJavaが有利」
あなたはこのような話を聞いたことがありませんか?
たしかにJavaは汎用性に優れており、多くの開発現場で採用されているので、習得できればエンジニアとしての市場価値が大きく上がります。
もしもあなたが「エンジニアとして就職したい」と考えているなら、Javaは間違いなく習得しておくべきでしょう。
しかし、Javaにはスキル習得の難易度が高いという一面もあり、プログラミング未経験者が下調べなしに独学に挑戦した場合、非常につまづきやすい言語でもあります。
せっかく時間を割いてJavaのスキル習得に挑むなら、着実に学習ができ挫折しない方法を知っておきたいはず。
そこで今回は、プログラミングの完全初心者がJavaを習得してエンジニアになる方法をお届けします。
Javaを習得するメリットやおすすめの学習方法も解説しているので、ぜひじっくりご覧ください。
学習を始める前に、まずは「Javaとはそもそもどんなプログラミング言語なのか?」という疑問を解消しておきましょう。
なぜJavaが就職に有利なのかも理解できるはずです。
Javaは、数あるプログラミング言語の中でも、最も多くの開発現場で使われています。
Javaは非常に汎用性の高い言語で、活用シーンとしては、
など多岐にわたります。
扱うエンジニアが多いということは、それだけWeb上に情報が出ているということ。
学習や開発で行き詰まった際も、参考情報を見つけやすいのも1つの特徴と言えるでしょう。
Javaは「オブジェクト指向」という考え方を基に作られており、長期的に使うシステムや、大人数での大規模な開発に適しています。
オブジェクト指向とは、
といった要素をもとに形成されており、簡単に説明すると「効率よく開発を行うための考え方」になります。
大規模な開発現場では、役割分担を細分化して沢山の人間が同時に開発を行いますが、オブジェクト指向のないプログラミング言語を使って開発をすると、
というように、変更作業を延々とループしなければいけません。
結果、コードを書く量も膨大になり、更に不安定なシステムになってしまいます。
Javaなら、「クラス分け」という方法を使うことで、プログラムの一部を編集しても、その他のプログラムに悪影響が出ないようにできます。
大人数のエンジニアが携わる大規模な開発現場では、Javaが持っているオブジェクト指向が非常に役に立ちます。
オブジェクト指向について詳しく解説している記事はこちら!
Javaは、プラットフォームに依存することなく動作するプログラミング言語です。
その他に、プラットフォームに依存しない言語としてCOBOLもありますが、汎用性の面でJavaの方が優れていると言われています。
例えば、Appleが開発したSwiftはMacに搭載されているOSでなければ開発環境を構築することができません。
Javaなら、同じコードでどんなハードでも動かすことができるため、プラットフォームに依存しないアプリやシステム開発が可能になります。
どんなプラットフォームでも動作するという特徴があるからこそ、開発市場でのシェアが大きいとも言えるでしょう。
Javaの特徴を把握したところで、次はJavaを学習することで得られるメリットについて見ていきましょう。
開発市場でのシェアが大きいJavaを習得することは、就職にも確実に役立ちます。
これはプラットフォームに依存せず、活用シーンの多いJavaだからこそのメリットと言えるでしょう。
Javaスキルのあるエンジニアに対する需要は就職市場だけではありません。
求人だけでなく、業務委託案件も多数あるので、フリーランスを目指している方にもおすすめです。
例えば、Webエンジニアとしてキャリアをスタートさせる際、HTML/CSSのみ知識がある人材と、Javaを習得している人材では募集企業の数も質も大きく異なります。
より高い確率で就職を成功させたい方や複数の企業から、自分のビジョンに合った企業で働きたいと考えている方にはJava習得が有利に働くでしょう。
フリーランスとしても高単価の案件が多いJavaを習得しておくことはメリットになるはずです。
Javaは、プログラミングの基礎が学べる言語としても有名です。
これは習得難易度が高めと言われるJavaのメリットと言えるでしょう。
オブジェクト指向で汎用性の高いJavaは、プログラミングの基礎となる考え方や理論が詰まっています。
初心者に馴染みやすいプログラミング言語としてRubyやPythonなどがありますが、簡単な反面プログラミング全体の仕組みを理解することは難しいです。
Javaであれば「プログラミングとは」という根底の部分を理解するのに役立つので、基礎を固めておきたい初心者には最適な言語と言えます。
プログラミングの基礎理解に役立つJavaを習得することで、他言語の学習に活用できるメリットも得られます。
エンジニアとしてキャリアを築いていくためには、様々な言語を習得することが大切です。
自身で扱えるプログラミング言語が増えるほど、仕事の幅も広がりエンジニアとしての価値も高まります。
初心者にとって習得が難しいと言われるJavaですが、その後の苦労やプログラミング全体の理解度を考えると、初めて習得する言語をJavaにすることは良い選択と言えるはずです。
Javaを挫折せずに習得するには、質問ができる環境で勉強するのがおすすめです。
ここでは、Java学習を断念しないために事前に知っておくべき学習環境について解説します。
Javaの習得には非常に多くのメリットがあります。
しかし、習得難易度が高いため、完全な独学だと挫折しやすいプログラミング言語でもあります。
Javaはプログラミングの基礎が身につく反面、覚えることや専門用語も多く、未経験者が独学しようとすると分からないことだらけでつまずいてしまうことも少なくありません。
独学でJavaを習得する場合、できれば疑問点を質問できる相談相手がいる環境で勉強したいところです。
Javaに対して知識や実務経験がある人がいれば、挫折する確率をグッと下げることができるでしょう。
初めてのJava学習の際は、周りにJavaに精通したエンジニアがいないか探してみましょう。
開発市場のシェアが大きいJavaは、その分習得しているエンジニアも多いです。
など、Javaに詳しい人がいないか探してみてください。
周りに質問できる相手がいれば、独学でもJavaを習得していくことは可能です。
習得難易度が高めのため時間はかかりますが、知識や経験のある人と繋がれば挫折するリスクを最小限にできるでしょう。
もしも、あなたの周りに気軽に質問できるJava習得者がいないのであれば、プログラミングスクールを利用するのもおすすめです。
ほとんどのプログラミングスクールがJavaに対応しており、独学ではつまずきやすいポイントもメンター(講師)によってしっかり解決していくことができます。
地方在住者には、オンライン上で学習できるスクールも利用可能です。
また、エンジニアへの就職が前提になっている方であれば、無料で学習できることもあります。
この制度を利用することで、無料でJavaを習得した後、Javaエンジニアとして転職することもできます。
下記の記事で、都内のプログラミングスクールをまとめているので参考にしてみてください!
周りにJava習得者がいない方は、勉強会に参加するという方法もあります。
Javaに関する勉強会へ参加することで、基礎知識が身につくだけでなく、一緒に勉強する仲間を見つけることも可能です。
1人では挫折しがちな独学も切磋琢磨できる仲間がいれば、モチベーションを保ちやすくなるはずです。
勉強会の情報を探すには「connpass」という勉強会支援に特化したプラットフォームを利用するのがおすすめです。
Javaに関する勉強会も開催されているため、お住まいの地域で勉強会がある方は、ぜひ参加してみてください。
ここでは、未経験者におすすめのJavaが学習できるサービスの一例を紹介します。
1人でJavaに触れてみたい方には、初心者向けの学習サービスである「Progate」がおすすめです。
ブラウザ上で動作するため、PCとインターネット環境があれば学習できる手軽なサービスになっています。
また、スマートフォン版もリリースされており、PCを持っていなくてもプログラミングを体験することができます。
Progateのデメリットとしては、質問機能がないことです。
分からないことはJava習得者を探して質問するか、Web上の情報を集めて自己解決する必要があります。
また、Javaを活用して開発を行うには目的に合わせた開発環境の構築が必要です。
Progateは、環境構築不要の学習サービスとなっているので、環境構築に関しては別に学習する必要があります。
「Javaってどんなもの何だろう?」、
「自分にJavaが合ってるか体験してみたい」
このような小さな疑問やはじめの一歩を踏み出したい方に向いているサービスと言えるでしょう。
オンラインで学べるプログラミングスクールを探している方には「TechAcademy(テックアカデミー)」がおすすめです。
オリジナルの教材でJavaを習得することができ、分からないことはオンライン上で質問することができます。
その他、週2回オンライン上でマンツーマンのメンタリングを行えるため、講師と画面を共有しながら直接指導を受けることも可能です。
社会人であれば、2ヶ月189,000円でJavaスキルを習得できます。
お金に余裕があり、オンライン上でじっくりJavaについて学んでいきたい方は、TechAcademyのJavaコースを1つの選択肢として考えてみるのも良いでしょう。
Java習得の目的が就職であれば当社の運営する「GEEK JOB」も検討してみてください。
エンジニアとして就職を目指している方へ向けて、プログラミングの学習と就職を無料で支援しています。
在職中の方でも無理なく通えるよう、スケジュール調整を行うことも可能。
一緒に学習する仲間を作ることもできます。
Javaの学習を経て基礎的なスキルを習得できてきたら、簡単な成果物を作ってみましょう。
スキルは習得するだけでなく、実際に形にすることで身につけることができます。
エンジニアを目指すのであれば、学習しただけでなくJavaスキルを使って成果物を作ることをおすすめします。
自分自身で仕様を考えて成果物を作ることで、自分がどこまでできるのかも明確になるでしょう。
これはアクティブラーニングと言われる学習方法でもあり、成長率をアップさせる効果が期待できます。
なにか1つ、0から作り上げることができれば、Javaを習得することができたと言っても良いでしょう。
自身で作ったコードは、GitHubで積極的に公開しましょう。
GitHubとは、Webエンジニアが無料で自身のコードやデータを保存・公開できるサービスです。
GitHubを活用すると、あなたが書いたJavaプログラムを世界中のエンジニアと共有することができます。
自分のスキルをアピールする際も、GitHubのデータを共有するのはメジャーな手法です。
作った成果物をGitHubで公開するクセをつけておけば、より実践に近い形で成長していくことができるでしょう。
Javaのスキルを身につけて成果物を作り始めると、必ずと言っていいほど問題に直面します。
コードを追加した際に、バグに遭遇することは誰しも経験することです。
この際、便利に活用できるのがWeb上で質問できるサイトになります。
ピンポイントで分からない疑問やトラブルは、質問サイトで解決できるようになっておくと良いでしょう。
Webエンジニアの疑問を質問できるサイトとしては、
などがあります。
2つのサイトはエンジニア同士が質問したり、質問に回答できるため積極的に活用してみてください。
質問サイトを利用する際のポイントは、質問内容をなるべく明確にすることです。
「どんな状況で問題に躓いていて、どのように解消したいのか」をハッキリさせることで、質問内容に最適な解決策を得ることができます。
Webエンジニアにとって、上手に質問できるスキルはとても大切なので、積極的に質問をしつつ、質問の仕方も上達できるようにしましょう。
完全初心者からJavaを身につける方法を紹介しました。
開発市場でのシェアが大きいJavaを習得することで、エンジニアとして幸先の良いスタートを切ることができるでしょう。
難易度が高めのJavaを挫折せずに習得するには、エンジニアになってどのようなことを実現したいのかを明確にすることが大切です。
など、目的に合わせて学習方法を選択することで、スキル習得のスピードや目的達成までの速さも変わってきます。
習得が難しいとされるJavaですが、事前に学習計画を立てて、目的に合った学習方法を選択することで挫折のリスクを最小限にすることができます。
当社が運営するGEEK JOBをはじめ、様々なスクールでプログラミングの無料体験が開催されています。
完全無料でプログラミングに触れることができるので、まずは気軽に無料体験回に参加してみると良いでしょう。
完全な初心者は、まずプログラミングがどのようなものなのかを体験することで、その後のビジョン形成にも役立ちます。
人によって最適な学習方法は異なるはずです。
あなたに合った方法でJavaを効率的に習得するためにも、ぜひ実際にプログラミング体験を利用してみてください。
GEEK JOBの無料体験では、初心者がつまずきがちな環境構築の部分から、実際にコードを書いてプログラムを動かすところまで、専任のメンターのサポートを受けながら体験できます!
ご自身のパソコンをお持ちいただければそのパソコンで環境構築を行いますので、自宅でもプログラミングを行うことができるようになります!
もちろん、パソコンの貸出も無料で行っております。